さて、前回前編をお送りいたしました、ドイツビールまとめ。
今回は後編でございます!
【福岡県の二日市にある世界のビール屋さんに】
福岡県、西鉄二日市駅から徒歩5分にお店を構えますBEER HEAVENに行ってきました!
なんとこのお店、藤田の同級生のかずきさん(写真右)が経営されていて、スタッフには日本語ペラペラのアメリカ人、青森出身の平井さん(笑)※写真の真ん中です(笑)
【ビール紹介】
懐かしい銘柄から見たことのない銘柄まで、さまざまありましたので一つ一つご紹介します!
【Löwenbräu】(レーヴェンブロイ)
レーヴェンブロイは1983年に正式に日本に輸入が開始されてから爆発的に日本に広まったビールの一つ!
見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
さて、レーヴェンブロイはドイツ・ミュンヘンで1383年に誕生しました!現在733周年!(笑)
ビール純粋令に基づく伝統的な製法のビールで、獅子のマークからも連想されるように「獅子ビール」とも呼ばれています(日本ではキリンでしょうか)
レーヴェンブロイはとにかく種類が多く、ミュンヘン人に愛され、オクトーバーフェストでもレーヴェンブロイのテントは常にほぼ満席状態!
オクトーバーフェストで提供されるビールは特別な祭事用のビールで「Wiesn」と呼ばれアルコール度数が通常の5%ではなく8%前後になるのが特徴です!
レーヴェンブロイではこの「レーヴェンブロイ・オクトーバーフェスト」を代表格に「へレス」「ヴァイス」「ピルス」「ボック」などさまざまな人気銘柄を世に送り出しています!
【Hofbräu】(ホフブロイ)
ホフブロイはミュンヘンで最も有名なビアホール「ホフブロイハウス」を経営する会社です。
とはいえ、他のビール会社よりも歴史は少し浅く(それでも長いですが)1589年にヴィルヘルム5世の命で創設。
写真はホフブロイで最初に製造が始まったダークビアの「デュンケル」
もともと王の命で作られたビール会社だったので、今で言う国営化(JRになる前の国鉄のような感じ)だったのですが、1852年に民営化。
戦争でビアホールが破壊されるも再建をし、現在に至るまで営業が続けられています。
味はライトで苦みも少なく飲みやすく、観光客に人気の理由はこういった部分もあるのかなと思います。
ミュンヘンに行かれた際は、ぜひ「ホフブロイハウス」へ!
【HANNEN ALT】(ハンネンアルト)
さて、ここからは少し北部のビールもご紹介!
まずはデュッセルドルフなど「ノルトライン・ヴェストファーレン州」で人気の「アルトビール」!
ハンネンアルトはハンネン社が製造するビールの一つで、最近ブンデスリーガで台頭を見せる「Borussia Mönchengladbach」(ボルシアMG、またはメンヒェングラッドバッハ)のホームタウンに本社を置く企業です。
グラスに注ぐとわかるのですが、かなり濃い褐色です。
少し重そうだな~という印象ですが、コクがあり甘みも十分に残されているので、個人的に私は好きでした(笑)
ドイツ北西部では、「ケルシュ」「アルト」などなど意外にビールは激戦区。
ベルギーやオランダのヨーロッパの他のビール大国も近いので、日夜しのぎを削っている地域でもあります。
【SALITOS TEQUIRA BIER】(サリトステキーラビール)
最後はサリトス!少し番外編ですがなんと「ビール」「ライム果樹」「テキーラ」が混ざったビール。(笑)
最初は「おお、、まじか。。」という感じでしたが、「だまされたと思って!」と言われて飲んでみました。
・・・さわやか!
ライムの酸味と、テキーラのほんのりの漂う香りがバランスよく、女性でも飲みやすいと思います。
アルコールも5.9%とそんなに高くないのも特徴。
おいしい果実酒くらいの気持ち挑んでください(笑)
【ほんの7種類だけど、奥が深い】
先日も書きましたが、ドイツビールは約5000種類。
毎日一種類でも、飲み切るまでに13年・・・
旅行でもいいので、ぜひドイツビールを堪能しに、またオクトーバーフェストも機会が合えばぜひ行ってみてください。
一生飲み続ける相棒のようなビールが見つかるかも!?
福岡 しょうへい