Brexitはいつ起きる? [ゼロから一緒に知るイギリスのEU離脱: 2]

Brexit: イギリスのEU離脱について –

今イギリスで何が起きているのか、これから何が起きるのか、ゼロから一緒に見ていきましょう。

 

 

2. 「Brexitはいつ起きる?」

最初の数回は、イギリスのBBCで連載されている記事 “All you need to know about the UK leaving the EU: イギリスのEU離脱について知る必要のあること全て” からピックアップして見ていきます。

 
Brexit: All you need to know about the UK leaving the EU [BBC]

 

前回の記事: 「Brexitってなに?」でBrexitという言葉の意味や、発端について触れました。

今回は「じゃあBrexitはいつ起きるの?」ということについて。

Key dates at-a-glance
What is the ‘transition’ period?
Do we know how things will work in the long-term?

記事の中から、今日はこの3つをピックアップして見ていきます。

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「重要な日程: Key dates」

2018年10月18日 EUサミット

このサミットの中でBrexitの概要に、イギリス、ヨーロッパ双方が同意することを目標にしています。

(2018年12月14日) EUサミット

上記の10月のサミットで同意に至れなかった場合、この日程で改めて同意に挑みます。

2019年3月29日 Brexitの開始

来年の3月29日金曜日。

この日のイギリス時間23:00までにBrexitが開始されることが決まっています。

2020年12月31日 ‘Transition’期間が終了

Brexit開始の約二年後、’Transition’期間が終了します。

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「’Transition’期間ってなに?」

‘Transition (period)’日本語でいうと「移行期間」でしょうか。

「2019年3月29日に全てのBrexitを実行すると、かなりのトラブルが起きるんじゃないか」

この懸念から、Brexitをスムースに実行する為にイギリス、ヨーロッパ双方がこの移行期間を設けることに合意しています。

期間は2019年3月のBrexit実行から2020年12月までの21ヶ月

この期間で重要な点はヨーロッパ – イギリス間を人が自由に行き来できること、商品や金銭が行き来できること、ヨーロッパの法律が適用されることなどが挙げられます。

Brexitを支持する人の中には、「これはイギリスがヨーロッパに残ることを二年延長しているだけじゃないか?」という声も上がっています。

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「この2年の間にどんなことが起こるかは知られているの?」

No.

とこの記事の中では書かれていますが、他の記事の中でこれについて少し詳しく書かれています。

 
The UK and EU agree terms for Brexit transition period

 

この記事の中で重要な点と強調されているものから、いくつかを抜き出します。

この21ヶ月間 – 

 – ヨーロッパからイギリスに来る人は、今と同じ権利を得ることができる

– イギリスは新たな貿易ルールへの交渉ができる。

– イギリスはヨーロッパの一国として、ヨーロッパ内の他国と貿易することができる

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今回の記事で、来年3月にBrexitが実行されることと、そこから約二年の移行期間が適用されることが分かりました。

「ちょっと待ってよ、なんでそんなトラブルが予想されてまでイギリスはBrexitを起こしたいの?」

来週は、「そもそもEUとはなんなのか、イギリスはどんな考えがあってEUから抜け出したいのか」ということについて見ていきたいと思います。

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「僕たちの会話が何かのヒントになったら」

これをテーマにロンドンに住む日本人の人たちとの会話を配信するポッドキャストを始める予定です。

試しに、ロンドンで美容師として活動する友人との会話を録音しました。

約30分の会話の中で仕事のことや、ロンドンでの生活についての話をしています。

( 文 : 杉 浩毅 )

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・この連載の記事はこちらでまとめて読むことができます。

・個人のブログでロンドンでの日常を更新しています。
dig yourself ▷ in London.

・感想や意見、質問をメールで受け付けています。
hirokisugilondon@gmail.com

みんなでやれば怖くない!YMS 2018抽選応募セミナー!

イギリス

 

きたる7月23日、ついに第2回目のYMS 2018 抽選応募期間がスタートします!

 

今年の受付期間は、2018年7月23日(月)12時(正午)から7月25日(水)12時(正午)までの48時間!

 

年内にイギリスへの渡航を考えている方で、まだビザを取得していない人は必ず応募するようにしましょう!

 

【YMS 2018 に関する詳細情報はこちら】

 


 

 

第2回 YMS 2018の抽選スタートに先駆け、ワーホリ協会でも特別セミナーを開催いたします!YMSに応募しようと考えているけど、一人でやるのは不安…そんな方は是非ご参加ください!!

