【国選び】フランス vs ドイツ 徹底比較~ビザ編~

こんにちは!

前回に引き続き、フランスドイツの比較をしていきたいと思います。今日はビザ編です!

 

日本人は海外渡航する際にビザが免除されている国もあるので、そもそもビザって・・・??というかたもいらっしゃるかもしれません。基本的に海外渡航する際は目的にあった「ビザ」を取得します。観光目的の方は観光ビザ、勉強したい方は学生ビザなどビザの種類は様々です!

 

 

 

フランスとドイツではそれぞれどのようなビザの種類があるのか見てみましょう!

 

まず、フランスドイツ共に90日以内の観光や出張目的の滞在であればビザは必要ありません
※ただしパスポートは、出国日から3カ月以上の残存期間がある必要があります

 

なので、2週間ほどドイツ旅行へ行ってきます~という際にはビザ申請はしなくても大丈夫です。これが冒頭で書いた「ビザが免除されている国」ということですね!

 

では90日以上滞在したい場合はどうすればよいか・・・?こちらが冒頭でお伝えした「目的にあったビザを取得する」ということになります!

 

~学生ビザ~
フランス、ドイツ共に学業を目的として90日以上滞在する場合には「学生ビザ」の申請をしましょう。

 

ちなみにフランスでは留学生でも年間964時間以内であれば就労可能と認められておりますので語学を学びながら、お仕事をすることも可能です。ただ、パートタイムとなるので全ての生活費を補うことは難しいのでしっかりと予算に余裕を持って準備をすることが大切です!

 

~ワーキングホリデービザ~

まず、ワーキングホリデー制度とは・・・

○フランス
フランスと日本の若者の国際交流を促し、互いの親交および理解を深めることを目的としています。

○ドイツ
日独両国の合意に基づくもので、日本の若い人たちにドイツの文化や日々の暮らしに触れる機会を提供するためのものです。

大使館サイトには以上のように明記されています。ちなみにフランスのワーホリ制度は1999年から、ドイツのワーホリ制度は2000年から開始されました!

ワーキングホリデービザの目的は人それぞれです。わりと自由度の高いビザなので語学を学んだり
お仕事の経験をしたり、旅行をしたりとさまざまなことを経験することができます!

 

このワーホリビザの申請条件はこのようになっています。

○フランス
・申請時に満18歳以上30歳以下であること
・フランスを知るための渡航で、なおかつ仕事に就く意思があること
・フランスへのワーキングホリデービザを過去に取得していないこと
・子ども同伴ではないこと

○ドイツ
・日本国籍を有していること
・18歳以上であり、申請時に31歳に達していないこと
・親族(子供など)が同行することはできない

 

フランス、ドイツ共に申請の年齢制限は18歳から30歳までとなります。また現地での就学・就労期間の制限はありませんのでしっかりと言語を学ぶことも、お仕事の経験をすることも可能です。

カフェ

 

申請の流れはフランスとドイツで若干異なります。

 

○フランス
大使館HPにて申請要項の確認

大使館HPにて申請日予約

必要書類を持って大使館にてビザ申請

審査後、ビザ発給(郵送/大使館にて直接受領)

 

申請手続きは本人のみ可能で、フランス入国日の3カ月前からすることができます。申請の必要書類はたくさんありますが、不備・不足がある場合には審査手続きに1-2カ月の遅れが生じたり、申請が却下されることもありますので、申請書類の準備はしっかりと行ってください。

 

○ドイツ
大使館or総領事館HPにて申請要項の確認

大使館HPにて申請日予約

必要書類を持って大使館/領事館にてビザ申請

審査後、ビザ発給(郵送)

 

申請手続きは本人のみ可能で、遅くとも出発日の2週間前までには申請しましょう!お住まいの地域により大使館にて申請か、領事館にて申請異なり、必要書類も申請場所により異なりますのでご注意ください。

また海外渡航時には、海外保険に加入する必要がありますが、ドイツのワーキングホリデービザ申請には
◇歯科治療にも適用
◇女性の場合:妊娠時にも適用
上記を満たした保険の加入に、滞在期間分加入することが必須となっております。

 

と、ここまでがフランス、ドイツのビザ申請の簡単な流れと注意点です。

申請書類はもちろんすべてフランス語、ドイツ語もしくは英語となっております!

