出発までの安全点検”3ケ月前~出発”

こんにちは。

日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。

 

出発までの3カ月間はどうしてもワクワクとドキドキで気持ちが落ち着かなくなりがちです。現地に行く準備に見落としはありませんか?渡航してからあれを忘れた、これを忘れたという事が無いように気持ちを引き締めていくことが大切です。

 

ここでは、3ケ月~出発までにやらなくてはならない事を紹介します。

 

 

 

■海外保険の加入は必要不可欠!

ワーキングホリデーに行く前に海外保険に加入しましょう。海外で病気にかかった時、事件・事故に合ってしまった時、頼りできるのは海外保険です。日本の保険は海外まで保証されていない限り適用されません。また近年では、クレジットカードに海外保険が付属している事もありますが、カバーされる保証内容が大きく異なるので、必ず自分に合った海外保険に加入しましょう!

 

海外保険は日本の保険よりも高いというイメージを持たれているので、保険に入るのを迷ってしまう方もいらっしゃいます。海外で事故にあった、病気になってしまった時の治療費や医療費は日本とは全く違うという事を知っておく必要があります。

 

実際にあった例として、現地で予期せぬ交通事故にあい、治療費が約2,400万円かかった方もいらっしゃいます。また、現地でパソコンや携帯電話を盗まれた、空港で預けた荷物が届かないなどの例も少なくありません。海外保険に入っておく事で、これらの病気や事故、被害の費用が保証されます。また、事故にあって入院して両親が渡航してくるとなった時、飛行機代も保険によってカバーされるプランなどもあります。

 

一方、自身が起こしてしまった事故に対しても保険はカバーしてくれます。例えば、住んでいるシェアハウスの壁を壊してしまった、お風呂にお湯を貯めていたのに居眠りをしてしまったため床上浸水をしてしまったというケースなどをカバーしてくれるプランもあります。

 

渡航するにあたり、海外保険への加入を外務省が強く推奨しており、中には海外保険への加入が必須な国もあるので必ず海外保険に加入しましょう!

 

海外保険の加入は渡航日を設定してから申し込む事が出来るので早い段階から進める事が出来ます。しかし、渡航までの時間がある事により、保険の証書を無くしてしまったなどのトラブルが実際あります。海外保険の加入は3ケ月前~出発の時期に行いましょう!

 

 

■各自治体の役所に行こう!

日本から長期で離れることになるワーキングホリデー、この期間中は日本に住所が無い状態になります。しかし、ある書類の提出を忘れてしまうと、日本にもいないにも関わらず、住民税や国民年金、国民健康保険支払い続けなくてはなりません。

 

その書類とは、「海外転出届」です。

 

この海外転出届を提出しておく事により、まず国民健康保険の支払いが免除されます。また、国民年金に関しては、払う払わないを選択する事ができるようになるので、絶対支払わなければならないという状況にはなりません。住民税は前年度の所得が国基づいて、毎年1月1日に住民票がある区市町村から課税される仕組みになっているので、年内に海外転出届を提出する事によって住民税の支払いが免除されます。

 

海外転出届の申請方法は各自治体によって変わってくるので、必ず確認して提出しましょう!

 

 

■お金の持って行き方を決めよう!

日本と海外では、クレジットカードを使える店の普及率が大幅に違います。日本は20%に対して、海外は80%のお店で使う事ができるなど海外は日本とは違い、クレジットカード社会です。

 

海外にお金を持って行く時は、なるべく現金で持って行かないようにしましょう。注意しなければならない事は、スリや盗難、強盗などの軽犯罪です。海外の軽犯罪の件数は、日本よりも圧倒的に多いです。もし、財布が盗まれた場合、現金は保険の対象外となるので返ってきません。

 

その点、クレジットカードなら紛失や盗難にあった時、現金よりリスクが少なく、すぐにクレジットカードの利用停止をするなどの対応ができます。また、クレジットカードは自分が支払能力のにもなるので、店によってはクレジットカードの提示を求められる事もあります。可能であれば、クレジットカードは2枚持つようにして、1枚は携帯用、もう1枚はスーツケースに保管し、もしもの際に使うなど使い分けるようにしましょう!

 

もしクレジットカードだとお金を使いすぎてしまうという不安がある方は、その場で引き落としになるデビットカードなどを持つようにしましょう!

