【ダニッシュダイナマイト】ワーホリ協定各国代表を独断と偏見で〜デンマーク〜【2018ロシアワールドカップ】

こんにちは。

日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。

 

日本はセネガルとの試合引き分けでしたね。グループステージ突破がかかる次の試合がまずは大事ですね。ポーランドはワールドカップ最後の試合なので、どうにかして1勝してやるという気持ちで来るはずなので気をつけたいですね。最低引き分け以上で終わってもらいたいです。

 

また、個人的にパナマの初ゴールがとても印象的でした。

日本が初めて参加した98年ワールドカップジャマイカ戦で、中山雅史さんが決めたゴールを思い出しました。

これからもがんばってもらいたいですね。(決して上から目線ではありません。)

親近感が湧いたんでちょっとパナマに行ってみたくなりました。

 

今回はイングランドと同じFIFAランク12位のデンマーク代表についてご紹介します!

 

Denmark

 

■伝統的な戦術を受け継いでいるチーム

1970年台当時に生まれ、今のサッカーに影響を与えた「トータルフットボール」という戦術があります。

全員守備・全員攻撃を行い、各ポジションの人が自由にポジションを変える(ゴールキーパー以外)という戦術です。

この戦術の中心にヨハン・クライフさんというサッカー界のレジェンドがいます。

 

なぜクライフ氏の話をしたかと言うと、デンマークの戦術がこのトータル・フットボールを基に作られた戦術だからです。トータルフットボールよりも、もっと攻撃的な戦術となります。

伝統を重んじるチーム、私は好きです。(一番はイタリアですが)

 

 

■実はワールドカップ予選から強いチーム

ワールドカップ予選で1.2を争うほど予選突破が厳しいと言われる、ワールドカップヨーロッパ予選。

その中で2位通過を果たしたデンマーク代表は、すでに始まっているワールドカップでも1勝1分けと日本代表同様良い滑り出しをしています。

中心となる選手がきちんと機能しているので、得失点差さえ気をつければ余裕でベスト8まですすむのではないのかなと思います。

92年の欧州ヨーロッパ選手権のときのような超攻撃的なデンマーク代表をみたいですね。

 

 

■個人的にチームに欠かせないと思う選手

・カスパー・シュマイケル選手

イングランドのレスター・シティに所属しているゴールキーパーです。

 

 

 

日本代表の岡崎選手が所属しているチームの正ゴールキーパーでもあります。

実はこの選手のお父さんであるピーター・シュマイケルがサッカー界でとてつもなく有名です。

※ピーター・シュマイケルはマンチェスター・ユナイテッドの正ゴールキーパーだった人です。ぜひ99年チャンピオンズリーグ決勝の動画をyoutubeなどで調べてみて下さい。すぐ出てきます。

 

親子二代で国を代表して戦っている選手はあまりいないのではないでしょうか。

(ぱっと思いつくのが、元イタリア代表のパオロ・マルディーニ選手。ACミランの象徴です。)

お父さんの背中をみて育ったこともあり、段々と風格がでてきたなぁという印象です。

 

お父さん同様反射神経に優れている印象なので、これはゴールするなって思ったシュートも紙一重でセーブしている印象です。

またキックの精度も高いので、前線へのロングパスの正確さにも注目しています。

世界最高のゴールキーパーはドイツ代表のマヌエル・ノイアー選手と言われていますが、個人的にはシュマイケル選手も変わらないでしょと思ってます。

 

 

・クリスティアン・エリクセン選手

イングランドのトットナム・ホットスパーに所属するミッドフィルダーです。

 

 

 

この選手がいなかったら、今のデンマーク代表の強さが保てません。

というくらいチームにとって重要な選手です。

攻撃的なミッドフィルダーでありながらチームでの得点数はナンバーワン。フォワードよりも得点を重ねているので、回りの選手を活かしつつ、自分でもゴールを決めれる才能に秀でていますね。

 

前述でもお伝えしたとおり、ヨハン・クライフさんと同じポジションでデンマークの攻撃リズムを作っているのは彼です。逆を言えば、彼さえ止めてしまえば、デンマークの攻撃は半減するということになりますが、正直止められている場面をワールドカップでは少なくとも見ていません。

 

もし日本代表が戦うことになったら彼への注意は他の選手よりも行ったほうが良いと思います。(他の選手にも注意しながら)

 

 

いかがだったでしょうか。少しでもデンマーク代表について知っていただければ幸いです。

それでは!