また上記の内容は現在大使館より発表されているものとなりますが、ビザ申請の内容は予告なく変更される場合もございますので、ビザ申請の際は大使館・領事館へご自身でもお確かめの上、慎重に行ってくださいね。

 

協会ではメンバー様向けにサポートを行っておりますのでご不明な点はご連絡ください!

 

さて今日はビザについて色々とお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?
少し難しいお話になりましたがビザは渡航するうえでとても大切になりますのでしっかりと下調べすることが大切です☆

 

それでは最後にフランス、ドイツへ渡航される方のタイプをまとめてみましょう!

 

■ フランス
アート、ファッション、食文化、歴史など魅力たっぷりのフランス。そんなフランスへ渡航される方は、英語圏以外の文化や語学を取得したい、人と違うことをチャレンジしてみたいと非常にモチベーションが高い方が多いです。

美術館がすき!グルメがすき!ファッションがすき!歴史遺産がすき!など文化に触れたい方にはおすすめです。

 

■ ドイツ
勤勉でまじめな人が多く、音楽の国としても名高いドイツ。オーケストラも有名なのでクラシック音楽が好きな渡航者も多いです。また、サッカーがすき!ビールがすき!という方や、お城など名所旧跡が好きという方も多く渡航されます。
森林や公園など自然も豊かなのでハイキングやサイクリングなどが好きな方にもおすすめです!

 

 

英語圏以外に興味がある、ヨーロッパに行ってみたいけど国選びがすすまない~という方は
ぜひ国選びのご参考にしてみてくださいね!

 

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無事に最終確認も済まされて、気合十分のご様子でした。
もちろん、不安に思われることもあるかと思いますが、今まで現地でやりたいことや目標が達成できるようしっかりとプランニングされてまいりましたので、自信を持って頑張ってくださいね!!

現地では色々な経験をして楽しんで来てください(^O^)

スタッフ一同応援しております!!いってらっしょいませ~(^^)/

【国選び】フランス vs ドイツ 徹底比較~都市編~

 

ワーホリというと英語圏を想像されるかたも多いかと思いますが・・・ヨーロッパ英語圏を除いたヨーロッパ圏で不動の人気を誇るのがフランスドイツ

今日はそのフランスドイツの都市について徹底比較していきます!

 

《都市の特徴》

■ フランス

まず、フランスで一番大きな都市はパリで人口は約220万人。フランスの人口はパリへの一極集中が目立ち、パリに次ぐ他の都市は規模が小さいのが特徴です。ちなみにフランス第二の都市のマルセイユは人口が約85万人となっています。

■ ドイツ

ドイツで一番大きな都市はベルリンで人口は約340万人。ドイツはフランスとは違い一極集中はしておらず、第二の都市ハンブルクの人口は約170万人、第三の都市ミュンヘンの人口は約139万人となっています。

 

フランスは先進国の中でもっとも中央集権的な国家であるのに対し、ドイツは地方分権の歴史がとても長いです。ドイツの各州は独自の法や行政権などをもっているため、首都の一極集中はしていないという特徴となっております。

 


 

それではフランスとドイツそれぞれどんな都市があるのか少しご紹介していきましょう☆

 

■ フランス

【パリ(人口約210万人)】

フランスの首都パリは、別名「華の都」「芸術の都」と呼ばれており、凱旋門、エッフェル塔、ルーヴル美術館など、世界的に有名な建築物や美術品で溢れています。大都市なので他都市にくらべ少し物価は高めですが、語学学校、住まい、仕事の数も多く安心して生活ができるでしょう。

比較的温暖なパリ。真夏は30℃前後まで気温が上がることもありますが湿度が低くさわやかな夏を過ごせます。また冬は豪雪になることは稀ですが気温的には東北・北海道くらいまで寒くなることも。

アメリの舞台になったモンマルトルやポンヌフの恋人の舞台になった橋など、Belle époque(ベル・エポック)の時代の映画の舞台がそのまま残っている都市です。

 

○ こんな方におすすめ ○

渡航のきっかけがフランスへのあこがれからくる方、フランスの最先端の文化の中で生活をしたい方、とにかく仕事が不安、フランス語が不安な方はパリがおすすめ!日本人であることを活かしてできる仕事の8割がパリ近郊に集約されているとも言われています。

 

【リヨン(人口約47万人)】

フランス第二の都市であるリヨンは、ローヌ川とソーヌ川という2つの川が流れ、多くのフランスの銀行の本店が置かれる金融の街。また「美食の街」としても知られ、街中には「ブション」と呼ばれるレストランが軒を連ねています。ブションではリヨンの伝統料理などを味わうことが出来ます。ちなみに映画はフランスのリヨンが発祥です!

