So long, suckers! Japan mourns killing of World Cup psychic octopus [The Guardian]
イギリスの新聞The Guardianのウェブサイトに、日本についての記事が載っていました。
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記事は日本で水揚げされたワールドカップの結果を占うタコ”ラビオ”についてです。
僕はこの記事で今回のタコについて知りました。
記事を読んでいると普段新聞では見ない、初めて見る単語が次々に出てきます。
“cephalopod”
この言葉は、タコやイカなど頭から長い足が伸びている動物を表す言葉のようです。
“psychic”
「サイキック」なんて言葉を使われている文章を初めて読みました。
one agreed that dispatching Rabio was bad karma: “This will be the curse of the Octopus and they won’t win the WC for another century!”
「これはきっとタコの呪いだ、日本は向こう百年W杯で勝てないだろう!」
ラビオを出荷したのは悪いカルマだったという人も出てきている。
But as Japan prepared to play Belgium, Abe revealed that the creature had been killed and sold as seafood at the local market soon after it had correctly forecast the result in the Poland match.
しかし日本がベルギー戦に向けて準備している頃、アベさん(漁師)はタコがポーランド戦の結果を言い当てた直後に地元の市場に出荷されていたことを明かした。
読めば読むほど、「ふざけているのかな」というような内容の記事です。
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実はこの記事が今日(7月3日)のThe Guardianの記事の中で三番目に読まれているようで
また、他の国でも結果を予想するぶたや猫が出てきているようで
どこの国も同じようなことで盛り上がるんだなぁと感じさせられます。
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日本で夜3時にキックオフだった今回の試合はイギリスの時間では午後7時にキックオフというベストな時間で、僕もパブに行ってリアルタイムで観戦しました。
スポーツに疎い僕は、サッカーのゲームをきちんと見るのが初めてでした。
パブにはベルギーを応援している人たちと日本を応援している人たちが入り混じっていて –
初めてには贅沢な、素晴らしい進行の試合に周りの人と盛り上がりました。
試合が終わった後も、地下鉄に乗ると知らない人に「日本、凄い試合だったね!」と話しかけたり、翌日には働いているカフェで「昨日の試合観た!?」と初めてのお客さんに話しかけられます。
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図書館でこの記事を書いている今 : 午後7時18分 –
イングランドとコロンビアのゲームが始まっています。
せっかくのこの機会に、僕ももう少しだけW杯を楽しみたいと思っています。
( 文 : 杉 浩毅 )
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BGM : ‘Aftergrow’ Ambient Mix
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