本日はイギリスYMSでの入国後の流れを徹底解説いたします。
《目次》
①イギリスYMSで入国した後の流れ
まずイギリスYMSで入国してから行う手続きは下記の通りです。けっこう多く感じるかもしれませんが、1つずつ確実に行っていきましょう!
【イギリスYMSで入国した後に行うこと】
①BRP:Biometric residence permit(バイオメトリック・レジデンス・パーミット)の受け取り
⇒こちらは2025年より必要なくなりました。すべての方e-VISA登録が必要となります。
②NI(ナショナルインシュランス)ナンバーの取得
③GP(かかりつけ医)の登録
④銀行口座の開設
⑤長期滞在先探し
⑥在留届の提出
⑦日本でSIMカードを購入していなかった人はSIMカードの手配
など
②イギリスYMSで入国した後の流れPart.2
イギリスYMSで入国した後に行うことの中で特にみなさんが疑問に感じやすい、上から3つの項目を解説していきます。
①BRP:Biometric residence permit(バイオメトリック・レジデンス・パーミット)の受け取り
⇒こちらは2025年より必要なくなりました。すべての方e-VISA登録が必要となります。
②NI(ナショナルインシュランス)ナンバーの取得
イギリスYMSで渡航する方は、やはりイギリス国内で働く経験を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
実はイギリスで働くには、YMSビザだけ持っていてもダメ。このNI(ナショナルインシュランス)ナンバーが必要になります。
現在オンラインで申請が可能です。
NI(ナショナルインシュランス)ナンバーの登録には下記が必要です。
- BRPカード番号
- 個人情報(名前/国籍/電話番号/現住所/生年月日)
申請後だいたい7〜10日後に、自宅にNI(ナショナルインシュランス)ナンバー書類が届きます。(記入書類、説明の紙、返送用の封筒入り)
- パスポートの顔写真ページのコピー
- BRPカードのコピー(両面)
を送ります。
★★書類に記入する際の注意点★★
黒のボールペンを使うこと。
大文字で書くこと。
間違えた場合はバツを付けてサインと日付を書いてから正しい情報を記入し、その方法以外で間違いを直さないこと。
など
※NI(ナショナルインシュランス)ナンバー記入書類は自分に当てはまる項目のみ記入します。
後日NI(ナショナルインシュランス)ナンバーが記載されたレターが送られてきます。
もしも届かなかったときのために、念のため申請番号は控えておいてくださいね。
③GP(かかりつけ医)の登録
イギリスのYMSを申請する際には必ずみなさん、強制加入保険のNHSに入ります。
そして、イギリス入国後にこのGP(かかりつけ医)登録をしておくと、基本的には無料で医療サービスを受けることができます。
※別途かかる費用もあります。(例:薬代など)
しかし注意が必要で、各病気ごとに専門医にかかることができるわけではなく、症状に関係なく、必ずGP登録した病院で診療を受けないと、医療費は無料になりません。
もしも専門医の受診が必要な際は、そのかかりつけ医から大きな病院への紹介という形が取られます。
住所の郵便番号を入力すると近い順に一覧が出てきます。
立地や口コミからどこのGPがよいのかを探し、基本的にはその病院に電話し新規患者受け入れているかを聞き、直接病院に訪れます。
その際に必要なものは、
- パスポート
- NHSナンバー
- 住所の証明ができるもの
- GP登録申込書(ダウンロードはこちらから)
となります。
もしも持病のある方は、日本から医師の英文診断書(英文処方箋がある方は併せて)をご持参いただき、GP(かかりつけ医)にご相談くださいね。
登録完了すれば後日NHSメディカルカードが送られてきます。カードはなくさないようにお気を付けください。
③イギリスYMSでのNG行為 本当?嘘?
イギリスのYMSに関する情報は、ネットで検索すると様々な情報が出てくる中、なかなか正確な情報(ソース)がないのもまた事実です(泣)
私たちのもとにもよくお問い合わせをいただきますが、その半分くらいはデマやうわさ話に過ぎないものだったりします。
そこでイギリスYMSでのNG行為は本当か嘘かを最後に解説します。
■定説①:
イギリスYMSでは、入国有効期限内にイギリスに入国できないと、もう一生イギリスへはYMSで渡航ができない!?
【回答】
そのままではもちろん入国有効期限が切れてしまっているのでダメですが、Vignette Transferという制度を使えば、入国許可期間を移行させることができます。
※しかしビザの滞在期間までを延長することはできないのでご注意ください。
■定説②:
アイルランド経由でイギリスに入国するとYMSが無効になってしまう!?
【回答】
アイルランドからイギリスに入国する際には、自由に行き来できる国内線のような扱いになり(CTAという協会が結ばれているため)、入国審査がありません、
そのためYMSのビザを持っていても、YMSではなく観光ビザでの入国にされてしまうケースというのが過去にあったのですが、現在は日本からイギリス直通でも自動化ゲートが採用されていますので、アイルランド経由でイギリスに入国いただいて問題ございません。(しかし不安な方は、むやみにアイルランドなど別の国を経由するのは控えましょう。)
■定説③:
イギリスYMSのビザセンター来館予約日にどうしても行けなかった!もうYMSビザは取得できない!?
【回答】
予約日にビザセンターに来館できなかった方は、再度オンラインでの予約は不可となります。ですので、アポ無しでビザセンターに行き事情を説明した上で、センター職員の方の指示に従ってください。
ちなみに、オンラインで取ったご予約は、来館日時の48時間以上前であればオンライン上で変更が可能となります。
いかがでしたでしょうか?
これからイギリスYMSのビザ申請を控えている方、これからイギリスYMSで渡航される方、ぜひ参考にしていただければと思います^^
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