いま気になる、2020年7月のメルボルンの様子!
海外渡航を希望されるみなさまにとって、「いま現地がどのような状況にあるのか」というのは非常に気になるところだと思います。
そこで!2020年7月現在のオーストラリアはどんな状況なのか、現地在住者に聞きました。
今回は、学生ビザでニュージーランドへ渡航し、
現在はオーストラリアのメルボルンへワーキングホリデーで渡航されているHiroyukiさんに
オーストラリアの現状についてお聞きしました!
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<目次>
・オーストラリアの現状は?
・メルボルンの街の様子
・コロナ禍で困ったこと
・差別に関して
・日本のニュースを見ての感想
WH情報局では、みなさまからの通信簿を今後の記事に反映していきます。
本記事への評価、今後のご要望をお聞かせください♩
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■オーストラリアの現状は?
オーストラリアでは感染者の多い国からの入国禁止、オーストラリア国内へ入国した人への隔離措置、国境閉鎖、ロックダウンなどの対応が早くに行われました。
オーストラリアはアラートレベル3でしたので全ての建物の閉鎖にはなりませんでしたが、ロックダウン中にはスーパー、病院など以外は基本的には閉まっていて街は人がいない状態でした。
レストランではテイクアウェイは可能です。(ニュージーランドはレベル4で全て閉鎖)
追記:7月7日までの24時間に191人新規コロナ感染者が確認されたため、7月8日よりメルボルンは6週間のロックダウンに入りました。
■町の様子はどうですか?
今の状態としては、ジム、パブ、図書館、レストランのイートインなど人数制限があり、ソーシャルディスタンスがキープ出来る範囲で再開されています。
街中にも人が戻って来ていて大分、前の生活に戻ってきています。
しかしメルボルンのあるビクトリア州では規制が緩和された後にまた、ウイルスが拡大したため非常事態宣言が維持されています。
また、買い物、医療、仕事、運動など以外での外出には引き続き罰金(個人$1652,企業$9913)が科せられます。
街中や色々な施設には警察が配備されており、お店や至るところに消毒液が置かれていて、いくつかのお店では入る前に体温測定が行われたり、レストランで食事をする時には連絡先を記入しないといけない場合もあります。
飛行機に関しても今あるオーストラリアからの日本便はANAの週3便のみ、また日本人の帰国のみで、もちろん国境が閉鎖されているのでオーストラリアへの入国は出来ない状況です。(永住権保持者は可能)。
追記:7月7日までの24時間に191人新規コロナ感染者が確認されたため、7月8日よりメルボルンは6週間のロックダウンに入りました。
■コロナ禍で困った事はありますか?
1番不安だった事は仕事がどうなるかわからなかった事でした。
医療も緊急性のあるものに限定されてしまい、歯科医院が閉まってしまったので仕事がほとんど無くなりました。
会社の中でワーホリは僕だけでしたので、もし会社がスタッフの削減をしたら自分が一番初めだと覚悟していました。
オーストラリア政府からの支援はオーストラリア国民と永住者のみで、一時滞在者への支援はありません。
なので、もし仕事がクビになったら日本へ帰国するつもりでいましたが、会社が80%のお給料を出してくれる事になったので帰国せずオーストラリアに滞在することに決めました。
トータルで2ヶ月ちょっと、初めの1ヶ月はほぼ全く出勤が無かった状態で残りの1ヶ月はパートタイムでの出勤になりましたが、先週からお給料は100%に戻りました。
■差別などはありましたか?
差別に関しては、僕はニュージーランド、オーストラリアにいて今回のコロナだけで無く普段から全く感じた事はありません。
ただコロナが始まった当初は中国から始まった事もあり、道を歩いている時に前から歩いて来た人が避けるようにしていた時もありましたが、
すぐにみんながみんなソーシャルディスタンスを取って行動するようになり、アジア人に対してだけでなく人種は関係なくなりました。
ニュージーランドのオークランドに住んでいる友達も今回の事で差別を受けた事が無いと言っていました。
また、中国政府がオーストラリア国内にて中国人へ対しての差別が多く、今後の渡航をしないようにと言うニュースを見ましたが、
実際には外国人はアジア人を見て誰が日本人か、中国人か、韓国人なのかの区別はほとんどわからないので、少し政治的な意味合いが含まれていると思います。
■日本のニュースをみて感じたことなどありますか?
日本のニュースを見ていて1番感じた事は、全てにおいて対応が遅いと感じました。
感染者数の多い国からの入国拒否、国境閉鎖、ロックダウン中の外出制限、ロックダウンの期間、給付金の対応など。オーストラリアでは最初に話した通り最初の対応が早く行われました。
また、個人対象者には$550/2 weeks for 6 months 、対象企業にはスタッフ1人あたり$1500/ 2 weeks for 6 monthsの支援、家賃支援などいろいろな対応がありました。
もちろんオーストラリアと日本の人口の違い、税率の違いなどはあるけど、オーストラリア政府の対応の早さにはビックリした。
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いかがでしたか?
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ぜひ出発への情報収集にご活用ください!
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