ワーホリ協定国紹介:ウルグアイ

■ ウルグアイってどんな国

ウルグアイは、南米大陸の東南部に位置し、アルゼンチンやブラジルと国境を接する国です。大西洋に面した約600kmの海岸線を持ち、美しいビーチリゾートとしても知られています。国土は広大な草原(パンパ)に覆われ、牧畜や農業が盛んな自然豊かな国です。1828年に独立を果たして以来、南米の中でも比較的安定した民主国家として発展を遂げてきました。その安定性から「南米のスイス」と称されることもあります。

 

首都モンテビデオはウルグアイ最大の都市であり、経済・文化の中心地です。港町として栄え、旧市街にはスペイン植民地時代の面影を残す歴史的な建造物が立ち並んでいます。一方で、近代的な建物やアートに溢れる街並みもあり、古き良き雰囲気と現代文化が融合する都市です。海沿いの散歩道「ランブラ」は市民や観光客に親しまれ、ゆったりとした時間を過ごせる人気スポットとなっています。

 

また、ウルグアイといえば「サッカー王国」としても有名です。2度のワールドカップ優勝を誇り、モンテビデオの街には熱狂的なサポーター文化が根付いています。さらに、アルゼンチンのブエノスアイレスと同じく「タンゴ」の文化も色濃く残っており、情熱的な音楽とダンスに触れることができます。

 

気候は温帯に属し、四季はあるものの比較的穏やか。夏(12月〜2月)は30度前後まで上がる日もありますが、湿気は少なく過ごしやすいです。冬(6月〜8月)は10度前後と南米の中では冷涼で、安定した気候が魅力のひとつです。

 

公用語はスペイン語で、国民のほとんどが日常的に使用しています。地域によってはイタリア系移民やポルトガル語話者の影響も見られるため、隣国のブラジルやアルゼンチン文化と重なり合う部分も多く、言語や文化の多様性を感じられる国です。

 

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マルタで使われている言葉と、英語の通じやすさ

マルタで使われている言葉と、英語の通じやすさ

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地中海に浮かぶ小さな島国マルタ。歴史的にはアラブ、イタリア、イギリスといった多くの国の影響を受けてきたため、文化も言葉も非常にユニークです。そんなマルタでは、ワーキングホリデーや短期留学で訪れる人も多く、「英語が通じやすい国」として人気を集めています。ここでは、マルタで使われている言葉と英語の通じやすさについて紹介します。


マルタの公用語は2つ

マルタでは**マルタ語(Maltese)英語(English)**の2つが公用語として使われています。

マルタ語は、アラビア語をベースにイタリア語や英語の要素が混ざった独特の言語で、世界でも非常に珍しい存在。
たとえば「こんにちは」は“Bonġu(ボンジュ)”、“ありがとう”は“Grazzi(グラッツィ)”といった具合に、どこか聞き覚えのある響きもあります。

街中では、地元の人同士はマルタ語を使うことが多いものの、学校やビジネス、観光ではほとんどが英語です。実際、道路標識やメニュー、公共の案内板などはすべて英語でも表記されており、旅行者にも優しい環境が整っています。


教育と言語の関係

マルタでは小学校から英語教育が徹底されており、ほとんどの国民がバイリンガル。
学校の授業や大学の講義も英語で行われることが多く、子どもから高齢者までスムーズに英語で会話ができるレベルです。

このため、英語留学を目的にマルタを訪れる学生も増えています。ヨーロッパの中では物価が比較的安く、治安も良いため、英語を学びながらリゾート気分も味わえる「一石二鳥」の国として注目を集めています。


☕ 英語はどのくらい通じる?

結論から言うと――ほぼ100%通じます!
観光地やカフェ、バスの運転手、スーパーの店員まで、基本的に英語で問題ありません。アクセントもイギリス英語に近いため、聞き取りやすく学習にも適しています。
また、外国人が多く住んでいるため、日常の中で英語を使う機会が自然と多いのも魅力のひとつ。

ワーキングホリデー中に仕事を探す際も、英語が話せれば困ることはほとんどありません。ホテルやレストラン、留学関連の仕事など、英語で対応できる職場が多数あります。


✨ まとめ

マルタは「英語が公用語」「教育水準が高い」「フレンドリーな国民性」という3拍子がそろった、言葉の壁が最も低いヨーロッパの国のひとつです。
マルタ語の看板や挨拶が飛び交う街の中で、英語を共通語として世界中の人とつながれる環境。
ワーホリや留学を通じて「英語を実践的に使う経験」を積みたい人にとって、マルタは理想的な場所と言えるでしょう。

ワーホリ中に行きたい!マルタのおすすめ都市&観光地

ワーホリ中に行きたい!マルタのおすすめ都市&観光地

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地中海に浮かぶ小さな島国マルタ。ヨーロッパの中でも温暖な気候と美しい海に恵まれ、「英語が通じるリゾート地」として近年人気急上昇中です。ワーキングホリデー中の旅行先としても手軽で、コンパクトながら歴史と自然、アクティビティがバランスよく楽しめます。今回は、そんなマルタで訪れたいおすすめ都市と観光地を紹介します。


① 首都バレッタ(Valletta)

マルタ観光の中心といえば、世界遺産にも登録されている首都バレッタ。街全体がまるで“オープンエア博物館”のようで、黄金色の石造りの建物が立ち並ぶ景観は圧巻です。
特におすすめは「聖ヨハネ大聖堂」。内部の装飾が豪華で、バロック建築の美しさを堪能できます。また、港を一望できる「アッパー・バラッカ・ガーデン」からの景色は、写真映え間違いなし。夕暮れ時にはオレンジ色に染まる街並みがロマンチックです。


② スリーマ(Sliema)&セントジュリアン(St. Julian’s)

ワーホリ滞在者に特に人気のエリアが、このスリーマとセントジュリアン。おしゃれなカフェやショッピングモール、海沿いのプロムナードが整備され、リゾート気分を味わいながらも生活の利便性が高い地域です。
スリーマからは首都バレッタ行きのフェリーも出ており、10分ほどでアクセス可能。
一方セントジュリアンには、ナイトスポットや語学学校が多く集まる「パーチャビル(Paceville)」があり、放課後や週末に友人と楽しむにはぴったりのエリアです。


️ ③ ゴゾ島(Gozo)

マルタ本島からフェリーで約30分。自然豊かな離島・ゴゾ島は、ゆったりとした時間が流れる癒しのスポットです。
代表的な観光地は「ヴィクトリア城塞(シタデル)」。城壁の上からは島全体と地中海の絶景が一望できます。また、かつて存在した「アズール・ウィンドウ(青の窓)」跡地も人気で、現在はダイビングやカヤック体験が楽しめます。
自然と静寂を求める人にはぴったりの場所です。


️ ④ コミノ島(Comino)とブルーラグーン

透明度の高い海で有名な「ブルーラグーン」は、マルタ旅行のハイライトとも言える絶景スポット。水の透明度は驚くほど高く、ボートツアーやスノーケリングを楽しむ観光客で賑わいます。
エメラルドブルーに輝く海を眺めながら、のんびり日光浴をするのもおすすめ。インスタ映え間違いなしの美しさです。


✈️ まとめ

マルタは小さい国ながらも、歴史・海・街歩き・グルメのすべてをコンパクトに楽しめる宝石のような島。
英語が公用語で治安も良く、ワーホリ中のちょっとした旅行にも安心です。
ヨーロッパの大都市では味わえない穏やかな雰囲気と、地中海の陽気な空気を感じながら、心も体もリフレッシュできるはず。
「働く」と「休む」を両立させる場所として、マルタは最高の選択肢です。