「仕事を退職してワーホリに行きたい!・・・でも今の会社を退職してワーホリに行けるかな?」そんな不安をお抱えの方は実はたくさんいらっしゃいます。
私も26歳の時に3年間務めた会社を退職し、ワーホリに行きました。渡航の準備中はいろいろな心配事がありましたが「退職希望をどのように伝えるか」についてもよく悩んでいたのを覚えています。
今日は、「円満退社」をしてワーホリに行くための5つのステップをお伝えします。
<目次>
・退職してワーホリに行く人がよく悩むこと
・円満退社をしてワーホリへ行くための5つのステップ
・まとめ
・退職してワーホリに行く人がよく悩むこと
ワーキングホリデー(ワーホリ)は申請年齢が原則18~30歳となっています。(注意:国によって異なります。)
最も多いワーホリ渡航者は20代後半。ということは多くの方が仕事を退職してワーホリに行っていることになります。
でも皆さん決めるまでは、こんな不安が・・・
・一度きりの人生!ワーホリも挑戦したいけど、退職をする勇気がない。
・自分の勝手で退職をして今の会社に迷惑をかけたくない。
・社会人を辞めてワーホリって周りはどう思うのだろう・・・
そして最も悩むのが、「いつ、どのように退職希望を伝えよう。。。」ということです!!
今同じような悩みを抱えている方がいたらぜひ次にお伝えする「円満退社をしてワーホリへ行くための5つのステップ」を参考にしてみてください。
・円満退社をしてワーホリへ行くための5つのステップ
一度きりの人生!ワーホリに行きたい!!でもお世話になった会社や一緒に働いてきた仲間も大切。誰にも迷惑をかけずに円満退社をしてワーホリに行けたらベストですよね。
円満退社をしてワーホリに行くためには以下の5つのステップに沿って準備してみてください。
【STEP1】ワーホリに行く目的を明確にする
退職を伝える際に、必ず退職理由を聞かれます。その時に「ワーホリに行きたいからです。」と伝えるだけですと、「ワーホリ?海外に遊びに行くために退職するの!?」なんてことを言われる可能性もあります。
「ワーホリに行くために退職をしたい」というのは事実ですが、ワーホリに行って「何をしたい」から退職をしてまでワーホリに行きたいのか?そこを明確にすることが大切です。ワーホリに行く目的をまずは明確にすることでワーホリ中の過ごし方も大きく変わってきます。
退職をしてワーホリに行った皆さんは、こんな目的をお持ちでした。
・海外で英語力を上げて帰国後のキャリアアップにつなげたい
・海外でいろんな価値観や異文化に触れて自己成長をしたい
・海外で仕事をして、自分の経験値を増やしたい
などなど。。。
目的は人それぞれ。ご自身は「ワーホリで何をしたいのか」についてゆっくり考えてみてくださいね。それこそが円満退社をしてワーホリに行く第一歩になります。
【STEP2】いつまでに退職希望を伝えればいいかを明確にする
退職希望を伝えるタイミングは職場によって様々。例えば、「12月に来年度の継職意志を確認をするね。」という職場もあれば「退職する3か月前には申し出てね。」という職場もあります。
退職希望を伝えるタイミングを明確にせず渡航計画をした場合、自分が希望していた時期に出発ができない!!なんてことになります。
実際に当協会のご利用者さんで退職をしてワーホリに行きたい旨を職場に伝えると、「繁忙期だから辞められると困るよ!」と言われてしまい、当初予定していた退職と渡航時期を延期したという方がいらっしゃいました。もっと早めに確認しておけば。。。と、とても後悔されておりました。
ご自身が退職をして出発したい時期を優先するのも大切ですがまずは職場の担当者に退職希望を伝えれば大丈夫か早めに確認してみてくださいね。円満退社をしてワーホリに行くためには会社に迷惑がかからないようにしましょう。
【STEP3】退職を伝える
退職希望を伝えるタイミングを確認したらいよいよ、退職希望を伝える時期がやってきます。これまで勤めてきた会社に退職希望を伝えるのってすごくドキドキしますよね。
でも意志を固めたのであれば、はっきりと退職希望を伝えましょう!!そしてその際下記2つをポイントに伝えてみてください。
①感謝を伝える
これまでお世話になった会社に対して感謝の気持ちを添えて退職の旨を伝えましょう。これまでの勤務で学んだことや周りに助けてもらったこと、自己成長ができたことなどたくさんの感謝が出てくると思います。
②ワーホリ中の目標をしっかり伝える
人事部の担当者は退職理由のみならず、退職後はどうするのか?ということを聞いてくる場合があります。そこで「ワーホリに行きます。」と伝えることになります。しかし、【STEP1】でもお伝えした通り「ワーホリ?海外に遊びに行くために退職するの!?」なんてことを言われる可能性もあります。必ずご自身がワーホリ中何をしたいのか目標をしっかりと伝えるようにしましょう。
人事担当は、社員の退職希望を聞いて喜ぶ方はあまりいません。できればこれからも会社に貢献してほしいと思っています。ですが社員の次のステップを応援したい気持ちも少なからず持っているはずです。
ぜひこれまでお世話になった会社に感謝の気持ちや退職後の目標をしっかりと伝えましょう。円満退社をしてワーホリに行くためにとても大切なポイントです。
【STEP4】引き継ぎ等、自分がやるべきことを明確にする
退職の意思を伝えたら、いよいよ退職までカウントダウン!
自分が退職をした後に残された仲間が困らないように、何をするべきか明確にしましょう!
★退職する社員が同僚にして喜ばれることランキング★
1位:引き継ぎ
2位:マニュアル作り
3位:不明点など相談できる時間を退職までの間にしっかり作る
ぜひ参考になさってくださいね。もちろん取引先やお世話になった仲間へのお礼もお忘れなく。。。★円満退社をしてワーホリに行くために欠かせないポイントです。
【STEP5】退職、そしてワーホリへ
無事に円満退社をしたあとはいよいよワーホリへ出発!!
ご自身が掲げた目標を達成し、「仕事を退職してワーホリに行ってよかった!」と思える素敵な滞在にしてくださいね!
■まとめ
いかがでしたでしょうか。退職の意志を伝えるのはとても緊張をしますし、なかなか言い出せないものですよね。しかし1度きりの人生!勇気を振り絞って退職の意志を固めてください。
~円満退社をしてワーホリへ行くための5つのステップ~
【STEP1】ワーホリに行く目的を明確にする
【STEP2】いつまでに退職希望を伝えればいいかを明確にする
【STEP3】退職を伝える
【STEP4】引き継ぎ等、自分がやるべきことを明確にする
【STEP5】退職、そしてワーホリへ
上記を実践すればきっと皆さんも円満退社をしてワーホリに行くことができます!ぜひ参考になさってくださいね。
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