Buongiorno Italia! 後編 帰国までの猶予は約6時間、残された時間でどれだけローマ観光ができるのか!?

こんにちは。

日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。

 

 

友達の結婚式で訪れたイタリア。ローマを観光した日は帰国の飛行機に乗る日でした。飛行機に乗る時間は夜10時、飛行機のチェックインは3時間前から行われているので7時には空港についていたい。空港までの電車の時間や、結婚した友達に帰国前に会って色々話したりする事を考えると市内観光ができるのは約5〜6時間・・・。

 

私がイタリアに来て最初に理解したのは、博物館や教会は事前予約をしていないと平気で2〜3時間待たされる事でした。博物館などは次回ゆっくり旅行できる時に行こうと心に決め、外からでも楽しめる場所、待ち時間が短い場所を中心に歩きました。

 

 

今回は、限られた時間でどれだけローマ観光ができたかについてご紹介します。

 

 

 

古代ローマを代表する闘技場「コロッセオ」

ローマの中心駅であるテルミニ駅から歩いて約15〜20分程南に行くと目の前に見えてきます。ローマ帝国時代に建てられた円形の闘技場です。世界遺産にも登録されています。当日は雨が降りそうな曇り空(後で通り雨が降ります)でしたが人の多さに驚きました。またコロッセオ周辺にはホームレスや個人で行っているであろう高額のガイドツアーの人が多くいらっしゃいます。正直言うと室内も見学したかったのですが、外から見るだけでも圧巻な場所でした。また、コロッセオの目の前にはフランスの凱旋門のモデルになったコンスタンティヌスの凱旋門があります。一度に両方を見学できたのでとても良かったです。

 

FB_IMG_1507602296436「コロッセオ」

 

 

映画【ローマの休日】で有名な「真実の口」

コロッセオから歩いて10〜15分ほどでたどり着けます。この真実の口は無料で見学する事ができます。人は並んでいますが、監視員が一人ついている事もあり、そんなに待つこともなく、20〜30分待てば真実の口で写真を取る事が出来ます。また真実の口は、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の中にあるので教会内も見学する事が出来ます。タイミングがよかったのか結婚式の写真を取られている方もいらっしゃいました。神秘的な祭壇を見る事ができるのでぜひ訪れてみてください。

 

DSC_0144_1「真実の口」

 

 

コインの言い伝えを知ってる?後ろ向き必須の「トレビの泉」

真実の口を見学後は北に向かって歩きます。「フォロ・ロマーノ」と呼ばれる古代ローマ遺跡や多くの記念館が並んでいる「ヴェネチア広場」を通り過ぎ20〜30分後、たどり着いたのは「「トレビの泉」です。バロック時代にできた噴水であり、観光名所としてとても有名です。コインの言い伝えがあり、後ろ向きに1枚投げるとまたローマに来れる、2枚目を投げると大切な人と永遠に過ごせる、3枚目を投げると恋人や夫・妻と別れると言われています。私もやろうとした所、コインを投げ入れていた人が警備員に注意されている光景を見て投げるのを断念。後から調べた所、投げても良いそうですので次回投げてこようと思います。もちろん見学は無料です。

ちなみに、トレビの泉周辺はスリが多い事で有名ですので注意してくださいね。

 

_DSC2948「フォロ・ロマーノ」

 

_DSC2957「ヴェネチア広場」

 

FB_IMG_1507602305083「トレビの泉」

 

 

ジェラートが食べられない「スペイン広場」

トレビの泉から移動しようとした時に思わぬ自体が発生しました。さきほどまで曇り空だった空模様がスコールのような雨に変化。私は時間があまり残されていなかった事、カメラを持っていたがバックは防水だから問題ないと考え、雨ガッパを購入。そのまま気にせず北に向かって15分程歩きました。ついた場所は、「真実の口」と同じく、映画【ローマの休日】で有名であるスペイン広場です。1725年に建てられたスペイン広場は近くにスペイン大使館がある事から名づけられたようです。

 

FB_IMG_1507602301960「スペイン広場」

 

映画【ローマの休日】にてジェラートを食べるシーンが有るのですが、保全のため現在はジェラートを食べる事が出来ません。トレビの泉付近に有名なジェラートがあるのでそこで食べるのをおすすめします。

