TOEICだけじゃない。帰国後に繋がる”英語資格”【キャリアコラム#16】

近年、英会話のCMや広告がより一層目につくようになりましたね。

日本国内でも外国人との交流やビジネスの機会が増加し、誰もが英語でコミュニケーションを取らなければならない時代に突入しています。

 

現に多くの企業で英語力を測る為の基準として『英語資格』が採用されていて、一定のスコアを満たさない限りエントリーすら出来ないこともしばしば。

 

今回は、帰国後の武器として必ず持っておきたい英語資格をみていきましょう。

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<目次>

・国内での知名度はピカイチ【TOEIC】

・英語圏で採用率が高い【IELTS】

・世界最高峰の英語資格【ケンブリッジ英検】

・ワーホリ・留学に行くなら、【〇〇〇〇】を同時ゲット


 

国内での知名度はピカイチ【TOEIC】

TOEIC(トーイック)とは正式名称『TOEIC® Listening & Reading Test』の事。10~990のスコアで評価され、日常シーンだけではなくビジネスシーンまでを想定した英語の読み聞き力をはかることが出来ます。

ここでおさえてほしいポイントとして『TOEIC® Listening & Reading Test』は、聞く力と読む力のみを測るテストである、という事です。

話す・書くというアウトプットの力をはかることができず、英語の総合力を判断する材料としては不十分であるということもあり、海外での認知度や採用度はかなり低め。就職活動などで活用されているのは日本と韓国くらいです。(もともとTOEICは、なんと日本人の発案により作られた試験。知ってましたか?)

 

■内容:リスニングテスト45分間&リーディングテスト75分間

■形式:マークシート記入

■結果:10点~990点

■開催日程:2021年度8月時点ではほぼ毎月実施

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英語圏で採用率が高い【IELTS】

IELTS(アイエルツ)、正式名称は『International English Language Testing System』。ケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュ・カウンシル(英国文化振興会)、IDP Educationによって協同で運営されている英語検定の1つです。

 

試験は大きく分けて

・大学や他の高等教育機関への出願のためのアカデミック・モジュール(Academic Module)

・仕事や移住関係のためのジェネラル・トレーニング・モジュール(General Training Module

に分けられます。

 

IELTSは聞く、読む、書く、話すの4つの英語力の試験を行い、それぞれ0~9.0のバンドスコアで結果が示されます。

主にイギリス圏(オーストラリア、ニュージーランドなど)で用いられ、就労ビザや永住権の申請などでも採用されている資格のひとつです。

 

■内容:ライティング60分+リーディング60分+リスニング30分+スピーキング15分

■形式:筆記テスト

■結果:0~9.0点

■開催日程:ほぼ毎週実施(試験会場により異なる)

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世界最高峰の英語資格【ケンブリッジ英検】

「世界最高峰の英語資格」と言われるケンブリッジ英検。

世界中の20,000以上の大学、企業 (雇用者)、行政機関がケンブリッジ英検を認定しており、就業や勉学、移住のビザ申請までオールマイティな英語資格になります。

 

KET、PET、FCE、CAE、CPEとレベル分けされ、英検と同じく合否判定となります。海外就職や日本国内での就職活動でアピールできるレベル感はFCE以上です。

 

■内容(FCE):ライティング80分+リーディング75分+リスニング40分+スピーキング14分

※試験時間の配分は、級により異なります。

■形式:筆記テスト

■結果:合否判定

■開催日程:ペーパーベーステストは約3か月おき(コンピューターベーステストはほぼ毎週)

 

ワーホリ・留学に行くなら、【TOEIC+ほかの資格】を同時ゲット!

海外へ渡航すると身の回りの環境全てが英語になります。

 

朝起きてリビングに上がるとホストマザーと英語で挨拶をし、語学学校では英語を英語で学びます。

放課後は友達と英語で会話をして、アルバイトをする人は英語で接客します。

夕食後は宿題をし、友達と英語でメッセージのやり取りをして就寝します。

このように海外へ渡航して日本語を排除する事で、TOEICのスコアは必ず上達します。

 

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しかし、TOEICは聞く力と読む力のみを測るテストです。

海外渡航で身に付ける事が出来る『読む・聞く・書く・話す』という全ての技能を測る事が出来ません。また、インプットのみの学習で高得点を取る事が可能な為、国内で勉強した方が効率は良いかもしれません。

 

折角、海外渡航するのであればTOEICのスコアアップだけでなく、アウトプットの学習無しでは高得点が取れないような英語資格の習得を現地で目指してみましょう!

海外の採用度が高い『IELTS』や『ケンブリッジ英語検定』など、英語の4技能全てが測れる英語資格の取得を目指してくださいね。

 

現在、海外に滞在中の方は帰国後の就職活動に向けて焦り始める前に、

語学学校で試験対策コースを受講したり、

学校を卒業されている方も時間を作って資格の取得を目指してくださいね。
資格は帰国後でも受験する事は出来ますが、

英語力やモチベーションは現地にいる時が1番高いです!

海外渡航の成果として取得し、帰国後の就職活動で活かしましょう。

 


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この記事の内容は 2021年08月20日 (金) に書かれたものです。

情報が最新ではない可能性がありますのでご注意ください。


カテゴリ : ワーホリ留学キャリア コメント : 0件
タグ : IELTS, TOEIC, キャリアコラム, ケンブリッジ英検, 英語資格, 資格

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