ワーホリに行きたい場合、やはりある程度の貯金がないと現実的に渡航は難しいですよね。
もし今の時点で貯金がゼロの場合、ワーホリのためにどのように貯金をしていくといいのでしょうか。
本日はワーホリにかかる最低限の初期費用のご紹介と貯金の方法、そして貯金とワーホリ準備のために最適なリゾートバイトについてご紹介いたします。
<目次>
ワーホリにかかる初期費用
まずはワーホリに行く際に最低限でもかかる初期費用についてお伝えいたします。
2024年現在、日本から渡航できるワーホリ協定国は29カ国ありますが、どの国を選ばれるにしても必ずかかるものが3つあります。それは以下、3つです。
①航空券代金
日本から出発するのであれば必ず航空券は必要になりますよね。
渡航される国によって差がありますが、初めて渡航されるのであれば安さ重視よりも安全性やオプションに柔軟性があるフライトを選ぶべきです。
よくあるトラブルとして
「安いフライトを取ったけどフライトがキャンセルになっても返金に応じてもらえない」
「フライトを変更したいけど英語もうまく通じない窓口に繋がってどうすればいいかわからない」
などの声を聞きます。
旅慣れしている方だったら安さ重視でも何かトラブルが起こっても自分で解決するノウハウが揃っているかもしれません。
しかしそうでない場合は信頼できる旅行会社を選んで、日本語で対応できるようにしたり、直接自分でとる場合も日系または、渡航する国の航空会社で直行、乗換があっても1回で済む形でフライトを取得する方が安心です。
また、ワーホリで渡航するならば多くの協定国で往復でなくても片道の航空券でも渡航が可能です。
ただしその場合、国によっては復路が購入できる金額を上乗せしての生活資金証明を求められる場合がありますので事前に確認してください。
LCCではない場合、出発/到着都市にもよりますが、目安としては人気な国のオーストラリア・ニュージーランドの片道航空券の目安は10万円前後、カナダであれば15万前後を目安として考えましょう。
②渡航して1~2ヵ月ほどの生活費
ワーホリですぐお仕事を見つけたい!という方も渡航してすぐに収入があるわけではありません。
仕事を始めてからお給料をもらうまでには時間がかかりますし、まずは納税者番号の取得や銀行口座の開設など仕事探しの前にやるべきことも多いです。
さらにワーホリで多くの方が渡航している今、お仕事探しも予定より時間がかかるかもしれない、と覚悟をしたほうがいいでしょう。
その場合、国にもよりますが月15-20万ぐらいは余裕をもって準備しておくことが大事です。ギリギリの金額で準備をすると万が一何かでお金がかかってしまう場合に困ってしまいます。
また、シェアハウスなどのお家を契約する場合、家賃の1-2ヶ月分をデポジット/ボンド(保証金)として支払うことも多いのでその分も踏まえて準備をするようにしてください。
③海外留学保険
海外留学保険にも必ず加入をしましょう。国によっては現地の保険に加入が必須の場合もありますので事前に確認するようにしてください。
仮にワーホリビザの条件で海外留学保険への加入必須が明記されていない場合でも、必ず入ることをおススメします。
入国審査の際に入っていなかったことでトラブルになったり、1年分加入をしていなかったことでビザの発給期間が短くなってしまった事例もあります。
何より、事故や盗難等自分では予測が難しい事柄に備えるものになりますので必ず加入するようにしましょう。
保険会社やプランによっても金額は異なりますが補償内容がしっかりしたものに加入する場合は、1年間で25万円前後を見ていただけるといいでしょう。
必ずかかる初期費用を踏まえると最低でも60~70万円は必要になります。
ご紹介した3つの内容以外にも国によって、ワーホリビザの申請代金、語学が心配なら語学学校費用などがかかります。
そのため、全体で150万~200万ぐらいを初期費用として見る方が多いでしょう。
ワーホリ資金を貯金する方法
では貯金がゼロの場合、どのように貯金をしていけばいいでしょうか。貯金をするためにはやはりワーホリに行くためにまず自分にはどれぐらいの予算が必要なのか、計画目標を立てることから始めましょう。
例えば英語圏へのご渡航であれば、今自分の英語力はどれぐらいあり、何をしにワーホリに行きたいと思ったのかを改めて考えます。
