ワーホリ行ったら人生終わった…。ワーホリ行って後悔、毎日泣いてます…。
こんな記事、みたことありますよね?
果たしてワーホリに行ったら本当に人生が終わってしまうのでしょうか。本記事で検証していきたいと思います。
≪もくじ≫
・ワーホリ行って人生が終わったって、どういう状況?
・ワーホリ行くと、海外で1年遊んできたとみなされる?
・成功 = 起業や現地就職をすること?
・ワーホリ経験者は、まともな企業から門前払い?
『ワーホリ行って人生が終わった。』これってどういう状況?
本記事を読んでくださっている皆さんは、きっとワーホリや留学に興味があるという方が多いですよね。ただ、帰国後の就職の事などが心配で、かるーい気持ちで検索エンジンで〝ワーホリ/ 帰国後〟と検索すると、思いもよらない検索結果が飛び込んで来ます…。
そう、今回テーマにもなっている〝ワーホリ 人生 終わった〟というとてもインパクトのある3ワードです。
これを目にしてしまい、途端に渡航することが不安になったという方も多いのではないでしょうか。何よりも気になるのは、本当に〝ワーホリに行くと人生が終わってしまう〟のでしょうか?
ヤフー知恵袋で、話題の質問をしたHさんは、ワーホリに行くと人生が終わってしまうという理由を、下記のように挙げられています。
【主な理由】
・海外で一年遊んできたとみなされ、履歴に空白ができるから
・成功 =(イコール) 起業や現地就職とするなら、そういったする人は稀で少数派だから
・帰国後、ワーホリ経験者はまともな企業からは門前払いされ、派遣の選択肢ばかりだから
つまり、ワーホリの帰国後に正社員として就職することが出来ないのでは?という恐れから、ワーホリに行くと人生が終わってしまう。と結論付けているようですね。
では、3つの理由について少しずつ紐解いていきましょう。
ワーホリに行くと、海外で1年遊んできたとみなされてしまう?
ここで皆さんに質問です。仮に皆さんがワーホリに1年行った場合、帰国後の就職活動の際、企業の採用担当者は、あなたの考えや行動を実際に確認することなく、ワーホリに行った=1年遊んできた。とみなしてしまうのでしょうか?
答えは、Noです。
企業の採用担当者の方々は、社会人経験の長い方や、多くの就活生を見てきている方が多く、人間を見抜く能力に長けている方ばかりです。
そんな彼・彼女等は、当然求職希望者一人ひとりの行動や、発言、そこから見える人間性やビジネススキルを総合的に判断した上で求職者を評価します。
ワーホリは休暇メインのビザというのは事実ですから、実際に当人が遊んできており、留学中の行動や、面接時のアピールの中で、その方なりの努力が垣間見れないのであれば、『遊んできた』と判断されてしまう事はあるかもしれませんが、それは『みなした』のではなく、事実を『看破した』のだと言えるでしょう。
ですから、面接の際、ワーホリ経験が自己アピールに繋がるように、『○○のスキルを得るためにワーホリに行った』『将来の為、ワーホリで○○のスキルを得て帰国した』など、渡航理由やワーホリで得た成果についてしっかりと説明する準備が必要です。
勿論、自分なりには頑張ったのに、それが採用担当者に評価されなかった。という事があるのも事実でしょう。それに憤りを感じる方もいるのかもしれません。
そうならないように、ワーホリ中には、英語資格や専門資格を取ったり、実務経験に励んだりと、出来る限り目に見える形で努力をしてくることが大切だと言えるでしょう。
成功= (イコール)起業や現地就職をすること?
確かに、ワーホリに行った後、ご自身で起業をされる方や現地就職を叶えられる方もいらっしゃいます。ですが、それ以外の全てが失敗で〝人生終わり〟なのでしょうか?
私はそうは思いません。起業/現地就職がイコール成功というのは、貴方ではない誰かが決めた概念です。誰かから見て真実でも、誰しもにとっての真実ではありません。
人によって価値観は様々です。お金を稼ぐこと。やりがいを求めること。人間関係を優先すること。チャレンジし続けること。安定できること。責任を持つこと。誰かをフォローすること。英語が話せること。ワーホリに行くこと。
前より少し理想の自分に近づけた、前より少し自分を知ることが出来たのであれば、それはその人にとっての前身で、一歩前に進めたという事になります。それだって十分大きな成功と言えるのではないでしょうか。
勿論精神論でごまかしたい訳ではありません。
私は、10年留学/キャリアカウンセラーをしておりますが、帰国後に、『英語の先生になりたい!』という夢を叶えられた方を知っていますし、帰国後に、『他のやりがいを見つけて高校教員から転職された方』を知っています。
渡航前からの自分の得意に英語力を掛け合わせ、キャリアアップを叶えられた方だって知っています。
渡航前には明確な目的が見つからなくて悩んでいたけれど、実際に行って帰って来た今では、『自分はワーホリに挑戦して、自信をつけたかったんだ』という事をはっきりと言える、本当にワーホリに行って良かった。という方もいらっしゃいました。
これにはとても感銘を受けましたし、そんな筆者も、十数年前にワーホリに行ったことで、『留学カウンセラー』という仕事があることを知り、自身もその道を志すようになりました。
誰もが早くから自分のやりたい事や明確な目的を持っているわけではありません。自分の歩む道を見つける作業そのものを人生とするならば、ワーホリに行って世界を見てきたことで、前に進めることもあるでしょう。
〝自分探しがカッコ悪い〟なんて嘘 だと、筆者は思います。
人生はずっと自分探しのようなものです。成功は自分の中だけにあるものですので、誰かの言葉に惑わされずに、大切なことは自分で決める力が大切なのかもしれませんね。
ワーホリ経験者はまともな企業からは門前払いされ、派遣の選択肢ばかり?
そんなことはありません。
就職氷河期と呼ばれた時代はわかりませんが、現在では多くの方が、帰国後に正社員雇用で就職をされていらっしゃいます。
もしも、帰国後の就職でお困り(お悩み)という方がいらっしゃれば、ワーホリ協会では渡航前の留学サポートだけではなく、渡航中~帰国後のキャリアサポートまで行っております。
留学経験を活かした仕事を多数紹介しておりますので、是非お気軽にご相談頂ければ幸いです。
【ワーホリ協会のセミナーを聞いてみる】
\オススメポイント/
・完全無料で参加可能
・ワーホリの基礎は勿論、帰国後のキャリアサポートまで利用可能!
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ワーホリ協会は、ワーホリ・留学はゴールでは無く、夢を叶えるための手段だと考えています。帰国後、皆さまがグローバルな世界で活躍できるよう、渡航前~帰国後までのトータルライフサポートを提供していきます。
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