 

 

■この時期におすすめのセミナー

・出発前準備セミナー

日本で準備しておいた方がいい物、現地に持って行った方がいいもの、現地銀行の使い方、到着後にする事などを紹介するセミナー

当協会メンバー限定のセミナーです。

メンバー登録についての詳細はこちらから

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■さいごに

ワーキングホリデーに行く前に海外保険には必ず加入するようにしましょう。また、渡航する前に各自治体に行き海外転出届などの書類の手続きを行いましょう!そして渡航の際に現金で持ち歩かないように注意しましょう。自分なら大丈夫と考える方が多いですが、絶対大丈夫という保証はありません。少しでも危険を回避するようにしましょう!

 

出発の直前に焦って準備をする人と時間をかけてじっくり準備をしている人とでは、気持ちの余裕に差ができます。気持ちに余裕がある事によって、色々な事に目を向ける事ができ、たくさんの経験をする事ができるはずです。人生の中で1番実りのある生活を送る為にきちんと準備を進めていく事を心がけてください!

 

 

 

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「出発までのフローチャート」

1年~6ヶ月前

6カ月~3ケ月前 語学学校について

6カ月~3ケ月前 ビザ申請について

3ケ月~出発 ← 今ここ

 

 

【関連記事】

ここだけは押さえておきたい!?海外留学保険の知っておきたいアレやコレ。

【海外に渡航する前に…Vol.2】カードってなんで必要なの?違いを徹底解説!

【リスク回避!】お金の持って行き方にはどんな方法がある?

世界各国の「飲み会」事情

こんにちは。

日本ワーキング・ワーキングデ―協会のNoriです。

 

のどが渇いたなー、何か飲みたいなーと思った時、想像するものは一つしかありませんよね。

 

そうです、

アルコールです。

 

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日本では友達と飲んだり、会社の人と飲んだり、時には取引先との飲み会など、飲む相手によって場所は変わってきますが、基本的には居酒屋に行って、おつまみを食べながら最初はビール、終わったら好きな物を飲むという流れですよね?

では、海外でも日本と同じように飲み会を開いているでしょうか?

 

今回は、世界各国の「飲み会」事情についてご紹介します!

 

【関連記事】海外で使える世界の「乾杯」まとめ!

 

 

最初に紹介する国はビールで有名なドイツ!日本でも行われている、世界最大規模のビールのお祭り「オクトーバーフェスト」。その発祥の地としてドイツは有名ですね。ビールビールと話しているので察しが付くかもしれませんが、ドイツでは最初はビールではなく最後までビール!というのが普通です。

 

食事をしながらビールを飲み、食べ終わってからもまたビールを追加。食後はそのままビールだけを飲み続けます。食事なしで飲みに行く時は、ビールだけ注文して、おつまみは食べません。酒の肴はみんなの会話になります。

 

ドイツ人は話が盛り上がると大きな声で会話を始めるので、はたから見ると言い争いをしているように見えるかもしれません。しかし実際は会話を楽しんでいるだけなので心配はしなくても大丈夫です。

 

また、お酒の席のマナーとして会社の人とお酒を飲む場合、職場の上下関係を気にしないで話をしています。仕事の話は極力避けましょう。

 

【関連記事】ワーホリ協定国のビールまとめ〜ドイツ後編〜

 

 

続いてご紹介する国は、お隣の国、韓国!お酒が飲めなければ出世ができないと言われている韓国、実は世界で一番お酒を消費する国なんです。

 

韓国の飲み会は、まず年長者・目上の人にお酌をします。そして、乾杯をする際は、目下の人がグラスの位置を下げて乾杯をしなくてはなりません。日本の乾杯と似ていますね。また、自分よりも目上の方からお酌をされた際は、片手で受けてはいけません。必ず両手を添えて受けてください。そして、お酒を飲む時に注意が必要です。

 

韓国では、目上の人に飲んでいる所を見せてはいけないという文化があります。相手に飲んでいる所を見せないようにする為、例え隣に座っていても横向き、もしくは後ろの方を向いて飲むようにしましょう!