 

 

ローマへの入り口「ポポロ広場」

最後に訪れたのはポポロ広場です。スペイン広場から歩いて約10分ほど北に進むと大きな広場が現れます。幸いな事にポポロ広場についた頃には雨が上がっていました。

ポポロ広場はカトリックの巡礼者が最初に訪れる場所として有名です。ポポロ広場は噴水があるオベリスクを中心として3本の道路に分かれており、広場の両脇にはネプチューンの像が建てられており、道路の間には外見がそっくりな双子教会堂などが建てられています。また、ピンチョの丘と呼ばれるローマで最初に建てられた公立公園があり、ローマの風景を楽しむ事が出来ます。雨の後だったのでとてもきれいでした。

 

_DSC2977「ポポロ広場」

 

 

実際にかかった時間は・・・

今回訪れた場所を整理すると、コロッセオから始まり、有名な観光地は計7箇所訪れました。ホテルをチェックアウトしたのは11時、荷物を受け取るために再びホテルに戻ってきた時間は午後3時ちょっと過ぎ、

なんとトータル4時間弱で回る事が出来ました!

その後、結婚式を終えた友達夫婦と出会い、改めて祝福&プレゼントを渡し、オーストラリアでの思い出やお前の結婚式には必ず出席するから招待しろなどどうでもいい他愛もない楽しい時間を電車が来るギリギリまで話していました。

 

 

最後に

主要な観光名所を回る事ができ、いい運動にもなったのでとても充実したローマ市内の観光ができました。心残りとしては、トレビの泉でコインを投げていない事、またカトリックの中心地であるバチカンに行けなかった事ですかね。それでも十分に楽しむ事が出来たので次は日本で色々と予約をしてから渡航しようと思います。

 

また「持つべきものは友」だなぁ〜と改めて思いました。今まではヨーロッパは遠い事もあり、一人で旅行しようと踏み込めていませんでした。またワーホリ時代の他の友達とも連絡を取ってはいますが、中々出会う事が出来ないのでこういった機会は大事にしたいなぁと思います。改めてワーキングホリデーに行ってよかったなと思う旅行でした。

 

 

いかがだったでしょうか。少しでもローマ観光について知ってもらえれば幸いです。

それでは!

 

 

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Buongiorno Italia! 中編 イタリアでイタリア人とイラン人によるイタリア式結婚式

こんにちは。

日本ワーキング・ホリデー協会Noriです。

 

前回は初めて渡航したイタリアについて紹介させていただきました。

Buongiorno Italia! 前編 行ってみてわかったイタリアってこんな国!

 

結婚式には年齢的に何回も出席をしていますが、今回は友だちであるイラン人新郎とイタリア人新婦の結婚式に招待された名目でイタリアに渡航しているので、イタリアの結婚式について紹介致します。

 

 

 

全員に配られる聖書と台本

結婚式が始まるのは午後4時から、私は10分前に教会に入って待機していました。そして最初に目に入ったのは折りたたみのうちわと小冊子と聖書。聖書はわかるにしてもこの小冊子はなんだろうと開いてみたら、イタリア語でぜんぜんわからない。隣りに座っていた人に聞いた所、今日話す内容が全て書かれているとのこと。後々わかりますが、結婚式の最中に参列者が宣誓する場面もあるため用意されているとの事。これなら失敗なく話せますね。ちなみに聖書は持って帰れませんでした。当たり前ですね。

 

 

 

最初からクライマックスなパイプオルガン演奏

神父と補佐役の方が登場して、ついに結婚式がはじまります。教会の表門が開いて、新郎新婦が入場する際に音楽がなり始めます。ドラマで流れるような音楽ではなく、聖歌が演奏されるのですが、パイプオルガンに近かったのでまぁまぁの音量、生でパイプオルガンを聞いた事がなかったのでその迫力に最初は圧倒されました。ちなみに聖歌隊はいなく、一人だけ聖歌を歌う人がいました。大勢でも見てみたいですね。

 

