ワーホリ帰国者にとって、その後の新しいキャリアの道を探ることは、次の新たな人生の始まりと言えます。勿論、留学経験は、日本での就職活動においても大きなアドバンテージとなります。
ですが、その経験をどのように活かし、どんな職種を選ぶかは、一人ひとりの価値観やスキルによって大きく異なりますよね。
今回は、ワーホリ前あるいはワーホリ中で、将来の選択肢に悩んでいるあなたへのヒントになるよう、ワーホリ帰国後に人気のお仕事9選をご紹介します!
<ワーホリ帰国後に人気のお仕事 9選>
1. 英会話講師・コンサルタント
2. 海外営業
3. 英文事務・貿易事務
4. 旅行業界
5. 留学業界
6. 教育業界
7.ITエンジニア
8. WEBマーケター
9. ホスピタリティ業界
1. 英会話講師・コンサルタント
海外での生活は、言語だけでなく、文化や慣習の理解も深めます。「英会話講師」として、その経験を生徒に伝えることで、彼らの学習意欲を高めることができます。
また、英語そのものを商材とする職業の中で、最近特に人気が高いのが「英語コンサルタント」という職業です。英語コンサルタントは、英語に関する専門知識を持ち、クライアントや企業に対して英語の指導やアドバイスを提供する役割を担います。
個人から企業まで幅広いクライアントと接する機会があるため、異なるバックグラウンドや目的を持つ人々とコミュニケーションを取りながら、英語の指導を行うことで、自身の視野を広げることができます。自分の指導が、相手の英語力向上に寄与した瞬間は、大きなやりがいを感じることでしょう。
2. 海外営業
グローバル化が進む現代社会において、海外市場に対応することは事業拡大の必須項目と言えます。多岐にわたる分野で活躍することが可能ですが、特に最前線で国外の新規顧客開拓や既存顧客との関係強化に努める海外営業は営業の花形と言え、人気を集めています。
高い言語能力と交渉スキルを駆使して、企業の成長と収益性を支える中核的な役割を果たすため、企業に対する貢献度も高く、高給を狙えるのが特徴です。海外出張も頻繁にあり、世界を股にかけて活躍が出来るビジネスパーソンの代表格です。
3. 英文事務・貿易事務
貿易に関わる事務職で、輸出入に関する企業(商社やメーカーなど)で働くポジションです。製品の輸出入の際に必要な手続き、書類作成、通関手配、運送便の手配など、専門性の高い業務を行います。
事務と言えど英語でのコミュニケーション力が非常に重要で、通常ビジネスレベル以上の高いスコアが求められます。
また、エクセル・ワードなどのオフィスソフトを実務レベルで使用できることが求めれ、業務スピード・正確さと共に慎重さが求められる非常に責任感を伴う業務となります。マルチタスクスキルに自信のある方におススメです。
最近では、IT会社などが外資系企業とのやり取りに別途英文事務のポジションを雇い入れ、オフィス内での英語翻訳・通訳の他、関係各社とのメール/電話応対を依頼するケースも増加しています。
4. 旅行業界
旅行業界では、実際にその地を訪れたことのある人材が重宝されます。旅行プランの企画やガイドなど、お客様にとって最高の旅行体験を提供するためには、実体験に基づく知識が不可欠です。
人気の職業としては、「カウンターセールス」「添乗員(ツアーガイド)」「ツアープランナー」などがあり、高いコミュニケーション力をベースに、顧客の要望やニーズを理解し、適切なプランを企画・提案する能力が求められます。
旅行業務法の知識を学べば、管理者へのキャリアアップの道が開け、より専門性の高い働き方を叶えることも可能です。インバンド需要の拡大で、外国人向けのツアーを専門とする企業も多数出てきているため、是非チャレンジしてみてください!
