今回はワーホリ協会から、2022年秋にオーストラリアに出発され、学生ビザ+ワーキングホリデービザで凡そ2年間の留学経験をされた フジタさん(26歳/女性) をご紹介。
他の皆さま同様、ワーホリ協会の留学サポート→帰国後のキャリアサポートをワンストップでご利用いただき、社会人未経験という状況から、念願の外資系ホテルへの入社を果たされました!
京都の大学卒業後、不安を抱えながらも就職ではなく留学という道を選択されたフジタさん。
絶対に経験しておきたい海外生活への憧れと、渡航後徐々に強まる帰国後の就職への不安。
今回は、そんなフジタさんの留学~内定獲得までのサクセスストーリーに迫っていきたいと思います!
フジタさんのご紹介
フジタさんが最初にワーホリ協会の扉を叩いたのは、何と2019年の秋。出発の約3年前、まだ大学生3回生の時でした。早くから計画を立てていたフジタさん。2021年春の大学卒業に併せて、オーストラリアへの語学留学を予定していました。
ところが、2019年12月に発生した新型コロナウィルス感染症によるパンデミックの影響で、オーストラリアは長く国境を閉ざしてしまいます。予定の変更を余儀なくされたフジタさんは、生活費を補うために地元の旅館にてアルバイトをしながら、国境の再開を待つこととなります。
コロナ禍での入国規制の緩和がすすみ、実際にオーストラリアへの留学が叶ったのは、それから更に1年半が経過した2022年9月。ここから、フジタさんの留学-就職ストーリーが始まります!
★POINT① - ワーホリ渡航前のご職業:卒業後の留学をコロナで断念 旅館にてパートタイム
当初の渡航目的と、実際過ごしてみた成果について教えてもらえますか?
渡航目的については、私はこれまでの経験から接客/ホスピタリティ業界で働いていくということを決めていたので、「外国人の方相手にも、自信をもって接客できるようになりたい」と考えていたことと、あとは海外に長期で住んでみたいという憧れだけでした。
後は、若いうちの方がいいな。とは考えていましたね。自分はイエスマン なところがあるので、性格的に一度就職してしまったら中々職場を離れられないだろうと思っていたので…(笑)就職をしないで渡航するのは不安でしたが、その時の気持ちとやりたいことを優先して渡航を選びました。
実際に渡航してみてからは、周りからは「変わったね。明るくなったね。」って言ってもらえることが増えたと思います。
元々割とネガティブな思考を持っていて、就職活動の時なんかも、自虐したり、悪い方に考えてしまう癖があったんです。でも、現地で生活していると、そうも言っていられなくて、『出来ることはできる!』と、自信をもってアピールしなくてはならないシーンが多いと思うんです。それこそ仕事を見つけたり、生き残るために(笑)
結果として、自分のことを強かにアピールしていく力がついたことで、ポジティブと捉えてもらえることが増えたと思います。
英語面については、まだまだ100%満足はできていないけれど、動画や会話も8~9割はキャッチアップ出来るようになったし、リスニングはかなり上がったなという手ごたえがあります。自分の思考を組み立てて発信する能力はまだまだ課題ですが、長くお付き合いさせていただいているホストファミリーのみんなは、『あなたは英語しゃべれてるよ。聞き取りやすいし、何を言っているのかもちゃんとわかる。』『もっと自信を持ちなさい。』ってたくさん褒めてくれて、自己肯定感をめちゃくちゃ上げてくれるんですよね。
英語が喋れなくて落ち込むこともありますが、これからも引き続きBlush Upをかけていきたいです。
実際にオーストラリアへ渡航してからは、どんな困難がありましたか?
お仕事探しは当然でしたが、とにかく家探しが大変でした。コロナ禍の影響はまだ強い時期だったので、留学生の家探しは結構大変だったと思います。
家は、2週間かけてアプライしても中々見つからなくて、結局最初のホームステイを1週間延長させてもらって、何とか見つけることが出来ました。最初は家賃の支払い1つとってもそうですし、右も左も何もわからなくて、常になにかと焦っていましたね(笑)
現地での生活に徐々に慣れていくにつれて、そういったことは自然と減りました。
コロナ禍での現地生活は特に大変でしたよね…協会のサポートはいかがでしたか?
私は、三井さんという男性カウンセラーの方に担当していただいたのですが、本当に安心感があって、丁寧でした。自分でも、そのくらい自分で調べられるだろ!って自分でも感じるようなことでも、すごく丁寧に対応してくださったし、何よりも選択肢を提示してくれた。
必要なところは助けてくれるけど、最終的には自分でちゃんと判断して決めさせて貰える。
そんなサポートをしていただきました。当時、梅田のオフィスにも何度か行かせていただいて、実際に逢って話が出来たことでとても安心できました。本当に利用してよかったです。
(スタッフ一同:こちらこそ、ご利用ありがとうございます!)
帰国後はどんな業界に転職されたのですか?
