1月12日、アイルランド政府は、16日(土)より当国への全入国者に入国前72時間 以内のPCR検査での陰性結果の提示を義務付けると発表しました。日本からアイルラン ドに入国する場合にも適用され、違反者には刑罰が科されることがあります。くれぐれもご 注意ください。
アイルランドへの全入国者に入国前の PCR 検査での陰性結果の提示義務化
(1)1月12日、アイルランド政府は、同16日より全入国者に入国前72時間以内のPC R検査での陰性結果の提示を義務付ける旨発表しました。政府発表の概要は以下のとおり です。
●1月16日(土)より、アイルランドに入国する全ての旅客(注)は、入国前72時間以 内に行ったCOVID-19PCR検査の「陰性/検出されず」の結果を提示することが義 務付けられる。 (注:英国領北アイルランドからの入国者は適用外となります。)
●旅客は、航空機搭乗又はフェリー乗船の前に「陰性/検出されず」の検査結果の提示が求 められ、アイルランド入国時には入国管理官への提示が義務付けられる。
●アイルランドの空港や海港で入国する際の「陰性/検出されず」の検査結果の不携行は、 犯罪となり、訴追され、2,500ユーロ以下の罰金又は6か月以内の禁固、あるいはその 両方の罰が科されることがある。
●国際的な運送業者(道路運送業者、海運業者を含む)は、職務遂行のための移動中、上記 の義務を免除される。6歳以下の子も検査義務を免除されるが、入国後14日間の行動制限 (注)を行うことが推奨される。 (注:行動制限の期間中は、出勤、公共交通機関の使用、他人の家の訪問、他人の自宅への 招き入れ、必要不可欠な場合を除く買い物、冠婚葬祭への出席等が禁止されます。)
●他国への渡航のみを目的にアイルランドに到着し、空港を出ない旅客は、検査結果の提示 を義務付けられない。
●真に人道的な緊急事態により、至急渡航しなければならない市民は、所在地に最も近い大 使館又は領事館に直ちに連絡し、渡航開始前に助言及び領事支援を求めるべきである。
(2) 今回の発表後も、入国後14日間の行動制限を行い、入国の5日後以降のPCR検査で 「陰性/検出されず」の結果が出れば行動制限を終了する(一部例外あり)といった、これ までの措置は引き続き適用されます。アイルランドへの渡航に関連する措置の詳細につい ては、次のアイルランド政府発表ウェブサイトをご参照下さい。
https://www.gov.ie/en/publication/b4020-travelling-to-ireland-during-the-covid-19-pandemic/
新型コロナウイルスに関する情報は、下記ページでも詳しくお伝えしています。併せてご確認ください。
・「たびレジ」を使って海外の安全情報をリアルタイムに把握しよう!
・日本ワーキング・ホリデー協会:新型コロナウイルス感染症の関連情報まとめ
※新型コロナウイルスをめぐる各国の対応策は極めて流動的ですので、これから渡航をされる方は必ず外務省・大使館のホームページを確認し、最新の情報を十分に確認してください。