ワーホリ・留学に関する質問って、考えれば考えるだけたくさん出てくると思いますが、「とりあえず知っておきたい事」って結構みなさん共通していたりするんです。
そこで今回は、ワーホリ協会によくくる質問とその答えをまとめてご紹介してみます!
【ビザ系】
Q.ワーホリビザはいつから有効になるんですか?
A.入国した日から有効になります!
ワーホリビザは、ビザの申請が完了した日ではなく、「入国した日」から有効になります。また、国によってビザ申請完了から入国までの猶予期間も異なるので、気を付けて申請を進めましょ
例)カナダやオーストラリアはビザ申請を完了してから1年間の入国猶予期間がありますが(ビザ申請完了後、1年以内に入国すればOK)、ヨーロッパ圏の国では入国予定日の3カ月前にならないとビザ申請自体が始められなかったりします!(入国猶予期間も3カ月に)
Q.ビザ申請料金はいくらですか?
A.ビザ申請に必要な料金は、国によって大きく異なります。
オーストラリアは約4万円程度、カナダは約3万円程度ですが、ニュージーランドなどになると申請料金自体は無料です。しかし、事前告知なく料金が変更される場合もありますので、ビザを申請する前に各国大使館の最新情報を確認してください。
Q.ワーホリで入国した後、現地で別のビザに切り替えることはできますか?
A.国によっては可能です。
国によってはビザ申請の条件に「日本国内からの申請」があるため、できる国とできない国があります。また、海外に長期滞在したことがある人は別途書類の提出が必要になったり、入国に制限がかかるヨーロッパ諸国の「シェンゲン協定」などもあるので、事前確認が必要です。
Q.来年も今年と同じようにビザ申請ができますか?
A.ビザの申請方法が大きく変更される可能性もあります。
大きな変更ではなくても提出書類が一つ増えていたり、申請料金が変わっていたりすることもあるので、ビザ申請前に必ず最新情報を確認するようにしてください。特に最近では「フランスの上限年齢の変更」や「カナダの個人識別情報登録」など、大きな変化も見られます。気を付けてください。
Q.学生ビザで留学した場合は現地でアルバイトできますか?
A.国によっては学生ビザでの就労も認められています。
ただし、多くの場合フルタイムの就労はできません。また、条件を満たしていないのにアルバイトを始めると強制送還の対象になりますので、十分にご注意ください!
【関連記事】カナダでも学生ビザで働ける「Co-op」プログラム
Q.ワーホリビザ申請って、自分でやっていいんですよね?
A.もちろん一人で申請可能です。しかし、十分に気を付けてください。
ワーホリビザは基本的にご自身で申請していただくことが可能です。ビザ申請の要項は移民局や大使館でご確認いただけます。ただ、ビザ申請は非常にデリケートなので、「ネットで読んだ情報をもとになんとなくビザ申請を進める」のだけは絶対にやめてください!!
正しくすべての書類を提出しても、申請を却下されたり追加りょるいを求められるケースもあります。その結果ビザ申請を却下されてしまうと、あなたのパスポートに傷がつき、今後の海外渡航にも響いてしまいます。(「ビザ申請が却下された」という情報が記録されてしまい、「なぜ却下されたのか」を弁明しないといけなくなる)
【準備系】
Q.英語が全く出来ません。ワーホリしても大丈夫ですか?
A.もちろんです!
英語が全くできなくても、現地の語学学校でしっかり勉強すれば少しずつ話せるようになります。ただし、言葉が話せない状態で仕事に就くことはできないので出発前からある程度英語を勉強しておくとよいでしょう。
Q.日本から海外に荷物を郵送することは可能ですか?
A.空輸・船便を使うことで、海外に荷物を送ることができます。
ただし、荷物の重さによって郵送代金が高くなったり、荷物紛失などの恐れもあるので、海外に荷物を送る際は十分ご注意ください。
Q.何をもっていけばいいかさっぱりです。
A.もっていく物リストを活用してください!
荷物は多すぎても移動の邪魔になったりするので、なるべく現地で安く調達して、そのまま捨てて帰るくらいの認識にしておくのがおすすめです。
Q.海外で生活するにあたってクレジットカードは必要ですか?
A.必ず持って行きましょう。
海外ではクレジットカードが生活に浸透しているので、カードがないと海外生活を送る上で不便を感じることが多いでしょう。また、ホテルなどの予約をする時クレジットカードの提示を求められるケースもあります。(クレジットカードの有無でその人の支払い能力を確認する)
Q.海外旅行保険はどれくらい前から申し込みしたほうがいいですか?
A.出発の直前に申し込みます。
海外留学保険や海外旅行保険は具体的な渡航日が決まらないと申し込みができないため、必然的に渡航直前にならなければ加入することができません。実際の加入までに保険プランなどの比較をしておくようにしましょう。
Q.スマホとか携帯電話ってどうしたらいいですか?
A.海外でプリペイドを購入する、フリーSIMを活用する、ポケットWi-Fiを利用する
最近は様々なプランが用意されているので、出発前に準備しておく方が得策かもしれません。もちろん海外に着いてから買うのもアリですよ!
