「いまこの時期、留学する人ってどのくらいいるの?」
2022年3月1日から日本への入国規制が大幅に緩和された影響で、より一層海外へ渡航しやすい状況になりましたね!
とは言っても、「実際、いま海外に行っている人たちってどのくらいいるんだろう…」そんな疑問や不安を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
実は、英語圏の渡航先として人気の高いカナダでは、なんとすでに2021年の時点で、コロナ前よりも多くの日本人が留学をしていたんです!!
<目次>
・2015年以降のカナダへの留学生数推移
・コロナ前よりむしろ留学生が増えた要因は何か?
・カナダはコロナ禍(アフターコロナ)でも留学しやすい国
2015年以降のカナダへの留学生数推移
コロナ禍でも留学生の受け入れを積極的に行っていたカナダですが、日本からの渡航者は実際どれくらいいたのでしょうか。
こちらのデータを見てみましょう。
https://open.canada.ca/data/en/dataset/90115b00-f9b8-49e8-afa3-b4cff8facaee
こちらはカナダ政府移民局が発表している統計で、2015年から2021年にカナダで有効化された(カナダに入国した)日本国籍の学生ビザ保持者数の推移データを基にしたグラフです。
2015年から2019年、新型コロナウィルスによって世界が一変する直前の5年間は、ほぼ横ばいの微増傾向にあったことがわかりますね。
そして2020年、多くの国が国境封鎖や入国規制を強め、日本国内でも交換留学の見合わせなど自粛ムードが漂う中、日本からカナダへの留学生数は前年の約半数にまで落ち込んでしまいました。
しかし翌年の2021年には、なんとコロナ前よりも15%近く、日本からカナダへの留学生が増加しているのです。(2019年比)
コロナ前よりむしろ留学生が増えた要因は何か?
カナダへの日本人留学生がコロナ前よりも増加したのはどうしてでしょうか。さまざまな要因があるとは思いますが、やはりほかの英語圏の国(オーストラリア・ニュージーランド・アイルランド等)が国境を封鎖する中、規制を設けつつも留学生受け入れを継続したことが大きいと思われます。
2021年を振り返ると、日本は非常に長いあいだ緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令・適用されていましたよね。ワーホリ・留学で人気の高いオーストラリアは、2020年3月~2021年12月まで国境封鎖を継続していました。
このほかにも一時的に新規入国を見合わせる国も多かった2021年ですが、カナダは継続的に留学生の受け入れを行ってきたため、「本当は他の国に渡航したいけど、規制上渡航することが許されなない。でも留学は諦めたくないから、渡航できるカナダに行こう!」とプランの方向転換をした方も少なくなかったのではないでしょうか。
カナダはコロナ禍(アフターコロナ)でも留学しやすい国
2020年~2021年コロナ禍にも関わらず、多くの日本人が渡航したカナダは、その分だけコロナ禍の留学経験者による情報が多い国。ということはつまり、2022年以降に渡航するみなさんが事前に知り得る情報が多い国、ということとも言えますね。
現地の規制はどう?
コロナに対する現地の人の意識は?
みんなマスクはつけてる?
飲食店などの規制は?
学校のコロナ対策はどんな感じ?
オンライン授業ってぶっちゃけどう?
仕事探しの状況って?・・・・・
先にコロナ禍のカナダ生活を経験した人たちから得られる情報が多いため、はじめての留学・ワーホリで不安がある方でも安心して渡航がしやすい国、と捉えることができるのではないでしょうか。
各国で新型コロナウィルスに対する規制の緩和が進む中、2022年こそは留学・ワーホリを叶えたい!というみなさん。おひとりで悩まず、ぜひ留学・ワーホリのプロに相談してください。
私たち日本ワーキングホリデー協会は、みなさんの海外渡航、みなさんの夢を全力でサポートします!
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