大学生のみなさんは「留学・ワーホリ」を考える際にまず考えるものが「休学するべきか否か」という問題ではないでしょうか?
「休学すると就職に不利じゃないんですか?」「休学をするのは親がダメだと・・・」「休学すると就職活動に遅れが出てしまう・・・」などなど、たくさんのご相談をいつもお伺いしています。
かくいう私も、休学を経験していますのでなぜそうするに至ったか、つづっていきたいと思います。
個人的には、休学する方が圧倒的にメリットが大きいと思ってますので、今日は休学をおすすめする理由などもお伝えしていきたいと思います。
・休学ってそもそも何?
休学とは、学校を半年、または1年間「大学に在学をしているが、在籍はしていない」状態にすることを言います。いわゆる除籍のような状態ですね。
休学は「国公立大学」では原則無料、「私立大学」は学校ごとに休学の費用が設定されています。
単位互換性が認められる交換留学や、単位を取り終わって私費で向かう留学とはまた違うものになります。
・休学って誰がするの
休学はそれこそ、留学に行きたい人や、1年間の長期インターンをどこかでやりたい人(国内)などが利用する制度です。
現在全国の日本の大学生で休学を利用しているのはわずか2.3%。(全国64,000人程度)
ちなみに、僕の在学していた大学の学部は200人。知っている範囲ですが休学していたのは4人!(僕を含めて)
あながちこの数字は間違っていないかもしれませんね。
休学するメリット①
「圧倒的な自己分析の時間を持てる。」
自己分析って、日本で就職活動の際にやるものですよね?と思ってらっしゃる方が多いですが、私は日本で自己分析したことないです。
なぜなら、海外でできたから。
友達や親、知り合いが全くいない状況に行くことで、いい意味での「孤独」を体験することが可能です。
時には「なんでここにいるんだろう」なんて思うこともありますが、その時間が大切です。
なんでここにいるのか、なにがしたくて海外に来たのか、帰って本当にしたいことはなんだろう。
そんな時間を持つことで、他の人よりも圧倒的に自己分析が可能です。
下手に知り合いの意見も入らないので、これはかなり効果的だと思っています。
休学するメリット②
「他の就活生に差をつける英語力を身に着ける」
一年間海外に行ってました、日常会話ができるようになりました。
では、他の人との差はできません。
休学中にしっかり海外で英語を勉強することで、例えば「行く前のTOEICは300点でしたが、帰ってきたら860点になった」など、何か「頑張った証」は必要です。
休学してしっかり語学を勉強することで、即戦力の英語力を身に着けていきましょう。
休学するメリット③
「世界中に友達ができる」
若いうちに外国籍の友達を作ることはとっても大切です。
もしかしたら、語学学校時代の友達が、ビジネスパートナーになるなんてこともありますし、海外出張でその人の故郷で再会できるかもしれません。
また、これからのグローバル化の中で、日本人が持たなければならない「国際感覚」を身に着けるにも、友達を作るのはもってこいです。
私はドイツでチュニジア人と住んでいました。
そうです、イスラム教です。彼らは食事制限がありました(ハラル料理ですね)
「君とは、食事は一緒にできないから」と最初言われたときはかなりショックでへこみましたが(笑)
理由を聞くと「なるほど、こんな人もいるのか」と納得しました。
そういった国際感覚をしっかり身に着けていくのは、絶対に若いうちがいいと思います。
休学するのは怖くない!
「休学は不利だ」と言われる方も多いですが、私は決してそうは思いません。
大事なのは休学することではなく、休学中に「何をするのか」です。
目的をしっかり決めて、何をするのか。が大切です。
今自分に自信がない方、就活に漠然と不安がある方、本当にこのまま大学を卒業していいのかな?と悩んでいる方。
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福岡オフィス しょうへい