みなさん帰国前に一度は思うことがある「帰国したら何しよう」。
留学であれば留学期間、ワーホリビザは1年間という制限付きのビザです。
その後永住や就労ビザ、結婚などいろいろな方法で滞在を延長される方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が帰国されると思います。
そうなると学生さんでも、お仕事を辞めて渡航された皆さんも帰国後に就職活動や転職活動が待っていると思います。
もちろん医療系の方や保育士・美容師さんなど資格を持たれている方はそのまま元の仕事に戻られる方も多いのですが、やはりもともと会社員の方が帰国後に転職をされるのは一般的な流れかと思います。
今回はそんな帰国後のお仕事について!三編に分けて「帰国後に海外経験をプラスにして就職・転職活動をするには?」というお題で
・渡航前
・渡航中
・帰国後
に分けて目標設定や滞在中に意識することなどをお伝えしていこうと思います。
今回は
~渡航中編~渡航中に何をするかが一番大切!です!
【行く前の目標を見失わないように】
前回の記事でもご紹介しましたが、やはりまずは学校に行かれる方は「英語力の目標」をある程度きっちり決めることが重要だと思います。
何でも構わないのですが、TOEIC/ケンブリッジ検定/IELTSなどが代表格です。就学期間が6か月未満の方は、英語力に付随する目標でもよいかもしれません。(外国人の友達を100人作る、とか、絶対に通う学校のUpper-Intermediateで卒業しよう!など)
まずはこの目標をしっかりとブラさずに頑張ることが皆さんの滞在の最初の段階の目標になるかと思います。しかし、向こうに行くとできないことも増え、言葉も通じない、気候も違う、そんなストレスもあり「楽な方に、楽な方」に進んでいくことももちろん簡単です。
そうなると日本語だけの生活になってしまったり、日本人だけで過ごしてしまう時間が増えてしまったりなどもあり、英語力が思うように伸びない、ということもよく聞く話です。
ワーホリに行かれた方の6割が英語が伸びず(仕事で使えるレベルではない程度、旅行などは困らない)に帰って来てると言われています。
逆に言えば、英語をしっかり伸ばせれば「経験を活かすことができる」ということですね。
高くても低くても大丈夫ですので、まずは「英語力の目標」を設定しましょう。
【語学・仕事・生活・旅行 いろいろな場面でネタを探しておく】
海外に行くと、日本では経験できないことがたくさんできます。
もちろんカルチャーショックに感じることもあると思いますが、プラスな面もマイナスな面も、帰国後の就活のネタになることがたくさん経験できると思います。
帰国後の就活などを通して聞かれることは
・日本と海外とで違いを感じたことは何でしたか
・ワーホリ / 留学先ではどんな活動をしましたか
・ワーホリ / 留学生活での失敗や苦労した体験は
・ワーホリ / 留学を通して一番成長した事は
などの、「留学経験を通じてどのような成長を遂げたのか」とよく人事の方も言われます。
文化の違いや国籍の違い、言語の違いを直に体験することで、またそれを乗り越えることでどう自分が変われたのか、などを聞きたいというのが人事目線です。
ですので、滞在中はぜひ「あ、これはネタになるな」と思ったことがあればすぐに携帯でも紙でもなんでもいいのでメモなどをして記憶に残すようにしましょう!インスタグラムのストーリーで残して帰国後にアーカイブを振り返ってみてもいいですね:)
【毎日がネタの宝庫】
渡航中はもちろん英語の勉強や仕事もそうですが、ほかの国や街に旅行に行ったり、息抜きも適度に大切です。
学校に友達もたくさんいると思いますので、一緒にご飯に行ったり旅行に行ったり、いろいろなことを欲張りに経験されてください。
もしかしたら旅先で、思いもよらない「ネタ」に出会うかもしれませんね!
次回は最終回~いよいよ帰国後の就活編、スタートです!
福岡 しょうへい
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