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留学エージェントによる偽造書類作成及び提出によりオーストラリアのワーキングホリデービザがキャンセルされた件について

お知らせ, 重要なお知らせ

2024年8月に入ってから、「日本に一時帰国中にワーキングホリデービザが突然キャンセルされた」や「ビザ取得後、出発直前にワーキングホリデービザがキャンセルされた」といった事案が発生しており、オーストラリア国内外の日本人関係者の間で大きな混乱と不安が広がっています。

 

日本の某留学エージェントのオーストラリアビザ申請代行サービスを利用し渡航された方が、観光や一時帰国でオーストラリア国外に出たタイミングや、これから出発するというタイミングでビザがキャンセルされた、という事例が発生しました。

 

ビザがキャンセルされた原因は、某留学エージェントが偽造書類(日本の銀行を装った英文残高証明書)を作成・提出していたことです。

 

 

①オーストラリア国内を本拠地とする政府認定移民法コンサルタントを利用する

 

オーストラリアではOffice of the Migration Agents Registration Authority OMARAに登録された方だけしかビザのアドバイス及び手続き代行を許されていません。OMARAに登録された政府認定移民法コンサルタントと弁護士にのみ許可が与えられています。

 

厳しい試験を合格してOMARAに登録された政府認定移民法コンサルタントは毎年講習があるだけでなく企業の信託口座の監査なども厳しくチェックされたうえで更新手続きが行われています。 オーストラリア国内においてビザのアドバイスはこのOMARAに登録された政府認定移民法コンサルタントだけが許されています。

 

現地留学エージェントが「無料手続きします」とホームページに記載しているのをよく見ますが、その留学エージェントが資格のあるビザコンサルタントを雇用しているか業務提携している場合は問題ではありません。 していない場合はアドバイスすらしてはいけません。実際には学生ビザやワーホリビザの申請方法を教えたり手伝っている留学エージェントが多く存在します。 留学やワーホリのためのビザ相談やビザ申請記入代行をすることは違法となります。

 

また、日本在住者がSNSでビザの取得方法やアドバイスを提供している場合もオーストラリアに入国すると、登録されていない移民に関するアドバイスを提供したとして法的措置を受ける可能性があります。

 

 

②ビザ申請はご自身で責任をもって行う。

 

ビザ申請時には、申請者本人が申請内容と添付書類に嘘偽りがないことを宣誓する箇所があります。必ずご自身で全ての項目と添付書類をチェックしてください。そして申請をしてください。

 

自分の申請内容や提出書類を自分で精査せずに宣誓をし申請を完了した場合に、後々自分はやってない、確認していなかったという言い訳は通用しません。

 

 

③代行申請はオーストラリアの弁護士または正式な資格を持っている政府認定移民法コンサルタントにご相談されることをお勧めいたします。

 

現在もご自身のワーキングホリデービザもしくは学生ビザがキャンセルされているのではないか、一時帰国した場合にキャンセルされるのではないかと不安に感じている利用者がいらっしゃると思われます。

 

一般社団法人日本ワーキングホリデー協会では緊急措置として現在ワーキングホリデー、学生ビザを取得しキャンセルされていないか不安を抱えている利用者の為に、Office of the Migration Agents Registration Authority OMARAに登録された政府認定移民法コンサルタントによる確認を無料で行います。

 

監修:Jun Hatachi Migration agent registration number: 0640840

 

以下のフォームより必要事項を記載の上ご相談ください。

https://forms.gle/mv3A6vCiUNSYGpX69