ワーホリ・留学後のキャリアチェンジ(就職・転職)に活かせる、エンプロイアビリティー・ポータブルスキルとは?!

ワーキングホリデー協会でキャリアサポートを担当しております松村 奈保子です。

 

現在ワーホリ、海外いって帰国後の就職/転職活動に不安を感じられている方に
ワークショップや個別カウンセリングを行っております。

 

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前回は、、、、

環境を変えたいな、転職しようかな、だったらいっそのこと海外行こうかな
でも、特に大きな不満あるわけではないし、恵まれた環境を離れるのもな・・・等
悩み考えている方向けの記事を掲載いたしました!

『今後のキャリアをどうしようか悩んでいる方必見!』 就職/転職 vs 留学!!? クランボルツ理論で考える:プランドハプスタンスセオリー(計画的偶発性理論)

 

今回は、よく頂くご質問、不安なこととしてあがる事に対してお届け致します!

ワーホリ・留学は・・・

・ワーホリの期間を無駄にしない為に、何の準備が必要か?

・キャリアップにつなげられるのか?

・メリットは?説得もって話せるようになるにはどうしたらいいの?

・日本の就職で役立つ経験/資格は?

 

ワークショップをご参加いただいた後に頂く感想を一部抜粋いたします。

■参加者アンケート

・WHに対してマイナスな情報ばかり気になってしまっていたのがこの会を通して自分の想像していなかったプラスな面、可能性を広げるチャンスに気づけました。(29歳女性/帰国後学生向け支援興味有)

・「なんとかなる」と思っていたが「なんとかする」事が大切だと思った。(27歳女性/ 5年目アパレル/接客業)

・WH中の目的をもっと明確にできたため、これからWH中にどのように過ごすべきなのか、再度見つめなおすことができた。(29歳女性/CA7年目)

・行きたい!!という気持ちだけ先走って、具体的な目的/目標がまだ明確でないことがはっきりしました。
正直語学力アップが目的になっている気がするので、自己分析を改めてしたいと思いました。
(25歳女性/アパレル勤務)

・前回に引続、自分の力、スキルを新たに気づく事ができ、参加された方々からも嬉しいことを言ってもらえたことが自信に繋がった。経歴書作り途中なので、活かしていきたい。(30歳/看護師)

・WHでただ語学を伸ばすだけだと日本に帰ってからが心配でしたが、自分がどのようになりたい、どんな仕事に就きたいのかによってどんな資格を取ったらいいのかが変わるので、自己分析の重要性がわかりました。(29歳女性 ホテルフロント5年弱)

 

セミナー・ワークショップに参加出来ない方へも、ぜひこのような気づき、

目指すものが見つかり前進するお手伝いをできたらと思いブログを通して発信させて頂きますね★

 

 

きわめてシンプルです!

下記ステップから「スキル/能力」に気づく事が大切です!!

 

 

【ステップ1】 己を知る!

ご自身が持っているスキル、欲しいスキルを気づく
(これまでの経験を振り返る際の考え方を下記記載しているのでご参考にしてください)

 

【ステップ2】なりたい自分を考える (自分軸)

どんな自分、何ができるようになりたいかを自分軸で考える!
→更に強めたい、伸ばしたいスキルは何か、過去あの時、こうできなかったけど、出来るようになりたい!と思うスキルを伸ばすにはどうしたらいいか、考える

 

【ステップ3】興味がある仕事を考え、調べる (仕事軸)

どんな仕事に就きたいのか、その仕事はどんな「経験」「スキル」「能力」を持っている方を欲しいと思うのか、調べてみよう!

 

キャリアウーマン

 

ここは前回のブログでも触れていましたね。

今日は次のステップとして、じゃー そのスキルって具体的に?!を解説させて頂きますね!
主に上記フローで見る際の【ステップ1】に当たります。

 

■雇用する能力:employability

雇用され得る能力のことで、Employ(雇用する)とAbility(能力)を組み合わせた言葉です。
就職・転職できるための能力を示し、エンプロイアビリティが高いと有利になるといわれています。

 

■持ち運びできる能力:portable skill

業種や職種が変わっても通用する、持ち出し可能な能力を指します。
自分の中に雇用される「能力」
これを新しいフィールドで活用できるスキルとは具体的にどのようなものか。

 

 

考え方として。。。

【問い①】

現在勤務している職場があるとします。自分の後任を自分が採用できるとしたらどのスキルを持っている方であれば、安心だと思いますか?

下記語群を参考に考えてみてください。思いつく語群に丸を付けてみてください。

 

【問い②】

話しやすいエピソードを聞かせてください。

どういう状況があり、それによって、どのスキルがある人だと良いと感じますか?

 

【気づき:応え】

話せるエピソードに上がってくる言語化できるスキルを持っている、

もしくはあればもっと円滑だったのにな=欲しいスキル(能力)となります!