仕事重視なのか、英語力向上なのか、海外に友達をたくさん作ることなのか・・・。
その目的に合わせて、どの国が適しているのか、目的達成のためには語学力をどれぐらい上げないといけないのか等、逆算して考えてみましょう。
また、自分の生活スタイルを考えながら最初の住居にホームステイを選ぶのか、学生寮なのかなども決めていくことが予算を知る上で大事なことです。
そして、予算計画を立てていきましょう。
現在の収支の把握をして毎月の収入と支出を一覧にまとめ、自分の財務状況を確認します。先に設定したワーホリに必要な金額を設定し、それに基づいて毎月どれだけ貯金する必要があるかを計算していきましょう。
次に、必要な貯金額のためにはまず支出を見直していきます。ほとんどの方は自分が意識していなくとも不要な支出があります。
例えば外食、コンビニ、サブスクリプションサービス、スマホ代などが挙げられます。
何となく利用しているけれど、本当に必要か考えてみると見直せるものはありませんか?しっかり確認していきましょう。また、クーポンやセール情報を活用して安く手に入れる工夫をしていくこともいいでしょう。
さらに余裕のある方は、 副業を始めてみることもおススメします。自分の趣味の延長でアクセサリーなどを販売してみたり、1日のイベントバイトに挑戦してみたり、最近はオンラインを活用してできる副業も多いですね。
ご自身のスキルを活かしてぜひ収入の増加を目指してみてください。
その他、ワーホリ貯金のための貯蓄口座を開設して、自動で決まった額を引き落としにすることも有効です。どうしても自分で支出入の管理が苦手、という方は強制的にでも決まった額をワーホリ用に貯蓄できるよう設定しておきましょう。
リゾートバイトでワーホリ貯金をするメリット
さらに貯金をする手段としておススメしたいのがリゾートバイトを活用することです。
ワーホリの前に日本の全国各地でリゾートバイトしながら貯金することはとても有効的になります。
その理由として①住み込みの求人が多い ②日本にいながら外国人対応の経験が積めるという2点が大きく挙げられます。
①住み込みの求人が多い
リゾートバイトは基本的に観光地でのお仕事が多いため、通いのお仕事は多くありません。
そのため、多くの方がバイト先が提携している寮などで住み込みで働きます。
その際、施設によりますが、寮や食費、光熱費などが無料または格安なことが多く、通常より固定出費を大幅に抑えることができるといったメリットもあります。
また、勤務時間につきましても日中のお仕事以外にも早朝や深夜のお仕事もあります。効率よく稼ぎたい方は早朝手当や深夜料金が発生する時間帯を選んでお仕事に応募するのも一つの方法です。
②日本にいながら外国人対応の経験が積める
リゾートバイトは観光地でのお仕事が多いため、外国人観光客の方も多く訪れます。
2024年の3月の訪日外客数は、3,081,600人となり、前年同月比では69.5%増、2019年同月比では11.6%増となりました。
参照リンク:https://www.jnto.go.jp/news/press/20240417_monthly.html
そのため、リゾートバイトでは英語を話す機会が多くあるので日本にいながら英語接客の経験を積むことができます。さらに海外で働く際にも外国人接客をしたことがある、ということは大きなアピールポイントとして言えるでしょう。
そのため、ワーホリ前にリゾートバイトをすることはワーホリ渡航を検討していてさらに貯金をしたい方にとって非常に相性がいいといえます。
ワーホリ協会でご案内しているリゾートバイトでは、さらに勤務時間に応じて今後商品券などに交換ができるポイントも付与されます!
働けば働くほどポイントも増えるので、しっかり稼ぎながらさらにお得にリゾートバイトをしたい方はぜひ以下よりご応募ください。
いかがでしたか。今回はワーホリ貯金の方法についてお話しました。
ギリギリの予算で行ってしまうと現地でやりたいことができない、仕事が早い段階で見つからず帰る選択になってしまった、という声を多く聞きます。
せっかくワーホリに挑戦するのですが、やりたいことを全部実現して、悔いのないよう過ごすためにも目的・計画をしっかり立て、予算を逆算して考え効率よく貯金をしていきましょう。
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