 

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[ロンドンの日常] TWO [Alva noto / 坂本龍一]

ロンドンを代表する劇場、Barbican Centreで坂本龍一さんとドイツのアーティストAlva notoの公演を観て来ました。

 

 

 

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Barbicanでは今年、「音楽の世界を変えた日本の革新者たち」というテーマで、日本人アーティストの公演がいくつか行われます。

Ryoji Ikedaさんや細野晴臣さんなどの名前が並ぶその一つ目として、今回の坂本龍一さんとAlva notoの公演が行われました。

 

 

DSC05910

 

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コンサートが始まる前に会場のそばでぼーっとしていると、同じくコンサートの時間を待つ人たちと出会いました。

60代くらいの彼らの中の一人は、1983年に買った「戦場のメリークリスマス」やDavid Sylvianというイギリスのシンガーとの共作のレコードを、わざわざ会場まで持って来ていました。

 

当時、ロンドンでどのように日本の音楽が流通していたか

坂本龍一さんがヨーロッパにどのようなインパクトを与えたのか

 

そんな話を聞きながら、コンサートの始まりを待ちます。

 

DSC05915

 

ーーー

去年、僕は坂本龍一さんが出した”async”というアルバムを、とにかく、何度も何度も聞いていました。

今回の公演を見て、僕はそのアルバムを聞いた時と同じことを感じました。

 

坂本龍一さんは、よくいる大御所のミュージシャンやバンドとは違い過去の作品に甘んじることなく、今でも新しい挑戦を続けています。

公演の中で、「戦場のメリークリスマス」やBrian Enoの”by the river”など誰でも知っている曲が演奏をされることはなく

asyncの中ではピアノだけではなく、環境音の録音や電子音が多く使われています。

そんな坂本龍一さんを僕は、現役のアーティストなんだということを、改めて実感しました。

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僕が把握している限りでは、坂本龍一さんは今回のロンドンの滞在中に2本のコンサートと、2本の映画関連の公演が予定されています。

映画は去年日本で公開された”coda”というドキュメンタリー映画で、トレーラーだけで吸い込まれるような、素晴らしいものになっています。

 

 

僕はチケットを取ることができなかったのですが、今回の公演を観て、当日キャンセルのチケットを狙って並びに行こうと思い直しました。

直接感じられる感動を受けられる間にきちんと受けたい

そう思わせてくれる公演でした。

( 文 : 杉 浩毅 )

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【スリーライオンズ】ワーホリ協定各国を独断と偏見で〜イングランド編〜【2018年ロシアワールドカップ】

こんにちは。

日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。

どうしてアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手は代表では活躍できないのでしょうか。

国民がリオネル・メッシ選手に期待をかけすぎているからかもしれませんね。

もっと自由にプレーをしてもらいたいです。(といってもクロアチアも決して弱いチームではないのでしょうがない部分もあるかなと思います。モドリッチのミドルシュートは流石の一言でした。)

 

今回はFIFAランク12位のイングランド代表について紹介します!

