皆さん、こんにちは!ワーホリ情報局です。
海外渡航をする皆さんが最初にお世話になる現地の人、それがホストファミリーです。
いったいどんな家族だろう、どんな家に住んでいて、どんな生活をしているんだろう?
出発間際まで分からないと、ドキドキしますよね。
このシリーズでは、協会スタッフや協会を通して渡航した方の、ホストファミリーとの生活の体験談をお届けしたいと思います!
今回はニュージーランドに渡航したRikaさんの体験談です。どうぞ~!
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<目次>
・私のホストファミリー紹介
・ファミリーとの生活
・困ったこと
・これから渡航する皆さんへ
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・私のホストファミリー紹介
私は2年前、ニュージーランドのオークランドで半年間留学していて、その最初の1か月はホームステイをしていました。その時私のホストファミリーになってくれたのが、クラーラとハリソンの2人です!
クラーラとハリソンは共に40代の夫婦でしたが、2人の間に子どもは居なくて、代わりにジャックというとても大きいブルドックを飼っていました。特にハリソンはジャックのことを「He is my son!」と言ってとても可愛がっていて、家族同然の存在でした。
クラーラは割と大きな事務所の経理のお仕事をしていて、如何にも”仕事のできる女!”というスタイルのカッコイイ女性で、私はすぐに大好きになりました!彼女は元々イギリスの出身だったので、彼女の話すブリティッシュイングリッシュも凄くクールに聞こえて、私はよく彼女の少しシニカルな言い回しを一生懸命真似して使ってみたりしていました。笑
ハリソンはニュージーランドの地方出身の大工さんで、豪快に笑うワイルドな男性でした。二人は、凄く大きくて綺麗な石造りの、平屋建てのおうちに住んでいましたが、その家もハリソンが作ったそうで、しかも裏にはにはまだ建築途中のテラスもありました。彼は作業で汚れた服や靴のままリビングでくつろいで、いつもクラーラに「カウチに寝転がるのはシャワーを浴びてからにしなさい!」と怒られていました。笑
ジャックは160センチの私の腰くらいまでの大きさがある迫力のブルドックでしたが、もう11歳のお爺さんで、とても穏やかな性格でした。私は最初の数日は怖くてあまり近づけませんでしたが、すぐに慣れて、一緒に散歩をしたりするようになりました!
・ファミリーとの生活
クラーラもハリソンも忙しい人だったので、朝私が起きる頃にはいつももう家に居ない日が多かったです(私は8時に起きれば充分学校に間に合う生活でした)。
朝食は果物やヨーグルト、パンやシリアルなど、冷蔵庫や戸棚にあるものは自由に食べていいと言われていたので、自分で用意して食べていました。
学校から帰ってくると、半分くらいの確率で私より先にハリソンが既に家に居て、裏庭のテラスを作る作業をしていたり、リビングでテレビを見たりしていました。私はクラーラがいる時にはハリソンとも楽しくおしゃべりが出来たんですが、ハリソンと一対一だとあまり何を話していいのか分からなくて、自分の部屋に居たり、ダイニングで宿題をしたりして過ごしていました。
クラーラは大抵6時半過ぎに帰宅して、ディナーの用意をします。私はクラーラが大好きだったので彼女が帰ってくるとすぐに彼女の近くに行って、一日の出来事を話したり、食事の用意を手伝ったりしました。
知的で素敵な彼女ですが、「私料理は全然好きじゃないし苦手なの」と言っていて、シンプルなステーキや出来合いのラザニア、買ってきたチキンとボイルした野菜などが夕食に上がることが多かったです。私も料理は苦手だったので、苦手同士、一緒にチャレンジしよう!と言って、レシピのサイトを見ながら何度か一緒に新しい料理に挑戦したのがとても楽しい思い出として印象に残っています。一度私がお好み焼きを作って夕食に出したときも、凄く喜んでくれました!
・困ったこと
特に困ったことは有りませんでしたが、敢えて挙げるとしたら、クラーラと3人の時には私もハリソンも割と賑やかなのに、二人だけになると急にお互い無口になってしまい、少し気まずかったことです。
あとはジャックを撫でたり一緒に遊んでいると、いつもジャックのよだれで手や服がベトベトになったことくらいです。笑
・これから渡航する皆さんへ
これから渡航する皆さん、ホストファミリーと一緒にいい思い出を作るなら、彼らのお手伝いをするのが一つの近道だと思います!クラーラのお手伝いをして一緒に夕食の準備をする時間は、私にとって勉強にもなるし、彼女との距離を縮める凄く良い機会でした!
もしかしたら、ハリソンと二人で居た時に気まずくなってしまったのは、「一緒に何かをする」ということを彼とはほとんどしなかったからかなと思いました。今思えば、裏庭で作業をしているハリソンに「何か手伝えることある?」と聞いてみればよかったです(実際手伝えることがあるかどうかはさておき!)。そうしたら、もう少し仲良くできたかもしれません。これから行く皆さんは、機会があったら是非トライしてみてください。
いかがでしたか?
これからの渡航でホームステイを考えている人は是非参考にしてくださいね!
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