「ワーホリ・留学に行きたいけど、予算がきびしい…」「最短で効率的に貯金できる方法は?」
そんな悩みを抱えている方は、必見のインタビューです!
今回のゲストはSHUTOさん。カナダでのワーキングホリデーを経験し帰国。その後リゾートバイトで資金を貯めて再渡航。現在はオーストラリアで、充実した日々を過ごされています。
《予算不足》という壁をどのように乗り越えたのか、その秘訣に迫ります!
ワーホリへの憧れから始まった挑戦
SHUTOさんが初めて海外へ渡航したのは、2023年7月のカナダワーキングホリデーでした。
Q: 最初にカナダへ渡航されたのは2023年7月とのことですが、いつ頃から準備を始められましたか?
「渡航の4〜5ヶ月前、2月頃に初めてワーホリ協会に相談しました。初めての海外だったので、カナダの景色、英語の上達、外国の方とのコミュニケーション、そして異文化に触れること、すべてが楽しみで、とにかく好奇心でいっぱいでしたね。」
語学学校での学びと、見えてきた課題
カナダ渡航後、SHUTOさんは最初の半年間、語学学校に通われたそうです。
Q: 語学学校での経験はいかがでしたか?
「半年間語学学校に通ったのですが、正直なところ、自分の場合は少し長いと感じることもありました。というのも、学校に通いながら仕事探しもしなければならなかったので、仕事が決まってからは学校との両立がかなり難しかったんです。ワーホリビザの1年間で全てをこなそうとすると、時間が足りなくなるなと痛感しましたね。もし語学学習にしっかり時間を費やしたいなら、先に学生ビザを取得して、ある程度英語力を身につけてからワーホリビザに切り替えるのが賢明だと感じました。」
「英語力が十分でないと、そもそも仕事探しが難しいんです。実際、仕事が見つからずに半年ほどで帰国してしまう方もいました。結局のところ、『いかに早く英語で仕事を見つけられるか』がワーホリ成功の鍵だと感じたので、この点はワーホリ協会にしっかり相談することをおすすめします。」
Q: 学生ビザからワーホリへの切り替えは、やはりおすすめですか?
「はい、非常に賢明な選択肢だと思います。学生ビザで現地のルールや生活に慣れてから、貴重なワーホリビザを最大限有効活用できるので、精神的にも経済的にも安定するはずです。滞在期間を長くできるのも大きなメリットですよね。もちろん、その分まとまった予算は必要になるので、事前にしっかり準備できる方には本当におすすめしたいです。」
初めてのワーホリ、どれくらいの予算で渡航した?
誰もが気になるのは、やはり渡航資金。SHUTOさんはどれくらいの予算でカナダへ渡航されたのでしょうか。
Q: 予算はどのくらい持って行かれましたか?また、どのくらいあれば安心だと思いますか?
「最初の渡航では、初期費用として300万円を貯めました。学費や保険、航空券などを支払った後、手元に200万円くらいある状態で渡航しました。僕はかなり心配性なので(笑)。」
「ただ、トロントは本当に物価が高いです。預金が徐々に減っていくと、やはり焦りが出てきます。初期費用があまりに少ないと、生活が不安定になってしまう可能性もあるでしょう。留学経験など、海外経験が豊富だったり、コミュニケーション能力が非常に高かったりする人は例外として、一般的なおすすめの予算としては、各々に必要な学費に加えて、現地での生活費として最低でも80万円以上は手元にあった方が安心だと思います。」
カナダでの経験と、新たな目標
カナダでのワーホリ生活で、SHUTOさんは多くのことを得たと言います。
Q: トロントで得たものは何でしたか?
「語学学校に長くいたおかげで、本当に様々な国籍の方と知り合うことができました。もちろん、外国の方との交流も大切ですが、日本人からしか得られない情報もあるので、自分で選択肢の幅を狭める必要はないと感じましたね。その時に築けた人脈は本当に大きくて、そういった繋がりが広がるのは、自分にとってかけがえのない価値になります。同じ志を持ってその場にいる仲間との絆は深く、意気投合できますし、時には励みにもなります。日本人を含め、色々な方と積極的に関わってほしいです。」
カナダから一度帰国されたSHUTOさん。就職か、再渡航かで悩んだ時期もあったそうです。
Q: カナダからの帰国後、就職と再渡航で悩まれたそうですが、再渡航を決めた理由は?
