日本ではまだあまり馴染みのない文化、その定番が「チップ(Tip)」の文化です。最近だとUber Eatsなどの支払い後に出てくるので、「チップとはどんなものか」はなんとなく知っている人もいるかもしれません。
チップの支払いを軽視していると思わぬトラブルに巻き込まれることもありますので、チップを支払う必要があるのかどうか、どれくらい支払うのかなど、基本的な知識を頭に入れておきましょう!
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もくじ
1)チップとは?
2)チップの文化がある国
3)どれくらい支払うの?
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1)チップとは?
チップとは「何かしらのサービスを利用した際、規程の料金とは別に支払う、心づけのお金」のことで、もう少しかみ砕いた説明にすると、お店や店員などから提供されたサービスに対する感謝を、お金で表現したものです。
基本的には感謝の気持ちなので絶対に支払わなければならないものではないのですが、場所によっては「チップが支払いに組み込まれている場合」や「チップが従業員の給与に直結している」場合もあり、チップを払わないことが失礼に当たることもあるので注意してください。
2)チップの文化がある国
アメリカ、カナダ、メキシコなどの国はチップの文化が全土に浸透しており、ほぼすべてのサービスでチップ支払いが発生します。
オーストラリア、アイルランド、イギリスなどの国では一部のサービスでチップが発生します。
一方でフランスなどの国ではチップは失礼にあたるので、気を付けてください!
3)どれくらい支払うの?
大体「発生した料金の15%くらいがチップの相場」といわれていますが、実はチップにも結構細かいルールがあり、国やサービスによってチップの量が変わるので気をつけましょう!
■ ホテル編
ホテルではドアマンやベルボーイが「ホテルのドアを開けてくれた時」「タクシーを手配・止めてくれた時」「荷物を運んでくれた時」に日本円で100~200円程度を渡すことが一般的です。
また、ホテルの部屋を掃除してもらう時も日本円で100~200円程度を部屋にチップとして置いておくとよいでしょう。この時はベッドなどに置いたりせず、見つけやすくチップだと分かりやすいようにしておかないと、忘れものと勘違いされてしまします。
■ レストラン編
レストランでは基本的に、合計金額の15~20%程度をチップとして支払います。基本的にはテーブルの上にチップを置いて席を立てばいいのですが、クレジットカードで支払う場合はでチップもクレジットカードで払うレストランもあります。その場合はサインをする伝票にチップの金額を書き込む欄があるので、そこに金額を書き込みましょう。
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カナダはオーストラリア等に比べると時給が高くありません。しかし、チップがあるので場合によっては思っていた以上に稼ぐことが可能かもしれません。
チップをもらう側として気をつけないといけないのは、「チップは絶対に貰えるもの」と過信しすぎないことです。文頭でも紹介しましたが、チップは「お店や店員などから提供されたサービスに対する感謝のしるし」です。接客態度などが悪いと、数10円しかチップを貰えなかったりします。そのことを覚えておきましょう!
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