 

お酒を注ぐ際にも注意が必要になります。それは、「注ぎ足し」。日本では、目上の人と飲んでいる時、グラスが半分~3分の1以下になったらお酒を注ぎ足す文化があります。

 

しかし、韓国ではグラスに残っているお酒の量に気をつけなくてはなりません。グラスに残っているお酒の量が半分以下の時に注ぎ足しをする行為が、法事や葬式の際に行う儀式の一つと同じだからです。大変失礼に値するので基本的にはグラスが空になってから注ぎ足しをしましょう!

 

【関連記事】「知らなかった」では済まされない!飲酒に関する海外のルール

 

 

最後にご紹介するのはワインで有名なフランス!フランス人の飲み会はホームパーティー形式で行われます。

 

フランスには「15分文化」というものがあります。この「15分文化」とは待ち合わせの時間から15分までなら遅れてもいいですよという文化です。

 

日本人は集合する時は5分前など時間に遅れないように行動を取る方がほとんどです。しかし、ホームパーティーを開くとなった時、時間通りに伺ってしまうとホストがまだ準備ができていない可能性があります。できるだけ時間通りではなく、少し遅れて伺うようにしましょう。

 

また、「アペリティフ」という食前酒を楽しむ時間があり、自分が好きな飲み物を手に持ちながらパーティーに参加している人と話をする文化があります。場合によっては、2~3時間かかる事もあるそうです。

 

そして会話をする際になるべく天気の話は避けましょう。フランス人は天気の話をされると相手には「何も話す事のないつまらない人」と思われてしまいます。できれば、映画や文化的な事、グルメの話などで盛り上がりましょう!

 

 

【関連記事】ビールが水より安い国があるらしい!

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いかがだったでしょうか。世界各国の飲み会は独自の文化やルールがあるという事がわかりますね。是非外国人とお酒を飲む機会がある時は、色々と自分の国のお酒の文化について話してみるのも面白いかもしれませんね。

ただし、お酒の飲み過ぎには注意するように心がけましょう!

実はすごいぞ!日本のパスポート!

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皆さんは、ご自身のパスポートをお持ちですか?

 

ワーホリや留学に興味がある方であればすでにパスポートをお持ちかもしれませんが、意外と「まだ持ってない」と答える方も多いのではないでしょうか。

 

それもそのはず、実は日本人のパスポート所持率は思いのほか低く、日本の人口全体から見ると約24%の方しかパスポートを所持していないんだそうです!4人に1人の確立ですね!

 

20代のパスポート所持率に焦点を当ててみると、さらに驚愕の数字が出てきます。20代全体から見たパスポート所持率は、なんと約6%!!!50人いても3人しかパスポートを所持していない計算になります!!

 

ちなみに、イギリス国民のパスポート所持率は約70%、カナダやアメリカでは約60%と非常に高い比率となっており、先進国の中でも日本のパスポート所持率だけ極端に低いことが伺えますね。

 

さて、そんな日本のパスポートですが、実はとーってもすごいことをご存知でしょうか。

 

ほかの国に渡航する際、入国するための許可証を提示し、入国審査を通らなけらばなりません。この入国許可証のことを「ビザ」といいます。国やビザの種類によってはビザを申請するのに時間がか語りもするのですが…

 

実は、日本のパスポートは世界第1位の信頼度の高さを誇ります。圧倒的信頼度の高さ故、国によって観光目的であれば観光ビザを申請することなく入国することができるんです!

 

ビザ申請をすることなく、日本のパスポートだけで入国できるのは、世界193カ国・6地域のうち、なんと190カ国!!!なんと、世界のほぼすべての国や地域にビザ申請することなく入国することができるんです!!!!

 

ビザ申請が必要ないことのメリットは、国を跨ぐ観光が非常に簡単になるということでしょう。陸路などで国境を通過する場合でも、複雑な手続きなしで通過できるのは旅行者にとってかなり大きいアドバンテージですよね。

 

ただし!カナダやアメリカなど一部の国では、入国にあたりビザ取得は不要ですが電子渡航認証の登録が義務付けられています。渡航前にこれを登録していないと、入国拒否されてしまう可能性もあるため、事前に確認するようにしておきましょう。

 

こんな素敵なパスポートを使わないなんて、もったいないです!

ぜひ世界に飛び出して、いろいろな国を体験してみてはいかがでしょうか??