海外に行きたいけど、予算がとにかく不安・・・それはきっと「何にどれくらいの金額がかかるのか分からない」という理由からくるものではないでしょうか。
ワーホリの予算を算出するには「そもそもワーホリする上でどんな費用がかかるのか」を知っておく必要があります!
渡航の準備にとりかかる前に、まずはきちんと予算の内訳を把握しておきましょう。
<目次>
・ワーホリで必要な5つの費用!
・ワーホリで必要な5項目それぞれの予算
・予算を削るためにできること
ワーホリで必要な5つの費用
ずばり、ワーホリで必要な内訳項目はこの5つです。
・ビザ申請料金
・航空券
・海外留学保険
・語学学校の学費
・生活費
そしてその合計が、あなたのワーホリの予算になります。
「自分の場合、いくらくらい予算が必要なんだろう?」
それは、あなたが思い描く理想のワーホリがどんなものなのかによって大きく変わってきます。
事項にて、それぞれがどのくらいの費用がかかるのか、具体的に見てみましょう。
ワーホリで必要な5項目それぞれの予算
1:ビザ申請料金の予算
ワーホリでどの国に行くとしても、相手国への入国許可を得るために、必ずかかる費用です。
予算は国によって大きく異なり、人気の英語圏では1.5万円~17万円*程度。
*国により、健康診断費用や加入必須保険料等が含まれます。
2:航空券の予算
ワーホリで海外に行く際は【片道航空券】のみの購入でOK。おおよその予算は7万円~17万円程度です。(短期留学や海外旅行の際には、往復券の事前購入が必須です。)
経由便の利用者からは「経由地での手続きで予想外に時間がかかり、乗り継ぎに失敗した」「経由地で荷物を引き取らなければいけないのを知らず、最終目的地に荷物が来なかった」など、トラブルの相談が後を絶ちません。
渡航先や航空会社などにより金額は大きく変動しますが、よほど海外慣れしている人でない限りは、予算をかけてでも直行便を利用しましょう。
3:海外留学保険の予算
保険の予算はプランや補償内容、滞在期間により異なりますが、ワーホリ1年間分の相場は20万円~25万円程度。少々大きな金額に感じるかもしれませんが、国民健康保険などと比べてみると高いものではありません。
最近では新型コロナの影響もあり、どの国も入国時の保険証書提示に厳しくなっています。滞在期間を満たす保険に入っていないと、最悪「現地に着いたのに入国できなかった」という可能性も。無駄なリスクを背負うのはやめておきましょう。
ブログや動画で「保険入っていかなくても大丈夫でした~」というワーホリ経験者もいるかもしれませんが、今はそんな時代ではありません。
また海外旅行などの際に利用されるクレジットカードの付帯保険ですが、ワーホリなど3か月を超える滞在の場合には利用ができません。
4:語学学校の学費の予算
語学学校の予算もピンキリではありますが、英語圏であれば1か月あたり12万円~15万円が予算相場です。また語学学校に通う期間はご自身で決められるので、それに応じて予算総額は変わってきます。
「現地にただ住んでいるだけで、仕事ができるだけの高い英語力を獲得する」のは現実的ではありません。海外で理想のワーホリ生活を送るにはどの程度の英語力が必要なのか、きちんと確認し計画することが重要です。
5:生活費の予算
英語圏の生活費としては、1か月あたり12~18万円程度の予算を見越しておけば良いでしょう。これには家賃や食費、交通費などを含みます。
ワーホリの場合には、現地で働きながら生活費を稼ぐことができますので、1年間の生活費を全額準備していく必要はありません。ですが到着後に仕事をみつけ、収入を得始めるまでは平均3~4か月かかると言われていますので、最低でも4~5か月分の生活資金を持って行くと良いでしょう。
英語圏各国では、特に外食・酒・たばこの価格が非常に高いため、予算を抑えるには自炊が基本。ワーホリを機に禁煙にチャレンジ!なんて方も少なくありません。
予算を削るためにできること
では、どうすれば予算を削れるのでしょうか?それには、いくつかの方法があります。
1:生活費を抑えやすい国を選ぶ
国により物価や生活費・学費等は異なりますが、予算に不安があるのであれば相対的にそれらが安い国を選択してみましょう。
例えば、英語圏でいうと、費用負担が大きくなりがちなのがアメリカやイギリス。特に家賃や学費が高い傾向にあります。
相対的に予算が抑えられやすいのはニュージーランド・カナダ・オーストラリア。ビザ申請代金も1.5万円~4万円と抑えられ、英米と比較し渡航費用が抑えやすいとされています。
2:学校選びを工夫(申込みのタイミングに注意)
日本国内の学校の学費もそれぞれ異なるように、海外の語学学校にも差があります。その差は国やエリア(都市)、提供しているコースなどでも変わりますし、その時々の割引でも大きく変動します。
また毎年秋~年末年始のタイミングは、各語学学校の学費改定が行われる時期。改定では年々金額が上がっている傾向にあるので、
ただ、相場と比較してあまりに安すぎる学校は「教師陣のレベルが低い(資格・経験無しでも働ける)」「授業時間が短い」「通学が不便なロケーション」「設備が整っていない」などの可能性もありますので、注意が必要です。
また、常に安さだけを売りにしているような学校は、結局「安さに飛びつく生徒」が多くなりがちという点も挙げられます。一緒に勉強する仲間の質もある程度担保したいのであれば、価格だけでなく、きちんと納得して通える学校を選ぶ必要がありますね。
3:現地でとことん節約生活を送る
日本は外食産業における価格競争が激しいですが、海外では外食は非常に高いもの。ワーホリ・留学中は主に自炊をして生活するのが節約の一番のポイントです。スーパーではお肉や小麦製品(パンやパスタなど)など安く売られていますので、健康を損ねない程度に切り詰めていくことは可能ですね。
ただ「海外でしか出来ない経験をしたい!」という思いを叶えることからは遠ざかってしまうと思いますので、旅行をしたり、現地でできた友達と飲みに出かけたり、楽しい生活を満喫できるような予算管理が必要です。
まとめ
ワーホリで必要な資金項目は、ビザ申請料金・航空券・海外留学保険・語学学校の学費・生活費の5つ。
「もっと旅行もしたかった」
「もっと学校通いたかった」
「日々の生活費を稼ぐだけのワーホリになってしまった」
これからワーホリに行く方は、資金不足で同じような失敗をしないよう、十分に参考にすると良いでしょう。
ぜひ後悔の少ないワーホリ・留学ライフを送ってくださいね!
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