こんにちは。
日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。
「人生楽ありゃ苦もあるさ」
水戸黄門ではありませんが、皆さんが思っているほど、ワーホリは良いことばかりではありません。しかし自分の頑張り次第で良い事ばかり続いたりするのもワーホリです。
今回はワーホリの天国と地獄をご紹介いたします。
明るい気分で終わった方がいいと思うので、最初に地獄をご紹介します♪
■海外生活に馴染めないからすぐ帰国
「とりあえず現地に行けばなんとかなるっしょ?」
と軽い気持ちでワーホリに行く方が陥りやすいです。
「とりあえずなんとかなる」とは一体どういう事なんでしょうか。語学力でしょうか?学校でしょうか?それとも仕事でしょうか?「なに」がなんとかなるのか皆さん考えた事がありますか?(注:別に怒っているわけではありません。)
海外で生活するという事は基本的に日本の習慣が通じないと考えましょう。
実際に海外生活を夢見てワーホリに言ったけれど、友達が全くできない、仕事が全然見つからない、シェアハウスが見つからない、自分が想像していた海外生活とはかけ離れているなどの理由から、渡航して1〜3ヶ月以内に帰国をする方がいらっしゃいます。
また日本人ばかりと一緒にいるから日本と生活が変わらないから友達が多い日本に帰る方、意気揚々と海外に行ってすぐ帰ってきたのが恥ずかしいと引きこもりになってしまう方なども耳にします。
このような方々に共通して言える事は、目的・目標がないという事です。
何もせずに日本に帰国するってもったいないと思いませんか?ワーキングホリデービザは1カ国に1度しか使うことが出来ない貴重なビザです。利用する際は必ず確認してくださいね。
■話せるようになったし、聞けるようになった。これなら日本ですぐ再就職できる・・・はずが・・・
現地で生活をして日常会話には不自由しなくなったし、帰国してから語学を活かした再就職をしようと思っている方は注意してください。
最初に言うと、企業にとって「ワーキングホリデー」はまだあまり良い印象を持っておりません。
自分が思っていた就職先から内定がもらえず、ワーホリの時のようにアルバイトを続ける人、中には延々と面接とお祈りメールの繰り返しにより、気づけば1年経っていた、自分に自信がなくなって引きこもりになってしまった方もいらっしゃいます。
企業が求めている事は語学力だけではありません。そもそも語学力がある事が普通です。
再就職を考えているならば、例えば自分の語学を証明する資格を取得するなど、方法はあります。
もし再就職に不安を感じているなら、協会では帰国後の就職に関するセミナーも開いています。是非参加してみてください。
いかがですか? 意識が少し変わったでしょうか。ここからは天国についてご紹介します!
■世界中に友達がたくさんできたから・・・
学校に通うと多くの国際色豊かな友人ができます。友達が増える事によって、旅行の計画が立てやすくなります。
私に限ってかもしれませんが、友達の結婚式に招待されました。実際に私がかかった費用は飛行機代のみで、それ以外は友達がすべて払ってくれました。太っ腹でしたね。
その時のブログはこちら → イタリアでイタリア人とイラン人による結婚式
また、〇月に旅行しようと思っているんだけどと事前に連絡しておけば、大体現地でガイドをしてくれます。そして、現地の人しか行かないような場所に連れてってくれたりするのでとても楽しいです。家が大きい友達だったら、そのまま家に泊めてくれたりもします。
■現地で素敵な彼氏/彼女ができた、そしてそのまま・・・
これは実際に私の友達、身内の二組を知っています。友達はイタリア人男性と、身内はスイス人女性と国際結婚しています。友達は私と同じ時期に通っていた語学学校の友達と、身内は学生ビザで語学学校に通っている時に出会いました。
外国人と付き合えば語学力が伸びるというのはあながち嘘ではなく、正直二人には語学の面で敵わない部分があります。また友達に限っては、現在もオーストラリアでだんなさんと暮らしています。
日本人女性は外国人にモテるとよく聞きますが、日本人男性ももしかしたらチャンスがありますよ!
いかがだったでしょうか。少しでもワーホリの天国と地獄を感じていただけたら幸いです。
それでは!