Video shows Google self-driving van accident in Arizona[US TODAY]
金曜日、Googleを運営する会社”Alphabet”グループの自動運転サービスの会社”Waymo”が事故に巻き込まれました。
場所はWaymoが自動運転のテスト場所に使っているアリゾナのチャンドラー。
自動運転テスト中のWaymoの自動車にも操縦者は乗っていましたが、どちらも、怪我は軽いもので済んだようです。
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記事の中では、チャンドラーでは直近二年で、自動運転のテストによる事故が少なくとも3件発生していると書かれています。
Accidents involving self-driving cars in Arizona have raised questions about whether the tech is ready for testing with the public.
アリゾナで起こる自動運転による事故は、「公共の道路でテストができるほど自動運転のテクノロジーが追いついているか」という疑問を増やしています。
今年の3月には、Uberの自動運転テストに巻き込まれて、一人の女性が亡くなっています。
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僕の知る限りでは、自動運転の事故の焦点は「誰に責任義務があるのか」というところにあります。
今、トヨタの車を運転して事故を起こしても、(車に不具合が無い限りは)責任はドライバーにあります。
トヨタにはありません。
自動運転車が起こした事故も、ドライバーの責任になるのでしょうか?
それとも、製造者の責任になるのでしょうか?
現在、世界中では年間約130万人の人が交通事故で命を落としています。
「便利さと人の命がどちらが大切か」と聞かれれば、ほとんどの人は迷わず「人の命」と答えられるでしょう。
しかし、年間100万人以上の人が亡くなりながら僕たちは車を使い続け、車の無い社会は、想像もできません。
自動運転が採用されることにより、この数が0にならずとも、かなり減らすことができると期待しています。
僕は、テクノロジーを応援しています。
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BGM : nujabes / a day by atmosphere supreme
日が長くなったロンドンでは、20:30くらいに日の入りに入ります。
21時近くになっても、まだ明るさが残ります。
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