
“ワーホリ・留学後、みなさんはどんなお仕事されてますか?” 私たち留学カウンセラーが、よくお客様からいただく質問です。
多様多種、十人十色なワーホリ・留学がある分、帰国後の就職もさまざま。このコラムでは、出発前のみなさんが気になる“ワーホリ・留学経験者のその後”をご紹介していきます(^^)
今回は、25歳でコロナ禍のイギリスワーホリ(YMS)を経験したGreenさんのワーホリ後をご紹介!
<目次>
・渡航前のこと(職業、きっかけ、不安だったこと)
・滞在中の生活(学校・仕事・英語力)
・帰国後の仕事(ワーホリがくれたキャリアへの影響)
《渡航前のこと》
■渡航前の職業
グラフィックデザイナー
■ワーホリ・留学を決意した理由やきっかけは何ですか?
元々は海外の美術やデザインに興味を持ち、現地で思う存分見てみたいという思いがありました。
またそれまでずっとデザイナーとして走り続けて来て、楽しかったけど、幸せかと問われると分からなかったので環境を変えたかった、というのもありました。
■仕事を辞めて海外へ行くことへの不安はありましたか?
わたしはコロナ前にビザの申請をしたのですが、コロナが日本に上陸してからビザセンターも国境も閉まったので、渡航できるか不安というのはありました。
《滞在中のこと》
■渡航プラン
ビザ:イギリスYMS
滞在期間:1年9か月
語学学校:6ヶ月
■現地での学校生活
わたしは語学学校に6ヶ月間通いました。ロックダウン中&学校に未成年も多く、人生で最大の病み期が到来していました。
毎日毎日学校を辞めようかと悩んだが、とてもいい先生がおり、また仲が良い友達もいたのでどうにか続けました。学校は3ヶ月目からオンラインに移行しました。
■海外でのお仕事
現地では日本食レストランバイトと、デザインのバイトをかけもちしていました。 また在学中はナニー、掃除バイト、日本語の先生、デザインインターン色々やりました。
仕事を始めてからは人生で最高に楽しかったです。同僚と仲良くなり、レストラン関係なため料理好きな人ばかりで、皆の国のご飯を作ってきてくれてよくお昼にパーティーのように食べていました。
■コロナ禍の生活
当時日本はニュース等をみてるととてもルールを遵守していましたが、ロンドンはロックダウン中でもかなりみんな楽観的で自由で、それにとても救われました。
また仕事の面では人生初の超絶ホワイトな会社だったので、これほど人を大切にするんだと思うととても嬉しかったし自己肯定感が上がりました。
また同僚も楽観的で人生をいつでもどんな時でも楽しむ人達が多く、とても前向きになりました。将来の不安が余りなくなったのは彼らに会えたからだと思います。
■渡航前にやっておけばよかったこと
個人的にはバリスタの経験をしとくべきだったと思いました。経験者を採用するところがいっぱいあったので、日本のカフェで働いたことがあれば、ヨーロッパのバイトでは最強かもしれません。
《帰国後のこと》
■現在のお仕事
グラフィックデザイナー
■ワーホリ経験がキャリアに与えてくれた影響
自分を幸せにするためにはどうすればいいんだろうと考えるようになりました。
皆にキャリアで抜かされている、とかとりあえず良いところに入らないと!とかいう呪いはなくなりました。彼等みたいに幸せに生きたいと思います。
■現地でやっておいて良かったと思うこと
やっておいて良かったのは現地での色々なデザイン経験とバイト経験。デザインというスキルがあると、カフェでもナニー先でもほぼ確実に何かの制作を依頼されるので、作品集が充実し再就職に有利と感じました。
■これから渡航する方へ
迷って後悔するくらいなら、行って後悔したほうがいいと思います。 第二の故郷を作れるので、いつか人生に疲れたときに訪れることができる場所があるというのはとても素晴らしいと思います。
ワーホリは、若い世代であれば誰にでも平等に与えられている、海外生活のチャンス。
海外で得た経験や英語力は、今後誰にも奪われることの無い、あなたにとってかけがえのない財産になります。
今後も“ワーホリ・留学経験者のその後”を紹介していきますので、みなさんのワーホリ後のキャリア形成の参考にしてくださいね♩
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