 

○ こんな方におすすめ ○
料理などの技術職を持っていて、フランス語もある程度態勢がある方にお勧め!
絹産業が栄えた町で経済も安定しており、パリよりもアットホームな雰囲気でゆったりとした環境で生活ができます。

 

【ニース(人口約約35万人)】

南フランスに位置し観光地として有名なニース。パリの冬は結構冷え込むのですがニースは、気候は一年を通して安定しています。寒い気候が苦手な方でも安心して生活ができますよ!夏はとってもよく晴れるのでビーチで遊泳や日光浴を満喫するため世界中から観光客があつまります。

また街中には美術館がたくさんあります。なかでもシャガール美術館がとにかくオススメです!著名な画家たちが晩年愛した町でもあるので、光あふれる印象派の雰囲気を生活しながら味わうことができます。

 

○ こんな方におすすめ ○
寒いところが苦手な方やラテン文化に興味がある方にお勧め!また映画祭で有名なカンヌやF1やカジノで有名なモナコも近いので旅行が好きなかたにもオススメです!

 

■ ドイツ

ベルリン(人口約340万人)】

日本でいう東京、ドイツの首都ベルリンは、アートとファッションの都市としても知られており近代的な街でありながら、歴史的建造物や博物館、美術館などもたくさん点在しています。また公園や運河、森も多いので自然豊かが都市でもあります。現地企業や教育機関が密集している都市なので、語学学校や留学生も多く世界中から多くの人がある国際都市です。またベルリンの気候は、冬になると気温はマイナス10度をしたまわることもあります。

 

○ こんな方におすすめ ○
ポップコムというテクノミュージックのお祭りがありますので、音楽関係の方や、まずは大都市で情報収集したいという方におすすめです!ただ、ドイツ国内で一番治安が悪い街だと言われているので、注意は必要です。

 

【ハンブルク(人口約170万人)】

ハンブルクは北方の二番都市。ハンブルク大学という総合大学と、国内屈指の歓楽街を持つ、勉強・観光・仕事、すべてにおいて情報収集しやすい街だと思います。スポーツなども盛んで、特にエンターテイメント性の高いのも特徴です。

 

○ こんな方におすすめ ○
オランダ、ベルギー、北欧へのアクセスは抜群ですので北欧を旅したい方や遊ぶところが多いのでしっかり勉強も遊びも楽しみたい方にはおすすめです。

 

【ミュンヘン(人口約139万人)】

ドイツ第三の都市ミュンヘンは、治安も良く世界で最も住みやすい都市の上位にランキングされる街。自動車メーカーBMWの本社や、工業系の日系企業も欧州本社をミュンヘンに置いていたり、日本学科のある名門ミュンヘン大学などもあり日本文化も受け入れられやすい日本人留学生が安心して生活できる街です。生活水準も高く、それに伴い家賃もお高めとなっているためしっかりとした予算が必要。

 

○ こんな方におすすめ ○
ミュンヘンでおすすめは一年で最大のお祭り「オクトーバーフェスト」。観光客動員数はドイツ国内のイベントでダントツの1位。スイスやイタリア、オーストリアなど、南欧に興味がある方、またウインタースポーツを楽しみたい方もおすすめです!

 

【ケルン(人口約102万人)】

世界遺産にも登録されているケルン大聖堂が街のシンボルの、ドイツ第四の都市。街には大きなライン川が流れておりその両岸に街が栄えています。古くから多文化との交流が盛んだったケルンには外国人が多く住んでいるため生活がしやすいです。また国内最大のカーニバル、ケルン・カーニバルなども開催され街はにぎやかで陽気でフレンドリーな気質の方が多い街。総合大学であるケルン大学もあり、留学生にも人気の街です。

 

○ こんな方におすすめ ○
フランス・スペイン方面にはアクセスが良いので西方面に行きたい方、ドルトムント・シャルケなど有名サッカーチームも多いのでサッカー好きな方はおすすめです。

 


 

簡単にフランスとドイツの都市についてお伝えしましたがいかがでしょうか?フランス、ドイツに限ったことではありませんが国、都市により特徴は様々です。

ぜひ国選び、都市選びのご参考にしていただければと思います!

 

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