 

経験を思い出して、自身が持っている=雇用されている能力を知る、

欲しい能力は何かを知るからまず始めていきましょう。

自分としては、ふつうなこと=無意識でしていたことが、自分の強みだったりもします。

そこに気づくためには、他者からのフィードバックを聞いて、知る事も大切ですね!

 

そしてその雇用されるスキルは、持ち出しでき、他の職場にいっても役立つスキル/能力です。

 

■人に対するコミュニケーション能力

親しみやすさ/気配り/ホスピタリティ/チャーム(かわいがられる要素)/素直さ/誠実さ/真面目さ/約束を守る人への興味/巻き込み力/協調性/チームプレイ力/リーダーシップ/マネジメント力/指導・育成力/対話力/伝える力/傾聴力/理解力/プレゼンテーション力/調整・交渉

 

■対自分力:行動や思考のセルフコントロール能力

忍耐力/継続力/粘り強さ/実行力/活動意欲/ストレス耐性/主体性/チャレンジ精神/打たれ強さ/耐力  改善・成長意欲/前向き志向/学ぶ姿勢/度胸/本番に強い/自分を律する力/感情をコントーロールする力/タフさ(精神力)/探究心/好奇心/変化対応力/柔軟性

 

■対課題力:課題や仕事の処理対応能力

論理的思考力/課題発見力/企画力/計画力/想像力/提案力/広い視点で捉える力/分析力/マーケティングスキル/状況把握力/組織を高める力/事務処理能力/文書作成力/計算能力/器用さ/体力/業務遂行力/相乗効果/動かす力/専門知識/研究内容

 

■海外就労経験より得られる8つのコンピテンシー(スキル)

語学力/異文化適応力/論理的思考力/ストレス対応力/質問力/提案力/コミュニケーション力/実行力

 

スキル/能力を言語化し、再現化することが大切です!

再現化とは、企業があなたを採用した際に、きっとこう活躍するのではないかとイメージさせてお伝えすることです!

 

複数事例をあげてみますね!

 

【言語化/再現化を意識したエピソード事例】

■事例①

英語はあまりできなかったが、持ち前の人懐っこさと行動力で学校仲間の宴会担当の役割を果たし、大勢の外国人を作った

【言語化】「コミュニケーションスキル」「リーダーシップ」

【再現化】物怖じしない積極性。仲間をまとめるリーダーシップとしての自己PRに活用

 

■事例②

語学学校が急にストライキでクローズ、交渉しても埒あかないので、友達を集め別の語学学校の無料体験コースを使わせてもらうよう交渉了解を取り付けた。

最終的には、途中でストライキ終了し、体験コースは使わずに済んだ。

【言語化】「主体性」「問題解決力」

【再現化】突発的な問題に対し、別の解決策を考え、周囲に働きかけまとめながら問題解決したエピソード。企業が期待するスキルである際のアピールに活用

 

■事例③

補助的な仕事しか与えてもらえなかったが、自己成長のためにこのままではダメだと思い、与えられた業務以上の成果を出したうえで、自分がやりたい仕事をことあるごとに直談判した。

結果徐々に補助的な仕事以外の業務も任されるようになった

【言語化】主体性、向上心、チャレンジ精神、環境を開拓できる

【再現化】指示や与えられた事しか出来ない人物ではなく、自分がいる立ち位置で最善のパフォーマンスを出そうと物事を考え、行動・実行できる。自分が成長できる環境を自ら作り出し、
積極的に物事にチャレンジできる

 

=厚労省委託事業 GlobalAce報告書内参照=

 

 

まずは、上記を参考にし、【ステップ1】 己を知る!からはじめてみてください。

丸い穴には丸い釘をという言葉がございますが、大切な事はマッチングです!!!

 

目標設定の中には【ステップ2】なりたい自分 になる為に、何をしたらよいのかを考える自分軸もございます!

例)人前で話せるようになりたい! 自分の考えを言えるようになりたい 等

⇒そうなるためには、具体的に何をしたら近づけるのかを考えてみましょう!

 

【ステップ3】興味がある仕事を考える (仕事軸)
どんな仕事に就きたいのか、その仕事はどんな「経験」「スキル」を持っている方を欲しいと思うのか、調べてみましょう!

こちらをしっかり把握したうえで、応募したい企業のニーズを把握し、
そこに対して、自分のスキルとそのスキルを保証する具体的なエピソードを添えて自己PRとします。

どこの職場でも必要なスキルって意外と多いんです。

 

【例:外資系マーケティングに強い業界大手メーカーの求人】

■欲しい人材

・グローバルな視点で活躍できる人材

・リーダーシップを発揮して周囲を巻き込みながらビジネスを成功に導くことの出来る人材

・自分の持てる能力を常に最大限に発揮してビジネスや組織を構築出来る人

・論理的思考力、主体性と行動力に優れリーダーとして周りを巻き込み、牽引する経験と適正を持っている方

 

■必要な経験・能力

英語スキル 上級必須(TOEIC800点目安)

 

■スキル

・リーダーシップ

・クリエイティブ力

・即座に実行する力

・問題解決力

・戦略的思考

・コミュニケーション力

・効率的な協働力

・スケジュール管理能力

 

いかがでしょうか。

【ステップ1】己を知る!