「自分の場合は予算が潤沢だったので、修学や旅行を含め、1年目でやり残したことはあまりなかったのですが、カナダでの生活を通じて、意識が変わったんです。最初は海外生活への憧れが先行して渡航したのですが、実際に住んでみると、日本とは違ってゆっくりとした時間の流れや生活スタイルがとても好きで、自分に合っていると感じました。就職についても不安はありましたが、ワーホリ協会のキャリアサポート担当である高梨さんに相談しているうちに、自分の進むべき道が明確に見えてきて、再渡航を決意しました。」
Q: 英語力については、どんな成果がありましたか?
「僕は飲食店で働いていたのですが、もう少し英語力があれば、オフィスワークなど、もっと質の高い環境で働くことができたと思います。その意味ではこれが唯一のやり残したことなので、次の渡航でチャレンジしたいですね。」
予算不足の救世主!「リゾートバイト」との出会い
カナダ帰国後、再渡航を決意したものの、再びネックになったのは資金面でした。そこでSHUTOさんの目に留まったのが、「リゾートバイト」という選択肢だったのです。
Q: カナダ帰国から再渡航までの動きについて、詳しく教えていただけますか?
「カナダにいる間に、オンラインでワーホリ協会さんの留学担当の方に相談させてもらったんです。その時に、カナダでの延長、別の国への再渡航、そして帰国して転職するという選択肢について相談しました。結論、再渡航には追加で大きな費用がかかるため、一度帰国して就職することを決意しました。そして帰国後、改めてキャリアサポートの高梨さんに初めて相談させていただいたんです。」
「その時点では、リゾートバイトという選択肢は全く考えていなくて、英語を使った正社員の仕事を探していました。ただ、高梨さんと話をしているうちに、『まだ海外に行きたいという気持ちが大きくくすぶっている』ことに気づかせていただき、そこで『リゾートバイトを活用した再渡航の方法』を紹介してもらったんです。」
「一度は日本で就職しようと転職活動を始めたのですが、たとえ正社員で数年働いたとしても、『やっぱりまた海外に行くんだろうな』という結論に至りました。だとしたら、高梨さんから『SHUTOさんはまだ若いので、今のうちに早期で予算を再貯金して、できるだけ時間を空けずに海外渡航の経験を優先した方が良い』というアドバイスをいただきました。」
Q: 就職活動中はとても悩んでいらっしゃいましたが、リゾートバイトの方針が決まってからは、動きがとても速かったですよね?
「はい。迷っている時間があるなら、その間に働いた方が良いと思って、すぐに決めました。」
Q: 再渡航に向けての目標予算はどのくらいでしたか?
「トロントから帰国した時点で100万円程度の予算は残っていたのですが、やはり不安だったので、もう少し追加でお金を用意して渡航したいと思ってリゾートバイトを利用することを決めました。何かあった時に自分を助けてくれるのは『お金』なので。この時点では、合計で150万円から200万円くらいは用意して渡航したいと考えていました。」
・半年間で165万円!リゾートバイトで驚異の貯金実績
そして、いよいよリゾートバイトでの資金稼ぎがスタートします。その成果には目を見張るものがありました。
Q: 実際に、お金はどのくらい貯まりましたか?
「最終的には半年間働いて、プラスで165万円貯めることができました。平均すると月25万〜26万円くらいだったと思います。大変でしたが、繁忙期は月30万円を超えることもありましたね。頑張れば4ヶ月もあれば100万円は貯められると思います。」
「日本でそんな働き方ができるって、気づいていない人がたくさんいると思います。夢があるというか、実は現実的な方法なんですよね。」
Q: 半年間働かれたとのことですが、最初はどのくらいの期間を予定していたのですか?
「最初は3ヶ月と決めていたのですが、雇い主の方から『ぜひ残ってほしい』と頼まれて、実際にお金になるのは事実だったので、あと3ヶ月くらいは働いてもいいかと思って、延長することにしました。」
スムーズな手続きと、リゾートバイト選びのコツ
リゾートバイトの利用にあたっては、ワーホリ協会の紹介サポートが非常に役立ったそうです。
Q: 紹介後の流れはどうでしたか?
「めちゃくちゃスムーズでした。協会さんから応募したあと、提携先のビーグッドさんからすぐに連絡が来て、全国の候補を上げてくれました。そこで時給の高さで場所を決めて、応募資料を作成して送付したらすぐに決まりました。最初にコンタクトを取ってから、とんとん拍子で決まって、1週間経たないうちに働き始めていたと思います(笑)」
Q: スピーディーに動くためのコツや、リゾートバイト選びのおすすめはありますか?
