こんにちは、Chika です!
先日、私が今セメスターで取っている Communications の授業でカナダでの就職活動について取り上げられたので、Resume (レジュメ)について簡単に紹介したいと思います (^O^)/
因みに、Canadian College で今現在 Communications と Human Resource 1 を教えて下さっている Touss は、OPEC に8年間在籍した経歴を持つ凄い方で、英・伊・仏・ペルシャ語の4か国語を理解し、指導経験も20年以上あるまさにコミュニケーションのプロです!
海外で初めて就職活動をする際に、まず1番最初にぶち当たる壁が「Resume って何を書けば良いの?」だと思います。
そもそも Resumeとは、日本でいう履歴書のようなもので、他にも職種によっては CV (Curriculum Vitae) や Self Portrait、Personal History などと呼ばれる場合もあります。
大抵は Cover Letter とセットで提出を求められます(※Cover Letter は Resume の紹介をし、Resume はあなた自身の紹介をするものです)。
日本の履歴書と大きく違う点:
1.決まったフォームはないので、自分で自由に作成する
2.Letter (8.5” x 11”) サイズで作成する(カナダの印刷物は A4 ではないので注意!)
3.証明写真を貼らない
4.誕生日、年齢、性別、結婚歴、民族、宗教は記載しない
(4 については、The Canadian Human Rights Act に詳しく記載されているので興味のある方は一度読んでみることをお勧めします)
1 の決まったフォームがない、というのがやはり Resume を作る上で1番苦労する所かと思いますので、ここはドドーン!と私が Part-time 用に作成したもの(Touss 校正済み)をお恥ずかしながら大公開しちゃいましょう!(*ノωノ)
(※ただし、これは飽くまでも基礎的な Resume となるので、バイトレベルでの飲食店スタッフや店頭販売員などへの応募にはオッケーですが、一般企業での事務職や専門職、ポジションの有る職種への応募には適さない場合もありますのでご注意を!)
Touss 曰く、30歳未満で、まだそんなに職歴がない・管理職経験がない人の場合、Resume は1ページで納めるのがベストとのことです。
簡単に上から説明しますと、まずは個人情報(名前、住所、連絡先のみ)を分かりやすく記載します。
雇用主へ好印象を与えるために、メールアドレスはシンプルに姓名だけを使ったメールアドレスにしましょう。
< Objective>
応募理由や動機を記載します。
< Summary of Qualifications >
自分が持っている能力や技術を簡単に紹介します。
< Work Experience >
これまでの職歴を、ポジション・会社名・所在地・在籍期間・仕事内容が分かるように記載します。
学生時代に色々バイトしていたという方は、全て書いてしまうと見にくくなってしまう上に、「移り気のある人」と見られてしまうので、最近の職場・長く働いた職場・募集内容に関連した職場のみを選んで記載することをお勧めします。
就職経験のない方は、ボランティアやインターン経験を記載しても OK です。
< Education>
高校以下の学歴は、記載する必要はないです。
< Skills >
資格・免許を記載していますが、人によっては Qualifications と一緒に記載する方もいます。
飲食店などでは Serving It Right などのライセンス必須の場合もありますので、ランセンス名や取得年などは正確に記載します。
なお、日本の資格・免許の英語名は、大抵公式 HP などに記載されているので検索してみて下さいね。
< Reference >
Resume の1番最後には必ずReference を記載しましょう!
この Reference というのは、あなたを推薦してくれる参考人のことを指します。
雇用主からしてみれば、カナダでの職歴もない見ず知らずの日本人を雇うには、やはり不安を感じる方がほとんどですが、参考人がいるだけで雇うことへの安心感が出てきます。
カナダでの就労経験がある場合は前職のマネージャーに頼むのが1番ですが、カナダでの就労経験がない場合は日本で働いていた時の上司や大学の教授、もしくはカナダで通っている語学学校の先生に頼む方法もあります。
Touss もしょっちゅう CC 生の Reference となっていて、企業から電話やメールで問い合わせがあった場合は、その生徒の授業態度や評価を参考人として提出しています。
基本、Resume の Reference には「Excellent academic and employment records are available for your kind consideration (ご検討頂くために、学問と雇用に関する素晴らしい評価を提出することが可能です)」とだけ記載し、実際に企業から Reference list の提出を求められた場合のみ提出します。
もちろん、企業から本当に問い合わせがあることを考慮して、Reference となってくれるか本人への事前確認を行った上で記載してくださいね (;´∀`)
< その他 >
記載内容が少なくてスペースが余ってしまうという方は、Reference の前に Personal Interest として趣味や習い事を記載しても OK です。
ただし、読書や映画鑑賞、スポーツなど好印象を与える内容を記載することをお忘れなく!
また、カナダでは仕事への応募だけでなく、ボランティアへの応募にも Resume の提出は必要となります。
ボランティアへ応募する場合は、ボランティア経験があればその活動経歴を、募集しているボランティアに関係する職歴や資格がある場合はそれをメインに詳しく書きましょう♪
始めに書いた通り、Resume には決まったフォームはないので、応募する仕事・ボランティアの内容によって Resume の内容も書き替え、何パターンかの Resume を予め作っておくことをお勧めします! (・∀・)b
完全英語にはなりますが、こちらの「Resume’s 5 things you need to know」という動画と「8 Interview tips for that dream job」という HP も参考となるので、カナダで就職活動をする際にはぜひチェックしてみて下さいね♪
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