【注意喚起】日本人渡航者による「タバコ密輸」国外退去処分/ビザ取消

日本人渡航者によるオーストラリアへの「タバコ密輸」が相次ぎ、入国拒否やビザ取消、高額罰金などの処分が行われています。

 

ワーホリ・留学での渡航時「運び屋」としてトラブルに巻き込まれないよう十分に注意するとともに、各国政府・税関が定める規定に則って荷物の準備を行うようにしましょう。

 


 

(参照)オーストラリア国境警備隊

https://www.abf.gov.au/newsroom-subsite/Pages/ABF-officers-prove-a-real-drag-to-ciggie-smugglers;-visas-gone-in-a-puff-of-smoke.aspx

 

(一部抜粋)

Australian Border Force (ABF) officers have cancelled the tourist visas of two male Japanese nationals for attempting to bring into Australia a combined total of more than 70,600 undeclared cigarettes.

ABF officers stopped the men for a baggage examination after they arrived at Melbourne International Airport on the same flight from Tokyo, Japan, last Saturday (24 August 2024). 

An x-ray of their bags indicated anomalies consistent with cigarette concealment.

A subsequent search of their luggage found 34,400 cigarettes in the first traveller’s suitcases, and 35,900 cigarettes in the second traveller’s bags. The estimated duty evaded was $89,854.

ABF officers seized the cigarettes and cancelled the men’s visas under Section 116 of the Migration Act 1958.

Both men have since been removed from the country at their own expense.

The seizure comes after ABF officers at Sydney International Airport refused nine Japanese nationals entry into Australia after discovering 330,000 cigarettes in their baggage in July 2024 (No ifs or butts for passengers stopped at Sydney Airport).

Less than a month later, ABF officers at Perth International Airport also fined and refused another Japanese national entry into the country after they found more than 34,000 cigarettes in his luggage. The man admitted he expected to be paid to smuggle the undeclared cigarettes into Australia. (Ciggie smuggling scheme stymied by ABF officers)

(AI訳)

オーストラリア国境警備隊(ABF)職員は、オーストラリアに合計70,600本以上の未申告のたばこを持ち込もうとしたとして、日本人男性2名の観光ビザを取り消した

ABF職員は、先週土曜日(2024年8月24日)に日本・東京から同じ便でメルボルン国際空港に到着した後、荷物検査のために2人を止めた。

彼らの荷物のX線検査の結果、たばこが隠されていると考えられる異常が示された。

その後の荷物検査で、最初の旅行者のスーツケースから34,400本のたばこが、2人目の旅行者の荷物から35,900本のたばこが見つかった。回避されたと推定される関税は89,854ドルだった。

ABF職員はたばこを押収し、1958年移民法の第116条に基づき、2人の男性のビザを取り消した。

この押収は、2024年7月にシドニー国際空港で、9人の日本人旅行者が彼らの荷物から330,000本のたばこが発見された後、入国を拒否された事件に続くものである(シドニー空港で停止された乗客に「タバコなしの例外なし」)。

その後1か月もしないうちに、パース国際空港でABF職員が別の日本人旅行者を罰金を科し、入国を拒否した。彼の荷物から34,000本以上のたばこが見つかったためだ。この男性は、未申告のたばこをオーストラリアに密輸することで報酬を得ることを期待していたと認めた(「タバコ密輸計画、ABF職員により阻止される」)。

ABFのケリー=アン・パリッシュ監督は、違法な物品をオーストラリアに持ち込もうとするのはリスクに見合わないと述べている。違法な物品を失うだけでなく、ビザを取り消され、最大3年間の再入国禁止期間に直面する可能性がある。

 


 

 

(関連)

■在日オーストラリア大使館:検疫について

https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/faq_quarantine.html

 

 

この記事の内容は 2024年09月01日 (日) に書かれたものです。

情報が最新ではない可能性がありますのでご注意ください。


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