【WH情報局】ヨーロッパ在住者の声!ドイツ・フランス・イギリス・アイルランドの現状【2020年6月】

みなさん、こんにちは!

海外渡航を希望されるみなさまにとって、「いま現地がどのような状況にあるのか」というのは非常に気になるところだと思います。

 

そこで!2020年6月現在のヨーロッパはどんな状況なのか、現地在住者に聞きました。

 

今回は、ドイツへワーキングホリデーで渡航されているSachikoさんにヨーロッパの現状についてお聞きしました!

 

ハンブルク

 

 

■ドイツの現状は?

ハンブルクに住んでいますが、1・2月の頃はコロナは他人事のような感じに感じていたのですが、3月にはいってから一気にヨーロッパで広がっていき、イタリアを中心にミュンヘンの方から増えていきました。

 

6月時点で約18.6万人ほどの方がコロナにかかっていますが、死者数は約8,800人ほどとそこまで亡くなられている方は少ないです。

 

というのもメルケル首相がも元々科学者だったという事から、常に数字に基づいてすべての対策をしているので、ドイツ人も真面目なので皆さん従っています。

 

他の国になると、イギリスが死者数が多いので問題になっており、次いでフランスです。

毎日情報は変わっているので、ご自身で調べてみるのもいいかもしれません。

参考資料:world meter

 

■町の様子はどうですか?

 

ドイツはもうロックダウンは終了しており、対応は各州ごとに行っています。

ただし、感染者の数が急速に増えるようだったら緊急ブレーキ対策としてロックダウンが取られる予定です。

 

人の量は正直コロナの前と変わらない状態になっています。

レストランなども自主的に休んでいるところ以外は営業を再開しています。

もちろんソーシャルディスタンスを保っての営業ですので、外にテーブルが置いてあるお店が多いですね。

 

中でも大きく変わった事は、建物や交通期間を使う時は必ずマスクを着用するようになっています。

つい先日もマスクをつけずにバスに乗ろうとしていた人がいたので、乗客と大喧嘩を始めていました。

自分だけでなく、他の人も守る意識が高いなって感じます。

 

■イベントなどはありますか?

 

ドイツで8月に行われる有名なオクトーバーフェストは今年は中止になっています。

また、12月にあるクリスマスマーケットの開催も中止になる可能性があるといわれています。

 

ただ、ドイツ人の方がいうには一大イベントだからたとえ中止と言われても

恐らく守らずにおこなわれるんじゃないかなって言っています笑

 

■商品が値上がりだったり売り切れになったりしていますか?

 

コロナが始まった時は、パスタや缶類が結構なくなっていたなぁという印象です。

ただ、買い占めなどはなかったと思います。

日本食のラーメンとかは残っていたので、日本食が恋しくなったら食べようかなという感じです。

■仕事は見つかりにくいですか?

 

求人情報はあるんですが、実際まだ仕事探しは難しいです。

オフィスワークの場合だとスキル+語学力が必要になります。

日本食レストランなども完全営業しているお店はなく、ミニジョブが多い印象です。

 

■EU圏内の移動などはできますか?

 

在ハンブルク日本国総領事館の発表だと、オーストリア・フランス・スイス・デンマーク・イタリアに係る国境管理は6月15日、スペインは6月21日に終了する予定となっているので、7月からは自由に移動できるかなと思います。

 

また、EU域外の第3国からの入国に関しては、7月1日まで延長する予定となっています。

 

基本的にはビザを持っている人は問題ないはずですが、一度アイルランドに葬儀か何かで帰らなくてはならなかった人が、ドイツに再入国ができなかったっていうケースがあるので、少し慎重に見ていったほうがいいかもしれません。

各州の日本領事館のホームページでも確認できるので、ぜひ御覧になってください。

参考はこちらから(在ハンブルク日本国領事館)

 

※<追記>6月15日、ドイツ、フランス、スイスなどのEU各国は、3ヶ月ぶりに隣国との国境を開放し、EU各国からの観光客の受け入れを再開しました。

ヨーロッパでは夏のバカンスシーズンに観光需要が高まるので、EUの「移動の自由」を確保することで、市民生活の正常化と観光業の回復を目指しているようです。

日本からの入国に関してはまだ再開されていませんが、7月以降からEU以外の国に対しても段階的に入国制限を解除することが検討されています。
6月末頃に入国制限見直しの協議がなされるようなので、詳細が分かりましたらまたお知らせいたします。

 

■イギリスの現状は?

