オーストラリアには19の世界遺産が存在しています。
中でも目を引くのが、自然遺産の多さですね。
19カ所の世界遺産のうち、文化遺産はたった3つ。
複合遺産を含めると他は全て自然関係の遺産になっています。
今日から、4回に分けて、ご紹介していきます!
【世界最大のサンゴ礁】グレート・バリアリーフ
1981年に世界自然遺産に登録され、日本人にも馴染みの深いグレートバリアリーフ。
世界最大のサンゴ礁の海で、ケアンズにあるため直行便で行けることなどアクセスも良く日本人に人気の観光地です。
色とりどりの魚やサンゴと一緒に泳げるのも魅力ですが、近年は気候変動や船舶の事故などで破壊が危惧されており、環境保全のための動きも大きく動き出しています。
2000年のオニヒトデの大発生では66%のサンゴ礁が失われていたりと対策の課題も山積みです。
【レントゲン技法の壁画群】カカドゥ国立公園
ワクワクするプロモーションビデオも!
カカドゥの目玉は何と言ってもレントゲン技法で描かれた壁画ですね。
壁画の歴史は、なんと紀元前5000年前のもの。ウミガメなど動物の骨格や内臓が表現されていると言われています。
ただ、一年中行けるというわけではなく、乾季の5〜9月を狙っていかないと雨季になり観光もままならくなってしまいます。
カカドゥに行く際は季節も考慮して行くようにしましょうね!
【三日月型の砂丘!?】ウィランドラ湖群地域
異様な雰囲気を放つこの世界遺産は、4万年前に砂漠の砂の動きなど、地理的な要因も相まり33キロに渡る三日月型の砂丘が作られている場所です。
「ムンゴマン」と呼ばれる、オーストラリア大陸を生きた過去の人類の化石が見つかったり、世界最古の火葬女性の遺骨が見つかるなど歴史的にも重要な側面を持つ地域です。
シドニーから西に500キロ、旅行する際は万全の準備で!
【こっちのサンゴ礁もすごい】ロード・ハウ島
オーストラリア本土から東に600キロ、海を進むと海水の侵食で形造られたロード・ハウ島はあります。
亜熱帯の気候でほぼほぼ一年間あったかく、島には実は400人弱の住人が住んでいるそう(笑)
周りに他の島や陸地がなく孤立しているため、独自の生態系が築かれておりこの島固有の生物が多いのも特徴です。
【南に浮かぶ離島!】タスマニア原生地域
タスマニアデビルが生息する地域で有名なタスマニア島!
タスマニアデビルを始め、ウォンバットなどもこの島では保護されており、固有種が多いのも特徴です。
文化的遺産としては、レントゲン壁画のカカドゥとはまた違った、「ステンシル技法」で描かれた壁画あるのも有名です。
手付かずの自然も多いですね!
タスマニアでファームステイされる方も多いですね!
ぜひ一度はいかれてくださいね^^
【オーストラリアには自然遺産がいっぱい!】
本日ご紹介したものは、有名なものからあまり知られていないものまでどれも1981年と1982年に世界遺産登録されたものです。
オーストラリアと日本のワーホリと同じくらいの歴史ですね!
オーストラリアに行かれる方、また今いらっしゃる方、ぜひ足を運んでみてくださいね〜!
次回は第二弾をお伝えいたします!
福岡 しょうへい