 

■ イギリスセミナー&YMS申請セミナー:

 みんなでメールを送れば怖くない!抽選セミナー

 

2018年7月度のワーキングホリデービザ(YMS)の申請条件、申請方法、注意点を前年度の申請方法と比較しながら紹介します。

 

※ワーホリ協会メンバー専用セミナーです。メンバー登録がまだの方は、こちらで登録後ご予約下さい。

※YMSの抽選をその場で進めていかれる方は、パスポートをご持参くださいませ。

 

東京オフィス

7/23 (月) 16:00 ~  ⇒ ご予約はこちらへ!

7/24 (火) 11:00 ~ ⇒ ご予約はこちらへ!

7/24 (火) 14:00 ~ ⇒ ご予約はこちらへ!

 

大阪オフィス

7/23 (月) 15:00 ~ ⇒ ご予約はこちらへ!

7/24 (火) 11:00 ~ ⇒ ご予約はこちらへ!

 

名古屋オフィス

7/23 (月) 17:00 ~ ⇒ ご予約はこちらへ!

7/24 (火) 14:00 ~ ⇒ ご予約はこちらへ!

 

福岡オフィス

7/23 (月) 17:00 ~ ⇒ ご予約はこちらへ!

7/24 (火) 17:00 ~ ⇒ ご予約はこちらへ!

アイスランドがヴァイキング発祥じゃない!?ヴァイキングの歴史を知ることができる博物館3選

こんにちは。

日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。

暑い日が続いていますね。熱中症対策はみなさん万全ですか?

熱中症には電解質を含んだ飲み物を飲んだほうが水よりも体にいいそうなので注意をして下さい。

 

さて、先日無事閉幕したロシアワールドカップ、フランスが優勝を果たしましたが、アイスランドサポーターが行っていた「ヴァイキング・クラップ」も話題になっていました。

 

この「ヴァイキング・クラップ」のイメージにより、ヴァイキングってアイスランドなんだって思った方も多かったかと思います。が、

 

実はアイスランドがヴァイキング発祥というわけではなく諸説ある事をご存知ですか?

今回は、ヴァイキングの事を知ることができる博物館をご紹介します!

※ワールドカップについてのブログはこちらから

 

 

 

■ ヴァイキング船博物館 (デンマーク)

 首都コペンハーゲンから西に向かったところにあるロスキレという町にあります。

海に面している地域が多いデンマーク、外敵から町を守るために西暦1000年頃に5隻の船を入り口に沈めました。月日が立ち、20世紀に入ってから引き上げられました。博物館内で町を守り続けていたこの5隻のヴァイキング船を見学することができます。また、ヴァイキングの衣装に変身できるコーナーもあるので、ぜひ試してみて下さい。

 

そしてこの博物館の屋外ではヴァイキング船を今でも造船しており、造船現場やロープ作りの現場を見ることができます。また夏のシーズンならヴァイキング船に乗ることができるイベントもあるので是非夏の時期に行ってみて下さい。

 

 

■海事博物館(ノルウェー)

ノルウェーの首都オスロにある博物館です。

この博物館の一部にヴァイキング船博物館があります。博物館の中には800〜1000年代のヴァイキング船が展示されています。この博物館では、それぞれの時代ごとにかたちが異なったヴァイキング船が合計3隻展示されています。中には船を解体する、いわゆる船の墓場から発掘されたヴァイキング船などもあります。

 

また、ヴァイキングのイメージとして略奪や殺人、海賊に似たイメージを持ちがちですが、実際は、交易能力や造船技術が高い、イメージとは違った本当のヴァイキングについて学ぶことができます。

 

またヴァイキング船の利用法として、なくなった方を弔うための埋葬線として使われていたことなど、今までのイメージを払拭することができる博物館です。

 

 

■サガミュージアム(アイスランド)

アイスランドへ移住してきたヴァイキングの歴史を知ることできる博物館です。

サガとは古アイスランド語で英雄伝説や神話などを表す言葉です。

この博物館では、人間そっくりの蝋人形が当時の様子を再現しており、歴史を学べる様になっています。

また日本語には対応しておりませんが、音声ガイダンスを聞きながら回ることができるので、より詳しく学べると思います。

 

もし日本人の渡航が増えるようだったら日本語対応の音声ガイダンスが新たにふえるかもしれませんね。

 

ちなみに、2018年5月29日にワーキングホリデー査証に関する協定の署名をアイスランド共和国政府と日本国政府との間にて行い、ワーキングホリデー協定国へ新たに追加されました。

情報元:日・アイスランド外相会談

アイスランドの基本情報はこちらからご覧いただけます。

 

 

いかがだったでしょうか。

少しでも北欧に興味を持っていただけたら幸いです。

それでは!

 

【関連記事】

ワーホリ中に一度は訪れたいおすすめ観光地【アイスランド編】

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