今年ももうすぐ、YMS応募の詳細が発表されます!
イギリスへの渡航を考えている人は、ドキドキで待っているのではないでしょうか・・・!
イギリスのYMS応募の前に、少しYMSについて知っておきましょう!
そもそもYMSってなに??
イギリスのYMS制度は、ワーキングホリデーの代わりとして2008年に導入されたシステムです。なので、正確に言うと「YMS」と「ワーキングホリデー」は別物なんです!
YMSとワーホリの一番の違いは、「目的の違い」でしょう。
ワーホリ制度は元々
「国際交流のために長期滞在してもいい」
「長期滞在する為に資金が必要なので、働いてもいい」
「働くために語学が必要なので、学校に通ってもいい」
このような考えで作られています。
対してYMSは「働くこと」を目的としたビザになので
「イギリスで就労する為に長期滞在してもいい」
「YMS期間中の勉強・学習・休暇は認められているが、それが主目的であってはならない」
このように、ワーホリビザとは逆の考えで作られています!
この違いから、ワーホリでは「働くことを目的に渡航しては行けない」のに対し、YMSでは「働くことが第一目的でなければ入国できない」といった違いも生まれます。
知らないとここからトラブルに発展したりもするので、気をつけましょうね!
YMSの歴史
実は2011 年までイギリスワーホリビザは早い者勝ちでした。その為非常に多くの方々が受付日に一斉応募をしてしまい、イギリスのビザシステムがダウンしてしまうなどの問題も発生しました!
これでは駄目だ!という事に気付き、翌年2012年から、受付期間内にイギリスビザセンターへ応募した人の中から抽選で1000名にイギリスのワーキングホリデー(ワーホリ)ビザ申請の権利が与えられる、現在のYMSシステムが確立されたのです。
それでもイギリスは渡航先として非常に人気が高く、1000人という抽選粋に非常に多くの方が応募します!しかもイギリスで大きなイベントなどがある年などは抽選倍率が大きく変動する傾向もあります。
YMS当選確率について
厳密な数字は提示されていないので、倍率などはわかっていません。しかし、当選するかどうかは完全なランダムです!!
このようなビザ取得が困難な状況を利用して、「業者に手数料を払うとイギリスワーキングホリデービザが取れやすくなる」と謳う業者も出ています。
イギリスワーキングホリデービザ取得において業者を利用する方は下記の点に特に注意してください。
・イギリスのワーキングホリデービザ取得に強い業者と言うのはありません。
・手数料を払ったからといってイギリスだけでなくいかなる国もビザ取得において特別扱いされることはありません。
・イギリスワーキングホリデービザ取得発表の前にビザ取得が確定することはありません。
YMSの応募方法は??
2013年、2014年、2015年、2016年のYMS応募方法は、規定された情報(名前やパスポート番号等)を入力したメールを指定期間内にUKボーダーと呼ばれるビザ管理局に送信する形でした。
しかしこれは過去の応募方法なので、今後も同じ形式になるかはまだわかりません。11月~12月の初めに翌年の応募方法が発表されるので、応募しようと考えている人は随時情報をチェックしましょう。
来年のYMSはいつから始まる?
例年通りであれば、イギリス大使館が10~11月に翌年のYMSビザ応募要項を大使館HPで発表します。
そこで抽選の応募方法、抽選の応募に必要なもの、抽選日を確認します。そして、これもまた例年通りであれば、翌年1月に抽選が行われます。
「例年通り」をいう言い方を強調していますが、これはビザの申請方法・募集要項は告知なく変更になる恐れがあるからです。なので、大使館から正式な発表があるまでは、具体的に動き始めない方がよいかもしれません。「去年はこうだったから」という見解でビザ申請準備を進めていると、突然申請内容が変わったりします。
イギリスYMS2016の情報は、こちらで公開しています。
【ワーホリ協会 イギリス YMS解説ページ】
※抽選に関して当協会へのメール・お電話のお問い合わせは受け付けておりません。
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