こんにちは!福岡オフィスのTAKUYAです。
今回も前回の続編でお送りさせて頂きます。
野球指導ボランティアVol.9~別れと感動の再会~
第二回目のAsahi日本遠征の全日程は終了し、
無事に専属コーチとしての役目を終えた私に待っていたのは、、、
”別れ”のときでした。
ちょうどワーホリビザも切れて帰国していた私にはカナダで働けるビザは残っていませんでした。
そのため、この羽田空港での日本遠征のお見送りが彼らとの”別れ”を意味しました。
”家族”のような存在になれた選手やコーチ陣、父兄からも労いの言葉をもらうことができ、
ついに搭乗ゲートへ向かう時、ある選手が号泣し始めました。
彼は日本語ができない選手だったため、
Asahiでの指導当初は英語が全然できなかった私となかなかコミュニケーションが取れていなかった選手の一人でもありました。
しかし私の英語力が徐々に向上していき、
彼も日本語ができる友達に日本語を教えてもらいながら徐々にお互いがコミュニケーションを取れるようになり、
最後にはホテルの私の部屋まで遊びに来るくらい懐いてくれた選手でした。
それを知っていた周りの選手やコーチ陣、父兄。
私の”家族”は連鎖反応のように泣き始め、私との別れを惜しんでくれました。
その”別れ”で実質的な私の”ワーキングホリデー”は終了しました。
しかし、彼らや「バンクーバー朝日」との交流は今でも続いています。
2019年3月に第三回目の日本遠征を控える「バンクーバー朝日」は、
今年の8月に、次の選抜メンバー15人を決める”トライアウト”が開催されました。
その後、選抜された2019日本遠征メンバーと、
私がコーチをさせてもらった2017日本遠征メンバーが試合をする「レガシーゲーム」が2018年9月にバンクーバーで開催されるということで、
私も2017日本遠征メンバーとして招待いただき、私の”家族”と感動の再会をすることができました!
彼らは私を本当の”家族”のように家に招待し、
ホームパーティーを開いてくれ、ドライブや遊びに連れて行ってくれました。
羽田空港で最初に号泣してくれた彼は次回の2019年日本遠征メンバーのコーチとして同行するのが決まったようで、
2019年3月にまた日本で会う予定になっています。
このように私は”ワーキングホリデー”という形で彼らと出会い、そのビザが切れた現在でも、
日本とカナダという離れた場所にいても未だに繋がることができ、
この関係は一生の付き合いになるものだと確信しています。
「海外に友達をつくりたい」「海外に住んでみたい」
そう思っている方は少なくないと思います。
たしかに旅行や短期留学でも友達を作ることは可能だと思います。
しかし、このように”家族”と呼べるような一生の付き合いができる友達を”ワーキングホリデー”で見つけに行かれてはどうでしょうか?
次回【野球指導ボランティアVol.10~最終章~】に続く
福岡オフィス Takuya