5. 留学業界
留学業界では、ワーホリ経験者がその経験を活かして「留学カウンセラー」として働くことができます。留学を検討している人々に対して、実際の経験に基づいた具体的なアドバイスを提供することが可能です。
実際の業務は多岐にわたり、留学セミナーやイベントの企画/プレゼン・カウンセリング応対・お問い合わせ応対・留学先の選定や入学手続きのサポート・ビザ申請や航空券手配などのサポートが挙げられます。
当然、英語力向上のためのアドバイスなども求められる立場であり、相応の英語力が必要です。留学業界は国際的な環境であるため、多様な文化や言語に触れる機会が豊富にあります。
6. 教育業界
教育業界では、「英語教師」や教材開発、教育プログラムの企画など、多岐にわたる職種があります。特に英語教育に関連する職種では、ワーホリで培った語学力を生かし、英語を母国語としない人々に対する英語教育に従事することができます。
また、「教育コンサルタント」として、学校や教育機関に対してカリキュラム開発や教育方法の提案を行うことも可能です。「英会話学校の運営スタッフ」として、店舗管理やマネジメントに就く選択肢もあるでしょう。
対象年齢は様々で、成人者向けのサービスもあれば、幼児・学生向けのサービスも多く展開しているため、自身の適性や価値観に合わせて環境を選択しましょう。
7.ITエンジニア
ITスキルは、英語と双璧をなす国境を越えて通用するのひとつです。プログラミング、システム開発、ネットワーク構築など、幅広い分野での需要があります。帰国後も、世界中の最新技術を追い続けることができます。
また、ITスキルは、今流行りのワークライフバランスや、フリーランスの環境を目指しやすいスキルの代表格です。
クリエイティブな仕事やコンサルティングなど、自分の得意分野で活躍することができます。最近では、社会的な需要に対するIT人材の不足から、未経験者や文系の方でも、ネットワークやセキュリティ・データベースなどの裏方を担当する「インフラエンジニア」へのチャレンジがしやすくなっているなど、新たなチャンスが生まれています。
ソフトフェアやアプリケーションの設計/開発や、WEBデザイナーなどの「開発エンジニア」と言われる職業もとても人気ですが、これらは高い理系への適性と、実務経験値・勉強量がモノを言う職業です。中途・未経験からのチャレンジは非常にハードルが高いため、時にはインフラサイドから着実にステップアップを目指す必要があるでしょう。
8. WEBマーケター
「WEBマーケター」は、デジタル技術の進化と共にその重要性が増しており、多くの企業でニーズが高まっています。
この職種は、創造性と分析力を兼ね備え、常に最新のトレンドを追いかける柔軟性が求められます。また、顧客のニーズを理解し、それに応えるための戦略を立てる能力も不可欠です。現在ニーズは国境を越え、よりグローバルな広い視野が必要となります。
海外マーケットを視野に入れた販促活動や、コンテンツ作成が可能となるため、ワーホリ・留学経験を活かすことが可能です。
ただし、WEBマーケターは原則未経験採用を行っておらず、最低でも2~3年以上の実務経験値が必要になることが多いです。未経験でチャレンジをしたい!という方は、ITスキルの基礎を学ぶところから始めるということも必要になりますから、焦らずにステップアップをしていきましょう。
9. ホスピタリティ業界
日本の美しい自然、歴史ある豊かな文化、そして世界に誇るおもてなしは、世界中からの旅行者を惹きつけてやみません!ワーホリ経験者にとって、ホスピタリティ業界は、国際的な経験を活かせる絶好のフィールドです。
特にインバウンド旅行客の増加に伴い、グローバル環境においても高いコミュニケーション力が発揮できる対応力のある人材や、多言語対応ができるスタッフの需要は高まっています。
まとめ
ワーキングホリデーから帰国後のキャリアは、あなたの手で切り開くものです。これらのお仕事は、あなたの海外経験を活かす選択肢の一例に過ぎません。
実際には職業から仕事を決めるのではなく、ご自身の「価値観」「得意・強み」「職務経験値」を総合し、選択肢を丁寧に精査していく作業が必要となります。
日本ワーキングホリデー協会では、ワーホリ・留学を含めた、あなたのこれまでの経験を最大限に活かす選択肢を探す機会として、メンバー限定のキャリアカウンセリングを提供しています。
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ワーホリ中、ワーホリ後、渡航前、どんな方でもご相談をお待ちしております!