【ステップ2】なりたい自分を考える (自分軸)

【ステップ3】興味がある仕事を考え・調べる (仕事軸)

 

 

皆様の中にある雇用されたスキル(エンプロイアビリティー)を、違うフィールドで活かしていきましょう!(ポータブルスキル)

 

渡航前に目標設定をし、具体的に何をしたらいいかを考えて行動に移し、
留学後の就職に繋がる経験をしましょう!

 

キャリアウーマン グッド

病院で使う、絶対に覚えておいた方がいい英語フレーズ

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世界各国で新型コロナウィルスの感染がNEWSで取り上げられています。

 

自分の症状を英語で伝えるのは結構大変ですが、相手から症状を聞くことも結構苦労します。特に最近は外国人観光客も増えているので、両方の場面で使える英単語・英語フレーズを覚えておくととても重宝されます。

 

そこで今回は、「自分の症状を伝える」「相手から症状を聞く」の両パターンの英単語&英語フレーズをご紹介します!

 

【関連記事】「新型コロナウイルス」とその症状を英語で

 

■ 自分の症状を伝える

症状を伝えるフレーズは、基本的に2パターンしかありません!

 

(1)I have ~~があります

⇒具体的な病名や症状を伝えるときに使います

 

★は風邪やウイルス感染時によく使うので覚えておきましょう。

 

I have a fever熱があります)★

I have a sore throat喉が痛いです)★

I have coughing problem咳に問題があります)★

I have a stomachache腹痛です

I have diarrhea下痢しています

I have lost my appetite食欲がありません)★

I have a headache頭痛がします

I have migraine片頭痛があります

I have high blood pressure血圧が高いです

I have a palpitation動悸がします

I have tinnitus耳鳴りがします

I have a stuffy nose鼻詰まりしています)★

I have a runny nose鼻水が出ます)★

I have rashesアトピーがあります

I have allergiesアレルギーがあります

I’m having my period生理中です

 

==========

 

(2)I feel ~(~を感じます

⇒体の感じ方などを伝えるときに使います

 

★は風邪やウイルス感染時によく使うので覚えておきましょう。

 

I feel nauseous吐き気がします)★

I feel dizzyめまいがします

I feel cold寒気がします)★

I feel dull体がだるいです)★

I feel anxiety落ち着かないです

I feel faint気が遠くなりそうです

I feel week脱力感があります

I feel pain痛みがします

I feel itchy痒みがします

 

==========

 

(3)その他の表現

⇒外傷の場合は上記とは別のフレーズを使うことが多いです

 

I injured ~~を怪我しました

I broke my ~~を骨折しました

I bruised my ~~を打撲しました

I stubbed my ~ to ~~を~にぶつけました

My ~ hurts~が痛みます

 

 

 

■ 相手の症状を英語で聞く

もし体調を崩されている方がいたら、まずは声掛けから行いましょう。

 

Are you alright?大丈夫ですか?

Is something wrong?どうかしましたか?

Do you feel sick?気分が悪いんですか?

Do you need any help?助けが必要ですか?

Let me help youお助けしますよ

 

 

声掛けをすると上記で紹介したようなフレーズで症状を教えてくれると思うので、次に具体的な症状を聞いたり、対処の確認をしましょう。

 

How bad is it?どのくらいひどいのですか

When did it start?いつからですか

Where do you feel the pain?どこが痛みますか

Is there anything else?ほかに何か症状はありますか

Should I call an ambulance?救急車を呼びましょうか?

Do you have any medicine with you?薬を携帯していますか?

 

 

もし相手が回答できないような状態であれば、すぐに警察や救急車を呼ぶか、周りの人に声をかけてください。

 

He needs some help彼には助けが必要です

Could someone give me a hand?誰か助けてくれませんか?

Someone call an ambulance.誰か救急車を呼んでください

 

 

場合によっては無理に声をかけたり動かしたりしない方がいいですし、もし救急車を呼んだのであれば救急隊員に症状や状況を伝えてあげてください。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

もし覚えることができそうなら、今回ご紹介した単語・フレーズはすべて覚えておくととても役に立ちます。また、覚えるのが難しそうであれば一覧表にしてスマホに登録して置いたり、メモとして常備しておくだけでも「その時」が来た時に差が出ますよ。

 

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【関連記事】海外で自然災害に巻き込まれたら

 

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