ファームジョブのイメージ、みなさんはどんな印象を持ちますか?
こんにちは。
ワーホリ情報局Toshiakiです。
ぐっと気温が下がる日も増えてきましたが、みなさまいかがお過ごしですか?
季節の変わり目、体調管理に気を付けたいですね。
さて、以前の記事にて、実際にファームジョブの一日の流れをご紹介いたしました。
オーストラリアでのワーキングホリデーを延長する手段として、数多くの渡航者が携わっている「ファームジョブ」。
今回は、僕がファームジョブに至るまでの動機や、ファームを通しての率直な感想をご紹介していきたいと思います!
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《目次》
・そもそもなぜAUSでファーム?その動機
・ファーム4か所をご紹介!
・ファーム生活まとめ
WH情報局では、みなさまからの通信簿を今後の記事に反映していきます。
本記事への評価、今後のご要望をお聞かせください♩
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・そもそもなぜオーストラリアでファーム?
なぜファームジョブをしたのか、その動機についてです。
僕はそもそもワーキングホリデーの1年間で英語の上達を目標にしていたので、それ以上の滞在は考えていませんでした。
しかし、ワーキングホリデー協会のカウンセラーさんと自分のやりたいことや目標を共有する中で、長期で滞在するのもありではないか、その一つの手段としてセカンドビザという制度を紹介されました。
※実は僕もワーホリ協会の利用者です!
当初はそんなに深く考えていませんでしたが、ワーキングホリデー取得の前に半年間学生ビザでしっかり語学を学ぶ間に、オーストラリアの街の住みやすさや魅力に惹かれ、”長期で滞在したい、なんなら永住権まで取得できたら”と考えるようになりました。
そうしてセカンドビザ取得のために、ワーホリで渡航後すぐにファームジョブへ向かいました。
・思ってるより楽?
そんなこんなで”セカンド取得の条件そろったら即行帰ろう”と甘い考えでファームへ。
僕が働いたのは
グレープ、イチゴ、さくらんぼ、ラズベリー&ブラックベリーの4か所です。
案内されたグレープの仕事は、まだ果物がなってもいない畑の準備でした。
無駄な葉っぱや枝を剪定するといった比較的楽な内容、家も普通のシェアハウスを用意してくれていて申し分なかったのですが、なんといっても稼げない!
一週間で400ドル前後と、家賃と食費を引いたらほぼなくなってしまう…
さすがにこれではまずい、生きていけないと感じ、ファームの移動を決意。
一緒に働いている仲間の一人が、なんとイチゴのトップピッカーだったというレジェンド!
その方にイチゴファームを紹介してもらい、グレープは1か月でおさらばしました。
・きつい…きついぞファームジョブ
さて、紹介されたイチゴファームへ到着。
レジェンド曰く、遅くてもそれなりに稼いでいると聞いていたので少し安心。
前回のブログでご紹介したトロリー(台車)に乗っていざ収穫!
意気込みと裏腹にこれが思って以上に体力勝負…けっこうきつい笑
というのも、トロリーに座るといえどイチゴは地面から生えるもの。
収穫中はほとんど腰を曲げての作業…かなり腰にきます。
最初こそ慣れませんでしたが、2週目に入ると週5~600ドルほど稼ぐまでに。
中には週1,000ドル前後まで稼ぐ人も!
滞在したのはファームハウス。
同じ仕事をする仲間と”なぜファームをしているのか”、”セカンド取得したら何をしたいか”などいろんな話をし、共同生活をするうちにみんなが家族のような存在になりました。
みんなとの楽しい時間を過ごしていたイチゴファームですが、突然の大雨でイチゴが全滅…
急遽移動を余儀なくされることに…オーナーの紹介でさくらんぼファームへ。
・待っていたのは天国と地獄?
紹介されたさくらんぼファームでは、イチゴと同様ピッキングの仕事を任されました。
さくらんぼは木に生る為、打って変わって脚立を使っての作業です。
どれくらい稼げるんだろうと不安はありましたが、コツをつかみ始めると遅い僕でも一日に150~200ドルほど稼げるようになりました。
”ここなら遅い自分でもそれなりに稼げる!”と張り切っていましたが、終わりは突然やってきます。
なんと突然の解雇…え?笑
理由は人員削減だそう…そんな…たった2週間しか働いてないのに。。。
オーナーも気を利かせてくれて、すぐさまラズベリーファームを紹介してくれましたが、いや、そのまま雇ってくれよ、が率直な感想。
くよくよしていても仕方がないので、気を取り直してラズベリーファームへ。
ちなみに10月から働き始めてここまでトータル40日ほど。
セカンドビザの取得はまだまだの予感。
・とにかく働かせてくれたラズベリー
イチゴファーム中に購入した車で2,000kmの大移動を経てラズベリーファームへ!
なんとそこには、グレープファーム中に聞かされていた”もう一人のトップピッカー”が!
そんなもう一人のレジェンドから、ラズベリーピッキングのノウハウやコツをとにかく吸収。
ラズベリーは繊細で、ちょっとでも強く扱うとすぐにジューシー(フルーツの液がででしまう状態)になってしまい、商品にならなくなってしまいます。
不器用な僕はしょっちゅうジューシーになり大苦戦しました笑
早くセカンドビザを取得したい僕はファームに直接聞いてみると、”働きたいなら毎日働かせてあげるよ”と!
結果から言うと1か月半の滞在で休んだのは4日ほど!
とにかく終わらせなければいけないフィールドがたくさんあり、本当に毎日働かせてくれました。
結果、トータル4月半に及ぶファームでの滞在で無事にセカンドビザを取得することができました!
・ファーム生活、どうだった?
4か月半のファーム生活で感じたのは、”いかに自分が人に恵まれているか”でした。
基本的にファームジョブ、特に収穫をするピッカーは言えばライバル。
人よりいかに多く収穫できるかが勝負です。
最初、自分がそんなバチバチした環境でやっていけるのか不安でしたが、みんなとても親切で、早く採るコツやノウハウ、ポイントを教えてくれました。
また、家に帰ればほぼ毎日ホームパーティー。
みんなでそれぞれ作った料理を囲んで、その日の出来事やみんなの生まれ育ち、たくさんのタイプの人がいて、そんなみんなとの時間は本当に楽しかったです。
自然が相手の仕事ゆえに、急に仕事がなくなったり、解雇にあったり(たぶん自分だけ笑)と様々なハプニングがありましたが、それも”次はきっといいファームだろう”とポジティブに考えられるようになりました。
いかがでしょうか。
決して仕事内容は楽とは言えないファームジョブ。
それでも、たくさんの素敵な出会いがファームにはあって、ファームを経験した人の多くが”楽しかった”とおっしゃっています。
つらいことばかりではないファームジョブ、皆さんのファームを始めるきっかけや後押しになれたら幸いです!
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