やっと、最終章です!
19カ所の世界遺産紹介もいよいよ最後、今回は文化遺産が中心です!
かの有名なあの場所も!ご紹介していきます!
【メルボルンにある宮殿!?】王立展示館とカールトン庭園
1880年にメルボルン博覧会の会場として建てられた建造物で、当時イギリスの植民地支配を反映してヨーロッパ調の様式で建てられました。
オーストラリアで最初に登録された文化遺産です。
ゴシック・ロマネスクなど様々な建築方法が混ざっており、純粋なヨーロッパ建築にはない独特の雰囲気を兼ね備えてます。
カールトン広場は、テニスコートや映画館なども入っており、園芸が盛んでお花の手入れもしっかりされていることで有名です。
メルボルンにいらっしゃる方はぜひ行かれてみてくださいね〜!
【誰もが知ってる観光地!】シドニー・オペラハウス
シドニーといえば、このオペラハウス。
誰もが一度はテレビや雑誌で見たことのある、シドニーのシンボル的な建造物です。
独創的な構造と特異な建築法から竣工が大幅に遅れ、完成がかなりずれこんだのは有名な話ですね。
シドニーオリンピック、トライアスロン競技のスタート地点になったり、聖火リレーの舞台になったり。
シドニーに行ったら、まずはここ!という場所ではないでしょうか。
【歴史に刻まれる負の遺産】オーストラリアの囚人遺跡群
植民地を拡大するイギリスが残した負の遺産、囚人遺跡群。
軽犯罪で捕まった方や、差別されたアボリジニたちが強制収容され、労働を強いられていました。
遺跡群、なのでなんとオーストラリア国内に11カ所・・・植民地時代の負の歴史を伝える貴重な文化遺産です。
一番大きいのはタスマニアにある「ダーリントン保護観察所」で、なんとサッカー場約506面分・・・広大すぎてびっくりです。
【西海岸のサンゴ礁地帯!】ニンガルー・リーフ
ニンガルー・リーフはオーストラリア西海岸、パースから北に1200キロに位置します。
有名なのは、ジンベイザメの生息地になっている、という点でしょうか?
それだけではなく、海生の哺乳類が多く集まるエリアであり、様々な動物が共存しながら命を育む場所でもあります。
リゾート開発なども度々議論されましたが、エコ・ツーリズムの団体などの尽力で反対。
中止になりましたが、未だに多くの会社がリゾート建設を狙っているエリアとも言われています。
ダイビングしながら、いろんな動物と泳ぎたい方にはおすすめです!
【全19カ所、いかがだったでしょうか?】
さて、4回に分けて世界遺産をご紹介いたしました!
行きたい世界遺産は見つかりましたか?
お仕事や、勉強のリフレッシュに観光は大切です。
歴史的観点でも、重要な側面を持っている文化遺産は少なくありません。
オーストラリア滞在中の方はぜひ一つは行かれてみてくださいね!
福岡 しょうへい