こんにちは、ILSC田村杏奴です。
ご無沙汰しておりました。。
このブログをライフワークのように楽しんでいたのですが、
日本に出張している間に手が止まってしまいました。
こういうのは一度とまるとダメですねー。
さあ、またこちらに学校、都市のつれづれを書いていきますので
おつきあいよろしくお願いします♪
さて、先日ブリスベンキャンパスでは、3日間に渡り総勢36名、
10カ国の在校生さんたちの協力を得てキャンパス紹介ビデオの撮影が行われました。
ここでは少し撮影裏話をご紹介したいと思います。
スーパースターチームに支えられた3日間
ILSCブリスベンは、主に週末多くの地元イベントにボランティアとして参加しています。
初めは少しシャイな学生さんでも、1度2度と参加するうちに、だんだん課外活動の中心人物となってくることがあります。
今回の撮影では、学生さんの中からボランティアの常連さんたちが撮影クルーとして強力にサポートしてくれました。
さまざまなハプニングに反応し、即座に対応してくれたクルーたちがいなければこの撮影は成功しなかったと思います。
思いがけない天候
ブリスベンといえば年間300日が晴れと言われている晴天の都市。
そして撮影のあった11月は盛夏。
当然ブリスベンキャンパスの紹介では青い空、白い雲、輝く太陽の下で、
キラキラ輝く学生さんたちの笑顔を撮影する予定でした。
しかしなぜか撮影の3日間は完全に嵐の予報。
全スタッフが一瞬絶望したことは今だから言えます。
ただ「予報は予報!」というオーストラリア流超絶ポジティブ思考で乗り出した撮影では、
大幅な予定変更や、ロケーション変更があったものの結果的には、
期待を大きく超えるブリスベンのすばらしさをカメラに納めることができました。
困難を通じて生まれた連帯感
今回の撮影は、ブリスベンスタッフにとって初めての試みで、
プロのカメラマン以外は撮影の経験の無いスタッフで構成されいました。
どんなに事前に計画を練っても、経験不足は明らかで、そこへ来て不測の天候。
そんな中、スタッフが一番心配していたのは「どこまで学生さんたちが着いてきてくれるか」でした。
「学生さん無しでは撮影は成り立たない。でもいくらなんでも待たせすぎ、予定変更しすぎ」
という状態で、いい加減イライラした学生さんたちが
「やっぱ予定ができたから今日は撮影に参加できない」
と言い出さないか、ハラハラしていました。
しかし、連絡用に作ったフェイスブックのチャットルームでは、
逆に私が励まされるようなメッセージが次から次へと流れてきて
「みんなで成功させよう!」
という空気を作ってくれたのは他でもない、学生さんたちでした。
こうして無事撮影が終わり、私は感謝の意を表して一人ひとりに賞状を作らせてもらいました。
この表彰会に集まった仲間たちは、同じ困難を乗り越えた仲間同士の、
国や言葉を超えた連帯感でしっかり結ばれているように感じ、
皆さんの笑顔が少し涙でかすんで見えたのはここだけの秘密です。
それでは今日はこの辺で。
ごきげんよう。