 

必要不可欠ではない小売業や学校が6月15日から再開されます。

 

ただ、交通機関が混雑したり、ソーシャルディスタンスを保つ事が難しいと考えられているので、在宅するように強調しており、在宅ができなく、交通機関を使う場合はラッシュ時間を避けるようにと言われております。

 

また、これまでマスクの着用は義務付けられていませんでしたが、必ずつけるようになりました。

イギリスはウェールズ・スコットランド・北アイルランドととの連合国なので、国ごとに対応が異なるので、注意しておいてください。

 

また、入国者へのルールというものが作られました。

交通機関やタクシーが使えなかったり、14日間の自主隔離が必要であったり、食べ物や必需品の買い物も頼れる人がいる場合は許されないなどです。

もしルールを破った場合、高額な罰金があるのでこちらも注意が必要です。

 

レストランなども現在はテイクアウトのみですし、スーパーなどの買い占めもあったと聞いているので、厳しい状況ではあります。

 

■アイルランドの現状は?

 

3月から5段階に定められたロックダウンが始まり、基本的にはスーパーマーケットか仕事でどうしても外出が必要な場合のみ外出が認められています。

 

第一段階目時点では自宅から2km以内の範囲での外出と運動は良しとされていたが、 70歳以上の人の外出は認められておらず、2段階目では5km以内になりました。

 

また、ホームセンター、ガーデニング店は営業が認められて、ゴルフコースも開放になりました。

 

レストランは終日営業が許可されましたが、デリバリーのみでカードでの支払いと注文したものは外に置かないといけません。

そして外ではマスクはしなくてもいいが、マスクすることを推奨されていたり、消毒が全ての店に置かれています。

 

6月第2週の時点で、感染者数が大幅に減少していることを受けて、首相は5段階から4段階に変更しました。

今週からは基本的に小さい店舗の小売業などのお店はソーシャルディスタンスを保つことを条件にオープンがOKになり、国民全員が自宅から20kmまでの旅行は許可されています。

参考資料はこちら

 

■フランスの現状は?

 

ロックダウン解除の段階が3つに分かれており、現在は第2段階になっています。

第2段階では、「1週間の人口10万人あたりの感染者数」、「感染検査の陽性率」、「ウィルスの増殖率」、「集中治療室の使用室」の状況の改善度で判断しています。

 

マスクを着用する事が義務付けられましたが、特に印象的なのは誓約書が必要な事です。

どこへ行くにも、なぜ行かなくてはならないかという理由を書いた誓約書を提出しなくてはならなかったのですが、現在は公共交通機関を利用する場合になっています。

 

またフランス国内なら自宅から100km以内の移動が解除されています。

 

EU圏の国との国境を6月15日に再開する予定ですが、イギリスの方は14日間の隔離が定められています。

その他のヨーロッパ諸国が気になる方は、各国の大使館・領事館のホームページ、BBCなどのニュースなどで調べることができるので、みてみてください!

 

■これから渡航を考えている方へメッセージ

 

今モチベーションを保つのが難しいかもしれないですけれど、「今だからこそ」できることに精一杯取り組んで、渡航時にはぜひ自分の中でベストな状態で挑戦してくださいね!

 

語学の勉強、人脈作り、履歴書作成、貯金などなど、できることはたくさんあります!

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いかがでしたか?

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この記事の内容は 2020年06月17日 (水) に書かれたものです。

情報が最新ではない可能性がありますのでご注意ください。


カテゴリ : 渡航までの準備 コメント : 0件
タグ : WHinfocenter, WH情報局, アイルランド, イギリス, ドイツ, フランス, ヨーロッパ, ワーホリ, 新型コロナウィルス対策, 現地情報, 留学

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