 

England

 

 

ちなみにイギリス代表と書かない理由は、イギリスの正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合国」、つまり「イングランド・アイルランド・ウェールズ」複数の国の事を表しているからです。

このことからイングランドと書かせていただいています。

 

 

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※用語を簡単に説明します。

・フォワード、トップ・・・ゴールを決めるのが仕事の人。前にいる人

・ミッドフィルダー・・・ゴールするためにパスをつなぐ人。真ん中にいる人

・ディフェンダー、バック・・・相手からのゴールを守る人。後ろにいる人

・ゴールキーパー・・・ゴールを阻止する人。唯一手が使える人

・フォーメーションについて・・・◯-◯-◯は各ポジションの人の数を表しています。

 

例えば3-5-2だったらディフェンダーが3人、ミッドフィルダーが5人、フォワードが2人という順番です。ゴールキーパーは1人しかいないので数えません。

ちなみに4-2-3-1と表示したら、ディフェンダーが4人、守備的なミッドフィルダー2人、攻撃的なミッドフィルダーが3人、フォワードが1人です。

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■強いと言われながらも前回優勝から50年近く遠のいている国

2002年に行われた日韓ワールドカップのベッカムフィーバーから早16年、

サッカー発祥の地として有名なイングランドですが、ワールドカップで優勝したのは1966年。各年代、各ポジションに有名な選手がそろってはいますが、毎大会ベスト8や良くてもベスト4までしか進んでいません。

またPK戦(キッカーとキーパーが1対1で勝負する最後の勝負)で負けている印象が強いのでスペイン代表のように歴史を塗り替えてもらいたいですね。

 

 

■ワールドカップを経験している人が少ない若手主体、でも勢いがあるチーム

前回ワールドカップから続けて参加している選手があまりいなく、若い世代を中心としているので、もしかしたら次のワールドカップを見据えたメンバーを招集しているのかなと感じています。(前回大会のベルギー代表のような印象です。)

また、若手を起用することによって今までのイングランド代表と違い、みんなが知っているスター選手にボールを集めるというよりかは、エース兼キャプテンのハリー・ケイン選手を中心に戦術どおり動けているので、いいチームだなと感じました。(もちろんスター選手がたくさんいるチームも好きです。)

 

 

 

強いて言えば、チームをガチッと締める存在の選手がいないかなと感じます。(前回大会のルーニーのような)

なので先制される、もしくは同点の際、必死になって攻めに行った結果、カウンターからゴールをされてしまうのではないかなと思います。(今大会のメキシコのような)

サッカーだけではありませんが、落ち着かなくては行けない場面ってありますよね。

 

 

■個人的に気になる選手

・デレ・アリ選手

イングランドのトットナムに所属しているミッドフィルダーです。

 

 

 

はじめて見たのは2年前くらいですが、名前からイングランドの選手と想像できませんでした笑

彼の印象は、テクニック・フィジカルがあり攻守どちらも上手にできる選手、でも一番得意なのはゴールに絡む動きです。

何度かブログで書かせていただいてますが、ミッドフィルダーのポジションならどこでもできます。

上の写真だとわからないかもしれませんが、身長は190センチ近くあるので、攻撃でも守備でもどちらでも貢献している印象です。

ボールを自分でキープすることもでき、シュートやパスもできる選手なので将来的にスティーブン・ジェラード選手のようになってくれないかなと期待しています。

 

 

・マーカス・ラッシュフォード選手

イングランドのマンチェスター・ユナイテッドに所属しているフォワードです。

 

 

 

この選手のデビュー戦も衝撃的でした。

この選手の印象は、黒い弾丸です。

一瞬の加速はフランス代表のムバッペ選手並みに早いのではないかなと思います。(ちなみにラッシュフォード選手とムバッペ選手は同い年で19歳です。おばけです笑)

また一度スピードに乗ったらフィジカルが強い選手と並んで走ってもゴールを決めている印象です。スピードがフィジカルを凌駕する瞬間が見れるじゃないかなと思います。

 

また角度のないところからのシュートもけっこうゴールしているので、シュート精度も高い、もしくは感覚が優れているんじゃないかなと思います。

ボールを持ったらとにかくドリブルで抜いていこうとするので回りの選手をもう少し見れるようになればよりチャンスが生まれてゴールを量産してくれる事を祈ってます。

 

いかがだったでしょうか。

少しでもイングランド代表について知っていただければ幸いです。

それでは!

 

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