「あれもこれも必要かも…」と思って詰め込みすぎて、いざ現地に着いたら「全然使わなかった」という経験をした人は意外と多いもの。一方で、「これは絶対に日本から持参すべきだった!」と後悔するケースも少なくありません。
そこで今回は、実際に海外生活を経験した先輩たちにアンケートを実施。リアルな体験談をもとに、本当に持って行ってよかった必需品と、意外にいらなかった荷物を徹底調査しました!
さらに現地調達できるものと、海外では手に入りにくい日本独特のアイテムもご紹介。この記事を読めば、スーツケースの中身を最適化でき、現地での「困った!」を未然に防げます。
準備段階から海外生活を成功させたいあなた、必見の内容です!
実体験から選んだ!海外渡航で本当に役立った必需品5選
海外での長期滞在を経験した筆者が、実際に持参して「本当に助かった」と感じたアイテムを5つご紹介します。
1. 日本製の常備薬セット
風邪薬、胃薬、頭痛薬は絶対に持参すべきです。私がカナダ滞在中に体調を崩した際、現地の薬は効果が強すぎて副作用に悩まされました。日本の薬は体質に合っているため、安心して使用できます。
2. 変換プラグとモバイルバッテリー
各国のコンセント形状に対応できる変換プラグは必須。オーストラリアでは独特な3つ穴タイプで、現地調達に苦労しました。また、大容量のモバイルバッテリーは外出時の安心材料になります。
3. 日本の調味料(だし、醤油、味噌)
ホームシックになった時、日本の味が恋しくなります。小分けパックの調味料があれば、現地食材でも日本風の料理が作れ、精神的な支えになりました。
4. 圧縮袋
衣類の整理整頓に重宝します。季節の変わり目や旅行時に荷物をコンパクトにまとめられ、限られたスペースを有効活用できます。
5. 日本のタオル
海外のタオルは厚手で乾きにくいものが多く、日本製の薄手で速乾性のあるタオルは非常に実用的でした。
このセクションのまとめ
海外渡航で本当に役立つのは、現地で手に入りにくい日本製品です。特に体質に合った常備薬、電子機器周辺用品、日本の調味料、実用的な日用品は、海外生活の質を大きく向上させる重要なアイテムといえます。
持参したものの…実は不要だった荷物TOP5
海外生活を始める前は「あれもこれも必要かも」と荷物が増えがちですが、実際に生活してみると「持ってこなくてもよかった」と感じるものも多いです。ここでは、多くの留学・ワーホリ経験者が「不要だった」と振り返る荷物を5つご紹介します。
1. 大量の日本の薬
風邪薬や胃腸薬を大量に持参したものの、現地の薬局で同様の効果がある薬を簡単に購入できることがほとんど。特に欧米では、日本より安価で効果的な薬も多く販売されています。
2. 季節外れの衣類
「現地の冬に備えて」と夏に出発する際に厚手のコートを持参したケース。現地でセールの時期に購入する方が安く、現地の気候に適した服を選べます。
3. 電子辞書
スマートフォンの翻訳アプリや辞書アプリが非常に優秀で、重い電子辞書は結局使わなくなるパターンが多発しています。
4. 日本の参考書・教材
語学学校や大学で使用する教材は現地で購入するため、日本から持参した教材は使用機会がありませんでした。
5. 変圧器・変換プラグを大量
最近の電子機器は100-240V対応が多く、必要最小限で十分。むしろ現地で購入した方が使い勝手が良い場合も多いです。
荷物は「現地で購入できるもの」と「日本でしか手に入らないもの」を見極めて準備することが重要です。
このセクションのまとめ
海外渡航時の荷物準備では、薬や季節外れの衣類、電子辞書、日本の教材、過剰な電気製品の変換器具などが不要になりがちです。現地で購入できるものと日本でしか手に入らないものを見極め、本当に必要な物だけを厳選して持参することで、荷物を軽量化できます。
現地調達で荷物を軽く!海外で意外と簡単に手に入るアイテム一覧