「結局は自分が決められるかどうか、ですね。お金を貯めたいなら、とりあえず場所関係なく時給だけで見るのがおすすめです。『一番高いところにすぐ応募する』のが大事です。平日も楽しめるような観光地は浪費もかさみやすい。そうではなくて、僻地が狙い目です。まずはお金だけにフォーカスして、働いて貯めてから、そのあとワーホリで楽しむ方が絶対に良いと思います。」
Q: 交通費の負担や、慣れない住み込みなど、ネガティブ面も気になるのですが…?
「全て自分のためなので、自分がお金を稼ぐためにその場所に行くのは当たり前です。とにかくすぐ行って働けばいいと思います。場所によっては交通費を一部負担してくれるところもありますが、稼げる金額の方が大事だと僕は思いますね。」
Q: 一日どのくらい働いていましたか?
「旅館ならではなのですが、1ヶ月の休みが4〜5日と少なかったです。僻地で人手不足なので、シフトにはフルで入れることが多かったです。人気の観光地などは人がたくさんいるので、週3〜4回しかシフトに入れないこともあります。お金を貯めたいなら、僕のようにシフトにたくさん入れる場所を選ぶことをおすすめします。」
Q: シフトの休み希望は出せますか?
「もちろん、休みの希望は出せますし、どうしても出られない日は断れます。僕は『渡航のため』に働く、と決めていたので、できるだけ働く方を選んでいました(笑)。ビーグッドさんが紹介してくれる求人は、環境や人もどこもとても良いので、劣悪な環境はないと思います。働くか、働かないかは自分で選べますよ!」
リゾートバイトで留学費用は貯まるのか?
気になるのは、本当にリゾートバイトで留学費用が賄えるのかという点です。
Q: 結論、リゾートバイトで3か月以上はたらく場合、費用は貯められますか?
「全然余裕で貯められます。派遣は3ヶ月契約が多いですが、3ヶ月あれば75万〜80万円は貯められますね。結局はスピード感が一番大事です。人にもよりますが、決断して行動するなら、悩んでいるうちに100万円くらいはすぐに貯まると思います。」
「あと重要なのは、物欲を遮断することです。僕は『これは海外に行くためのお金だから』と、それ以外のことに一切お金を使いませんでした。周りの日本人は皆、『仕事が大変で、思ってたのと違う』と言って辞めていましたが、ワーホリ協会から渡航される方は、改めて『これは何のためのお金なのか』という部分をぶらさずに、短期集中で頑張ってほしいです。」
快適な環境で働くためのポイント
リゾートバイトを選ぶ上でのポイントも伺いました。
Q: 求人を選ぶ上で、希望を出すならどんなところですか?
「宿はしっかり見た方が良いです。共同スペースだったり、家賃がかかったりすることがあります。例えば、個別のアパート一室を与えてくれる場所もあるので、プライベートも確保できますし、忙しい中でもちゃんと休まる環境を確保できます。都会の方や家賃がかかるところが多いので、その点でも僻地がおすすめです。」
Q: 実際の働き方について教えていただけますか?
「『中抜け』というシステムで、朝6時に出社して、10時半〜11時頃に一度上がって宿で休みます。午後14時半になったらまた仕事を開始して、21時〜22時頃まで働くので、一日10時間〜12時間働くことが多かったです。残業代や深夜手当もあって、併せて1.5倍プラスでかなりもらえていました。部屋には寝に帰るというイメージでしたね(笑)。」
これからリゾートバイトを始める人へのアドバイス
Q: これから働く方へ、アドバイスがあればいただけますか?
『何のためにそこに行って、何のために働いているのか』ということを忘れずに日々過ごすことです。初心を忘れないことが一番大切だと思います。」
Q: ビーグッドさんの対応はいかがでしたか?
「対応がとにかく早いので安心します。フォローが丁寧なので、大変な環境でも安心して働けました。」
Q: 最後に、今後の意気込みをお願いします!
「僕自身もそうですが、これから海外に行く人みんな、『挑戦する楽しさ』を胸に抱いていてほしいです。先のことはわからないから不安になるけれど、それでも挑戦して、自分の足で挑戦する楽しさを忘れずに持ち続けていたいです。」
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貴重なお話をありがとうございました!
今回のインタビューから、ワーホリ・留学の資金調達において【リゾートバイト】がいかに有効な手段であるか、知ることができましたね。
「予算が足りないから…」と諦める前に、ワーホリ協会が紹介するリゾートバイトをぜひ検討してみましょう(*^▽^*)
>>帰国後の転職サポート『リプナビ』
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