皆様こんにちは!TOKYOよりAMYです(*’ω’*)
すっかり肌寒くなってまいりましたが、
皆様風邪などはひかれていないですか?
フランスは日本の冬に比べてとっても乾燥をするので、
喉を傷めたり、慣れない環境だと心と気持ちが弱って風邪をひきやすくなると思います。
それが慣れない海外…であれば病院に行くのにも不安ですよね。
そんな私は生ガキの食べ過ぎで現地で診療を受けたことがありました…(*’ω’*)
病気になったときに調べるのでは手遅れになることもあるので、
是非事前に知っておきましょう!
フランスと日本の医療制度の違いに関してお話してみようと思います。
※最近のアップデートは随時公式情報をご確認ください※
【フランスの医療機関は分業制!】
フランスの医療制度は分業制のため、
システムをしっかり理解をして、
適切な診療所や病院に予約(Rendez-vous)をとる必要があります。
例えば日本では調子が悪い際に、
自己判断で、内科に行こう…耳鼻科に行こう…と決めることができますが、
フランスはMédecin Specialist(専門医)とMédecin Géneraliste(一般医)の役割が
明確に分けられています。
フランスではまず、
Cabinet médical(診療所)のMédecin Géneraliste(一般医)の診療を受けるのが一般的です
簡単な症状であれば一般医に診断、治療で完結し、
専門医の治療が必要と判断をされると紹介状を書いてもらい、
総合病院(Hospital)を受診をするシステムとなります。
最初から自己判断で専門医を訪問をしてもかなり長い期間待たされる可能性があるので、
是非、一般医にRendez-vous(予約)をとりましょう!
【持参した常備薬がなくなったら…】
薬局《Pharmacie(ファルマシー)》に行き、薬を処方してもらいましょう!
フランスの薬局に行ったときに驚いたのが、
自分で自由に手に取って薬を選ぶことができないということ。
日本では一部のお薬に関しては自分で手に取ってレジまで運ぶことができる
かと思いますが、フランスでこれができる薬は法律により規制されています。
なので、
①薬剤師に症状を説明する
(処方箋が必要な薬は事前に病院で発行もらう)
②症状にあった薬を紹介してもらい、購入
という流れになります。
薬局が閉まっている日曜や祝日の薬の購入は困難のため、
症状がでたら、もしくは常備薬がなくなりそうだったら、
平日に余裕をもって購入をいただくことをお勧めします。
【休日/夜間に体調が悪くなったら…】
薬だけ処方してもらいたい…という場合、
Pharmacie de gardeという制度で、
夜間、休日には地域ごとに一部の薬局が開く義務が発生します。
開いている薬局を調べて、購入も可能。
しかし、料金が割高に傾向があるとのこと。
基本的には平日のうちに入手しておくようにしましょう!
■Pharmacie de garde
https://www.sosmedecins.fr/pharmacies-de-garde/
■救急車を呼ぶほどではないが‥重篤な場合!
→総合病院(Hopital)の緊急窓口(Urgence)に直接行きましょう!
■緊急を要する場合!
①Médecin de gardeに連絡
→Pharmacie de gardeのように夜間診療を対応してくれるお医者様のこと。
地域担当のお医者様に電話をすると家まで来てくれます。
②SAMU(Service d’Aide Médicale Urgente) 電話番号:15に連絡をする
→救急車(医師(Médecin de garde)同乗)がケアと病院までの誘導ををしてくれます
日本と違い有料です!
【海外保険の加入がとても大切!】
海外に渡航をすると自己負担での診療になってしまうため、
必ずしっかりとした補償の海外留学用(ワーホリ用)の保険に加入をしましょう!
特にフランスのワーホリの場合には、
ビザ申請の際に保険加入のチェックが入るので加入は必須になります。
みなさん体調管理を気を付けてご渡航の準備を進めてくださいね!
à bientôt!
AMY
★定期的に体験談セミナーを開催しています!★
次回:11月 22日 (木曜日) 15:00~東京オフィス
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