感染拡大から早1年が経ちましたが、今もなお世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。留学やワーホリ渡航の計画が崩れ、ショックを受けている方も多く、ワーホリ協会にもたくさんのお問い合わせが届いています。
新型コロナウィルスがある程度落ち着いてはきているものの、今後の海外渡航の見通しとなると何とも言えない状態が続いているため、留学やワーホリをした後の人生プランにも影響が出ている人たちが多いのではないでしょうか。
今回は、 今どんな行動ができるのか、コロナ終息後(アフターコロナ)の留学・ワーホリはどうなるのかについて解説していきます!
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《目次》
1)今だからできること「オンライン留学」
2)アフターコロナで留学・ワーホリは増加する!?
3)留学・ワーホリできなくても、その意思が就活では活きる
4)まとめ
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1)今だからできること「オンライン留学」
新型コロナウィルスの影響で留学はもとより通学すら難しくなり、世界中の大学・高校・語学学校は授業のやり方を変えざる得なくなりました。それに伴い注目されたのが、授業の完全オンライン化です。日本でもオンライン授業が定着しつつありますが、より早く授業のオンライン化に踏み切った欧米のほうが、日本の一歩先を行っています。
その中で新しく誕生したのが、「オンライン留学」です。「オンライン留学」はマンツーマンのオンライン英語レッスンとは異なり、海外へ渡航して語学学校で実際に留学経験することを前提に、日本にいる間に海外学校の授業をオンラインで受けるシステムとなっています。
「オンライン留学」で授業であえてマンツーマンの形式を取らずクラス単位で外国人も一緒に授業を受けるので、留学する前から現地の雰囲気を掴み、友達を作ることができます。また、日本の英会話教室とは違い、海外留学もセットになっているので、オンライン授業を通して仲良くなった友達や先生と直接会うことができる楽しみもあります。
「オンライン留学」は、新型コロナウィルスが完全に終息してからもポピュラーな留学・ワーホリの仕方になると思われます。
2)アフターコロナで留学・ワーホリは増加する!?
新型コロナウィルス以前にも、2003年のSARSや2011年の東日本大震災などの影響で海外留学やワーホリができなくなったことがありました。ではその後、留学・ワーホリの渡航者は減少したのでしょうか?
答えは×です。留学やワーホリに行けなくなった翌年は、例年以上に渡航者数が増えたと数字が出ています。世界を巻き込むような大きな出来事が起こると、自身のキャリアや人生だけでなく、社会貢献など自分の周りの幸福について考える人が増えます。そのため、留学やワーホリの選択をする人が世界的に増えるのです。
留学・ワーホリをしたいと考える人が世界的に増加するということは、そういった人たちをサポートする制度やシステムが強化されるということでもあります!事実、震災後の10年間でイギリスやアイルランドのワーホリビザは格段に申請しやすくなりました。新型コロナウィルス収束してから、留学・ワーホリのこれからに期待しましょう。
3)留学・ワーホリできなくても、その意思が就活では活きる
留学やワーホリの経験やを使って就職や転職をしよと思っていたのに、その計画がなくなってしまった方。確かに海外での経験はできなくなったかもしれませんが、今まで準備したり情報収集をしていたことまですべてが無駄になったわけではありません。海外へ行こうと思い行動したことが就活では大事なのです!
日本人の新入社員は海外勤務を毛嫌いする傾向があり、データとしても6割を超える新入社員が「海外勤務を希望しない」という結果が出ています。そんな中で留学やワーホリをしたいという意思を持つこと自体が強みだと考える企業の方が今は多いでしょう。また、新型コロナウイルスという自分ではどうしようもない状況で留学やワーホリを断念した後どのように行動したかは、仕事で不測の事態に陥ったときにどう動けるかを示す貴重な証しになると思います。
仮に留学・ワーホリに行けていたとしても、企業へのアピールポイントは留学やワーホリをしたこと自体ではなく、「その経験から何を得たか」になるはずです。なので、今回留学やワーホリに行けなかったとしても「この経験が自分をどう変えたか」をしっかりアピールしてくださいね。
4)まとめ
まだまだ新型コロナウィルスの影響はありますが、トンネルの出口は遠くないように思います。これから渡航する人、渡航はできなかったけど新しい道へ進む人、皆さんの進む未来が明るいものでありますように!
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