新郎新婦が神父の前に到着してから先ほどの台本が役に立ちます。何を言っているかはわかりませんが、英語と似ている言葉で話しているので台本を目で追う事は出来ました。また、式の途中聖歌を歌う場面が多く起立着席を繰り返します。台本を見ては聖歌を歌っての繰り返しを延々と2時間、なかなかハードな結婚式でした。

 

中でも印象的だったのは、神父が参列者にも祝福をする所。

聖杯に入った聖水を参列者にもかけ周ります。他には基準はわかりませんでしたが、親族の方々はおせんべいのような食べ物を一人ひとりちぎって分け与えていました。カトリックでは普通なのかもしれませんね。

 

最後に新郎新婦を祝福するために参列者は外に出て待機です。その際に色鮮やかになったお米をみんな手渡されます。新郎新婦が登場したらみんなで振りかける、なんとも海外らしい結婚式だなと感じました。

 

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教会からリストランテへ

教会での式が終わると全員リストランテへ移動します。リストランテはレストランを示すイタリア語ですが、一般的にはコース料理などが基本の高級レストランを表します。日本語でも大衆食堂や居酒屋、小料理屋など様々な呼び方があるようにイタリアにもあります。ちなみにピザ屋はピッツェリアと呼びます。

 

今回訪れたリストランテは真ん中に噴水があり、アジアとヨーロッパを3:7くらいで併せたようなテーマのお店でした。またローマ郊外にあり、とても自然を感じる事ができる素晴らしい場所でした。また後から新郎新婦に聞いたのですが、元フランス代表DFヴァンサン・カンデラが経営しているリストランテだったらしく、当日は本人も別の部屋にいたそうです。正直会いたかったですね。

 

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思わぬ落とし穴

式も終わりリストランテに移動したので、すぐに食事でも始まるかと思っていたのですが、最初に始まったのは屋外でビュッフェ形式の料理。 並べられている料理がどれも美味しく、またお酒も好きなだけ飲む事が出来たのでそんなにメインの食事まで時間がかからないだろうと思って食べていました。しかしながら実際にリストランテに入るまでにかかった時間は1.5〜2時間後、外が夕焼けから夜へとかわりつつある時間でした。

 

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正直に言います。ビュッフェの時点で7割ほどお腹がいっぱいになっていました。流石にリストランテの中でご飯を食べるまでに時間はかからないだろう、もしかしたらこのまま外で行うのではないかと軽い気持ちでいたのがまずかったです。

 

リストランテに入り、出て来る料理は外で食べたビュッフェよりも美味しかったです。前菜はボンゴレとキノコの炒め料理、次にペンネアラビアータ、そして名前の分からない美味しい料理、最後にメインのステーキ・・・。

 

なぜもっと早く始まってくれないんだ!

 

と心の中で少し思いました。おかげ様でお腹はパンパンになりましたが、めったに食べる事ができなかったのでとても良かったです。

 

食事の後は外に出てビュッフェ形式のデザートです。みなさんあんなに食べていたのに勢い変わらずグイグイ食べていました。正直私はお腹がいっぱいでしたのでずっとエスプレッソを飲んでいました。

また、このデザートの時間にダンスを踊ったりなどをして最後にプーケトスがありました。ブーケトスは1回だけなのかなと思っていたのですが、なんと合計で3回行っていました。受け取った3名の方はみなさん恋人がいるようで結婚のいいきっかけになってくれるのではないかと感じましたね。ブーケトスが終わった時点で今回の結婚式は終了です。

 

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結論:結婚式っていいよね

今回日本人として参加したのは私一人、後はオーストラリア(新郎友だち)とイラン(新郎家族&親戚)、フランスにイタリア(新婦家族&親戚&友だち)ととても国際色豊かな結婚式でした。初めての海外結婚式でもあり、友だちの結婚式でもあるのでとても印象に残る結婚式でした。

 

この結婚式で新郎新婦以外の友だちを作ることもでき、またローマでホテルを経営していらっしゃるオーストラリア人オーナーとも知り合う事が出来ましたので、次にイタリアを訪れる時に宿泊するホテルは決まりました笑

海外の結婚式は中々出席する事ができないので貴重な経験をさせてくれた新郎新婦には感謝ですね。

 

 

いかがだったでしょうか、少しでもイタリアの結婚式について知っていただければ幸いです。

それでは!

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