【語学学校系】
Q.入学した後に、現地でコースの変更はできますか?
A.学校やコースによっては可能です。
語学学校で学び始めた後に授業についていけなかったり、別の分野に挑戦したくなった時は、途中でのコースを変更することができます。しかし、学校によっては手数料や差額料金が発生するので注意してください。
Q.語学学校は、出発前のいつ頃に申し込めばいいですか?
A.可能な限り早めに申し込みます。
手配に時間がかかる可能性も十分にあるので、余裕をもって6ヶ月前、遅くても3ヶ月前には申し込みを済ませましょう。
Q.語学学校在学中に、休暇をとって旅行に行けますか?
A.相談と確認が必要です。
週末やホリデーシーズンなどの休暇はありますが、基本的に「旅行」として長期的な休暇をとることはできません。ただし、学校や受講するコースによっては就学中に休暇を挟むことも可能です
Q.語学学校って、必要ですか?
A.単純に語学力を身に付ける以上の価値があります。
語学学校では語学力だけでなく、日常生活をしているだけでは身に付きにくい様々な資格やスキルを学ぶことができます。短期集中でしっかり勉強しておけば、ワーホリ中の仕事や帰国後の就活で大きなアピールポイントになるでしょう。また、友達作りの場としても語学学校は最適です。短期間でも通ってみることを検討してみてください。
Q.学校が多くて選べないです!どうしたらいいですか?
A.留学・ワーホリの目的を明確にしてみましょう。
あなたが海外でやりたい事、帰国した時にどうなっていたいか、なぜワーホリ・留学をしようと思ったのか。このあたりを明確にすると、おのずと自分に合った学校を見つけることができるようになります。
【生活系】
Q.日本と比べて、海外の天候はどうでしょうか?
A.気候の変化に十分気を付けてください。
国や地域によっては、日本と大きく天候が異なります。オーストラリアは南半球なので日本と季節が真逆ですし、カナダは日本より緯度が高いため冬の冷え込みがより厳しいです。その環境に慣れるまでは体調を崩しやすいので、自分が行きたい地域が決まったら、まずその国の天候を下調べしましょう。
Q.人種差別などはありますか?
A.残念ながら全くないとは言い切れません。
ただし、日本とワーホリ協定を結んでいる国は移民の受け入れに積極的で、人種による差別をよしとしていないことがほとんどです。親日国も多いので、初めての海外でも安心ではないでしょうか。
Q.シェアハウスはどうやって探しますか?
A.ネットや広告を使って自分で探します。
海外には日本のような不動産がほとんどないので、部屋探しは自分で行う必要があります。また、部屋を決める際には直接オーナーと契約を結びます。実際の部屋を自分で見て確認し契約しないと詐欺被害にあったり、思わぬトラブルに巻き込まれたりするので、出発前に申込するのはやめた方がいいでしょう。
Q.ホームステイの場所は、どうやって探すのですか?
A.個人で探さない方がいいかも。
語学学校はホームステイの斡旋も行っているので、学校を申し込む際に一緒にホームステイも申し込みます。個人でもホームステイ先を探すことができますが、間に学校や斡旋機関がいればホームステイ先でトラブルがあった際に解決しやすいです。
Q.海外のネット環境は日本と比べてどうですか?
A.問題なく使用できます。
オーストラリアではADSLなどのブロードバンド回線が主流となっています。最近では光ファイバー回線も利用できるようになりましたが、まだまだ利用できる地域が限られているのが現状です。オーストラリアのADSL回線速度は、2MBps~8MBpsくらい。日本のADSL回線速度は50Mbps~100Mbpsくらいなので、日本の回線と比べるとかなり遅いと感じてしまうと思います。
ただ、海外では屋外に多くの無料WIFIスポットが設置されています。図書館、ファーストフード店、カフェ、ショッピングセンターだけでなく、個人店でも無料のWIFIが用意されていることがあります。利用に関するルールは店舗ごとに異なっていて、スタッフにパスワードを教えてもらったり、レシートに記載されているパスワードが必要だったりする場合があり、時間や使用データ量などに制限があることもあります。
Q.ワーホリから帰ってきた後の就職は難しいんでしょうか。
A.準備ができていれば大丈夫です。
ワーホリは「長期休暇」のためのビザなので、「ただ行って帰ってきただけ」では、企業も評価することができません。海外でどんな経験をしたのか。どれくらい成長できたのか。自信をもってそのことを話せると、ワーホリの経験は企業にとって非常に高い評価ポイントとなるでしょう。
【関連記事】チャンスがピンチに!?帰国後の就活に活かせない留学・ワーホリとは?
Q.ワーホリ中に、日本の就職活動はできますか?
A.もちろんできます。
ワーホリ中でも日本の企業にエントリーシートを提出したり、スカイプ面接などを受けることができます。また、海外で開催されるキャリア・フォーラムに参加すれば、有名外資企業の面接を有利に進めることができるでしょう。