海外渡航前は「あれもこれも必要かも」と荷物が膨らみがちですが、実は現地で簡単に購入できるものが数多くあります。荷物を軽くするためにも、現地調達できるアイテムを把握しておきましょう。
日用品・衛生用品
シャンプー、ボディソープ、歯磨き粉などの基本的な衛生用品は、世界中どこでも入手可能です。アメリカではCVSやWalgreens、オーストラリアではChemist Warehouseなど、大型ドラッグストアが充実しています。タオルや洗濯用品も同様に、現地のスーパーマーケットで気軽に購入できます。
衣類・靴
基本的な衣類は現地で購入する方が賢明です。特に防寒着は現地の気候に適したものを購入することで、より快適に過ごせます。カナダで冬を過ごす際は、現地のアウトドアブランドの防寒着が日本のものより機能的で手頃な価格で手に入ります。
電化製品
ドライヤー、電気ケトル、延長コードなどの小型家電は、電圧の違いもあるため現地購入がおすすめです。ヨーロッパでは家電量販店MediaMarktやSaturn、アメリカではBest Buyで手軽に購入できます。
学用品・文房具
ノート、ペン、ファイルなどの基本的な文房具も現地調達で十分です。ただし、日本特有の機能性の高い文房具(消せるボールペンなど)を愛用している場合は、多めに持参することをおすすめします。
現地調達のメリットは荷物の軽量化だけでなく、現地の商品を試す楽しさや、帰国時の荷物削減にもつながります。
このセクションのまとめ
日用品、衣類、小型家電、文房具などの基本的なアイテムは世界中で購入可能です。特に防寒着は現地の気候に適したものを、電化製品は電圧の違いを考慮して現地で購入することで、荷物の軽量化と機能性の両方を実現できます。
海外で手に入りにくい日本製品~現地調達が難しいアイテムを事前準備しよう~
海外渡航前の準備で最も重要なのは、現地で手に入りにくい日本製品を見極めることです。実際の渡航経験者の声をもとに、特に入手困難なアイテムをご紹介します。
医薬品・ヘルスケア用品
日本の市販薬は海外では基本的に購入できません。特に胃腸薬、風邪薬、頭痛薬は現地の薬と成分が異なるため、使い慣れたものを持参することをおすすめします。アメリカ留学中の田中さんは「現地の頭痛薬が強すぎて体に合わず、日本から持参した薬に何度も助けられた」と話しています。
日本の調味料・食材
醤油や味噌などの基本調味料は大都市のアジア系スーパーで購入可能ですが、だしの素、めんつゆ、お好み焼きソースなどの複合調味料は入手困難です。オーストラリアでワーホリ経験のある佐藤さんは「だしの素があるだけで現地の野菜でも美味しい和風料理が作れた」と実体験を語っています。
文房具・日用品
日本の文房具の品質は世界トップクラスです。特にボールペン、シャープペンシル、消しゴムは現地製品と質が大きく異なります。イギリス留学中の山田さんは「現地の消しゴムはよく消えず、日本から持参したMONO消しゴムが重宝した」と話しています。
電子辞書・学習教材
語学学習に特化した電子辞書や参考書は現地では入手が非常に困難です。特に日本語⇔現地語の辞書機能は、語学習得の強い味方となります。
このセクションのまとめ
海外で手に入りにくいのは、医薬品、複合調味料、高品質な文房具、電子辞書などの日本製品です。これらは現地での代替品確保が困難なため、渡航前に十分な量を準備することが重要です。特に慣れ親しんだ薬や調味料は、海外生活の質を大きく左右します。
この記事のまとめ
海外渡航での持ち物選びは、現地で手に入るものと日本でしか購入できないものを見極めることが重要です。本当に役立つのは日本製の常備薬、変換プラグ、調味料、圧縮袋、速乾タオルなど。一方で大量の薬や季節外れの衣類、電子辞書は不要になりがちです。日用品や基本的な衣類、電化製品は現地調達で十分ですが、複合調味料、高品質な文房具、電子辞書は海外では入手困難なため事前準備が必要。荷物を厳選し、現地でしか手に入らない日本製品を中心に準備することで、快適な海外生活を送ることができます。