以前より目指していた、外資系ホテルのフロント職へ転職いたしました。
★POINT② - ワーホリ渡航後のご職業:外資系ホテルのフロント職
ホテル業界に決めた理由を教えてください。
中学生ぐらいの頃、将来は何しようかなって考えていた時に、両親にホテル業はどう?って勧めてもらって、いいかもなって思ったのがきっかけでした。ホテル業と聞いた時に、パッと昔ディズニーランドのホテルに泊まってとても素敵な経験をしたことが思い出されて、あぁいいかもな。って思ったんです。
そこからは、ドラマでもドキュメンタリーでも、『ホテル関連』のジャンルであればどれも自然とアンテナが向くようになって、自然と憧れが募っていったと思います。初めてのアルバイトも宴会場でした。
ただ、経験してみるとやっぱり大変なことも多くて、やめたいと思うことも沢山あったんですけど、そんな中コロナでパンデミックになって…。当然宴会もできなくなって、仕事がしばらく出来なかった時に、
あれ、やっぱり楽しかったな。
毎日毎日達成感あったな。
10怒られても1褒められたら頑張れるんだよな。
って気が付いたんです。
そんなようなモチベーションの波がこれまでに何度もあったんですけど、その度に結局好きなんだなっていう自分の興味を少しずつ確かめながら、自分の仕事にしていったんだと思います。
本当に何度辞めようと思ったか(笑)
(担当:少しずつ少しずつ、スキルも仕事への想いも育んでいかれたのですね。やりがいって現場で見つけるものですもんね。本当に素敵な考え方だと思います!)
帰国後の就職に向けては、「いつ頃」から動き始めましたか?
私は2年間カナダに留学しているのですが、タイミングは、1年目が終って割とすぐ。帰国の10カ月前頃だったと思います。最初のキャリア相談をしていただいた時には、流石にまだ早すぎると言われました(笑)
留学中、周りには社会人経験してから留学・ワーホリに来てる人が多くて、そんな人達と比べると、自分は胸を張ってアピールできるスキルが無いな、と気づかされ不安になってしまったんです。
実はもう1ヵ国、オーストラリアの後に別の国へのワーホリ渡航も検討していたのですが、今は英語面よりも、自分の軸になるスキルを身に付けたいと考えて、ワーホリ協会の渡航者向けキャリア相談を利用しました。
その時は、就職活動に向けて何から始めればいいか。というような漠然とした相談をしたと思いますが、丁寧に教えていただきました。本当にありがとうございます。
内定先のホテル以外には、何社か応募したのですか?
はい。もう1社別のリゾート運営会社が手掛ける外資ホテルを受けさせていただきました。
幸い2社とも早い時点で採用を頂けたので、より自身の夢に近づける経験・環境をご用意いただいていると感じた、第一志望の京都の外資系インバウンドホテルに入社を決めました。
結果として全社内定でしたね。内定の秘訣、教えてください!
冒頭でお話した通り、海外では日本以上に実務経験値を求められる文化なので、学生時代であれ、アルバイト経験であれ、自分がこれまでにしてきたことを振り返って、こうゆうこと出来るな、こうゆうことが自己PRに書けるなっていうのを言語化する必要があったんです。
出来ることはできるって伝えないと、採用してもらえないので。
そういったことを繰り返したら、知らずのうちにしっかりと自己アピールする事が出来るようになっていたんです。帰国後の就職活動もその延長線だったので、面接で比較的スムーズに対応が出来たのだと思います。(勿論沢山準備はしましたが)
後はホストファミリーが沢山ほめてくれたおかげで、2年前より絶対に今の自分の方が出来る。ってポジティブになれたのも大きいと思います!自己肯定感を上げて臨むのがコツかもしれません(笑)
これからの働き方について、意欲を教えてください。
私の夢は、『ホテルコンシェルジュ』になる事です。
レ・クレドールのメンバーを目指しながら、まずは目の前の仕事を丁寧に覚えていきたいです。
直近で言うと大阪万博があると思うので、それまで仕事を覚えて、お客様をお出迎えすること目標にしたいと思います。日々勉強です!
(担当:応援しています。頑張ってください!)
ワーホリ協会のキャリアサポートを利用された感想をどうぞ!
一から十まで本当に全部教えていただきましたし、私の『本当にやりたい職業』に合わせたお仕事の提案を沢山していただき、選択肢も豊富でした。
応募書類の添削や、面接対策など、本当は新卒なら全部自分でやらなくてはいけないことも、ほとんど手伝ってくれたと思います。私は自分の面接に集中するだけでよかったんですよね。
私は人と比べてキャパが小さいので、あれもこれも全部自分でやらなくてはいけないとなると、色々と難しかった部分もあると思うので、頼れるところを頼れたのが本当に助かりました。
また、不安やネガティブが勝ってしまっていた最初の頃に、『フジタさんなら大丈夫。自信もって。』という言葉をかけてもらったのを今でも覚えてます。
本当にありがとうございました。
最後にこれからワーホリ・留学を経験し、就職される方々に一言お願いします!
一人で悩んで時間をかけすぎても、採用企業が取ってくれるとは限らないので、頼れるところは頼りにできる人に頼るのが大切だと思います。
助けてもらった分で浮いたリソースを自分のアピールなどの準備に使えば、何とかなるんだなって思いました!
(担当:助けてもらう。誰かに頼るって大切ですよね。素敵なアドバイスありがとうございます!
以上、フジタさんのサクセスストーリーでした! ご協力ありがとうございました!)
いかがでしたか?
新卒を蹴って留学。そんな経験をされた方ってフジタさん以外にも沢山いらっしゃるとおもいます。実は筆者である私もその一人でした。
沢山の不安があると思いますが、フジタさんのように志を高く持ちながらしっかり前を向ける方なら、誰にでもチャンスがあると思います。英語と実務スキル。この二つのバランスを取りながら、自分のできることを丁寧に積み上げることが大切だと教えてくれましたね。
そして自己肯定感。
自分の出来る事、強みを知り、言語化しておくこと。
迷いを消して、出来ることはできると伝える事。
本当に大切ですね。
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ずっと目指されていた、外資系ホテルのフロント職
その先にきっと、レ・クレドールのメンバーへの道が開けているはずです。
フジタさんのご活躍を心より応援しております!
さぁ次は誰の番?!
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