留学先として圧倒的人気を誇るアメリカ。それなのに、ワーホリ制度がない事に疑問を感じたことはありませんか?
今日はアメリカがワーホリ協定国に加盟していない理由や、ワーホリ以外の渡航手段ついてご紹介します!
<目次>
・アメリカにワーホリ制度がない理由
・ワーホリ制度がないけれど、アメリカ留学が人気の理由
・アメリカの渡航手段とは?(学生ビザ・観光ビザ)
アメリカにワーホリ制度がない理由
現在アメリカにワーキングホリデー(ワーホリ)制度がない理由として、アメリカには違法移民が多いことが挙げられています。
違法移民を含めて、移民の数を極力増やしたくないとアメリカ政府は考えている為、ワーキングホリデー(ワーホリ)制度の様な「比較的簡単に申請が可能で、働くことが出来る長期滞在を実現できるビザ」を発行していないのだと考えられています。
また、アメリカにはワーキングホリデー(ワーホリ)ビザの様に個人取得可能で就労することができるビザもないので、働く事を目的としてアメリカに渡航することは簡単ではありません。
更には、2001年の同時多発テロ事件以降、海外からの入国自体に厳しい姿勢をとっており学生ビザの申請も厳しくなっていますので、しっかりと情報収集と手続きの準備が重要です!
ワーホリ制度がないけれど、アメリカ留学が人気の理由
ワーキングホリデー(ワーホリ)制度のないアメリカですが、留学先の国として非常に人気があります。
その理由として、
①アメリカには高等教育を受けられる大学や、地域の人向けに教育を提供しているコミュニティカレッジなど、年齢やバックグラウンドに関係なく教育が受けられるシステムが整っていることが挙げられます。
アメリカの教育制度は世界的に見ても最高水準であり、最先端の知識や技術を持っているからアメリカに留学したいと考える人も多いです。
また、②アメリカは古くから日本と関わりの深い国でもあり、アメリカでの生活をイメージしやすく親近感が湧くのも人気の理由に考えられます。
アメリカは様々なポップカルチャーの生みの親であることでも知られており、多くの音楽や映画が作られました。また教育、医療、情報通信など様々な分野で常に世界をリードしてきた実績があり、アメリカへ留学することは、それらの様々なジャンルの最先端情報を手にすることが出来るということです。
たとえワーキングホリデー(ワーホリ)制度がなくても、アメリカは日本人にとって魅力的な国なのでしょうね。
更には、③アメリカで語学や専門知識を習得した後、アメリカ以外の国にワーキングホリデー(ワーホリ)制度を使って働きに行く方もいます。
アメリカの学校は学べる教科が豊富にあり、日本や他のワーキングホリデー(ワーホリ)協定国にはない独自の特殊な知識や資格なども身につけることができます。
アメリカの学校では、実践ですぐに役立つ能力や知識を身につけることが重要視されているので、実践的に語学などが習得できる課外活動やインターンシップなどの制度が充実しています。
これらのことから、アメリカへの留学をワーキングホリデー(ワーホリ)前のステップアップとして使われる方も多く、実際にアメリカでしっかりとした語学力と専門知識を身につけておけばその後アメリカ以外の国にワーキングホリデー制度を使って渡航しても問題なく仕事を探せるでしょう。
アメリカの渡航手段とは?(学生ビザ・観光ビザ)
アメリカで個人取得が可能なビザは、大きく分けて2通りです。
《学生ビザ(F-1》
■滞在期間:就学期間+渡航前後3ヶ月
■最も一般的な留学用のビザで、米国内の認定大学、私立高等学校、認可された英語プログラムなどで教育を受けることを希望する場合や、週18時間以上の授業を受ける場合も F-1 ビザが必要です。
■F-1ビザは、予め学校のお申込みを行い、その後オンラインでのビザ申請と大使館での面接が必須となります。
《短期滞在ビザ(ESTA)》
■滞在期間:90日まで
■1週間で18時間以内であれば、語学学校に通うことができます。
■日本のパスポート保持者は、滞在期間が90日以内であれば、特別なビザを申請しなくともアメリカに滞在することができます。(ESTAビザ免除プログラム)※就労目的を除きます。
★2021年10月現在、観光ビザでも学生ビザでも入国可能です!!
いかがでしたでしょうか?
当協会では、アメリカの観光ビザ・学生ビザでの渡航に関してもご相談を承っております。
ご興味がある方は是非個別カウンセリングやセミナーをご利用下さいませ。
<他のおススメ記事はこちら>
・同じ英語でも全然違う!アメリカ・イギリス・オーストラリアの日常英会話の違い