新型コロナウイルス
現地からのレポート


新型コロナウイルスに関する様々な情報(物価の変動、物資の状態、物価の変動、生活の変化、困っていること、皆で取り組んでいることなど)を、海外のレポーターから配信していただいています。新型コロナウイルスに関する情報を集められている方は、是非ご参考ください。

新型コロナウイルスに関係した情報はこちらにまとめております

 
 

目次

1. SNSでも情報を共有しています!

新型コロナウイルスに関する情報は、SNS(Twitter・Facebook・Instagram)でも情報発信を行っています。海外に留学・ワーキングホリデーをされている方々が発信されているリアルタイムな情報も公開しているので、事態が収束した後海外渡航を予定されている方はもちろん、現在海外にお住まいで情報共有されたい方にもおすすめです。

Twitter
Facebook
Instagram

2. オーストラリアからのレポート


M.Hさん(メルボルン在住 / 女性 / 24歳)

投稿日:2020年3月24日


Q. 街の様子はいかがですか?

現在郊外の町でホームステイ中ですので、実際に街の様子は伺っておりませんが、銀行、スーパー、ガソリンスタンドなど以外の全ての店が閉まり、ゴーストタウンの様になっているとニュースで連日放送されております。

私の住んでいる地域で外出禁止令は出ておりません。時間のある時に公園に走りに行っていますが、サッカーをしていたり、小さい子を遊ばせている家族の姿なども見受けられます。

私のホストファミリーは老夫婦ですが、「私たちが生きてきた中でこんな事はなかった。初めての体験で恐ろしい。まるで戦争の様だ。戦争は戦地が限定されているけれども、コロナウイルスは全世界で猛威を奮っている。」とニュースを見ては慄いています。毎週末には近くに住むお孫さん達が集まってちょっとしたパーティーをするのが日課でしたが、コロナを子どもたちから移されないためにも、そう言った集まりも自粛しています。

Q. 日々の生活はどのように変化しましたか?

語学学校に4ヶ月通うつもりでしたが、オンライン授業に変更になり、ホームステイ先の家に閉じ籠っている状態です。オンライン授業が決定したのはロックダウンが決まる前で、その時はこの状況が長引くとは思ってもいませんでしたので、2週間休みを取って卒業日をずらしました。

Q. 物資不足はおきていますか?なにが足りないですか?

トイレットペーパー、米、パン、パスタなど、あとはお酒類がよく売れている様です。他の物資に関してもスーパーの棚が空いているところが目立ちます。

Q. 物価が変わった物があれば教えてください

ホストマザーが、マスクやティッシュの値段が上がったと言っていました。他の物も値上がりしてそうですが、詳しくは存じ上げません。

Q. 今現在、困っていることを教えてください

学校がオンライン授業になった事。あとは、仕事を探そうとしても現地の人ですら職を失っている状況なので、とても難しく貯金を切り崩すしか生活する術がないところです。家に閉じ籠もっている状態ですので、色々な人と交流もできません。

ワーキングホリデービザではなく、ただの留学できている日本人の方で、卒業日が3月末を予定していた方はオンライン授業になると分かった時に帰国を決めておりました。自分の大学から帰国命令が出て、それに従った方もいます。私の周りでは、長期のビザを持っている方で帰国を選択した人はあまりいない様に感じます。

私は、ホームステイ先から移動する次の場所も決めてしまっていますので、学校に通う分は滞在しようかと考えています。しかし、確実ではありません。学校を卒業した後、本来ならば6ヶ月ホテルインターンシップに行く予定でしたが、仕事がないのであればビザを1年間満了せずに帰国すると思います。

Q. アジア人への反応に変化はありますか?

私は特に何も感じておりません。

S.Yさん(ケアンズ在住 / 男性 / 27歳)

投稿日:2020年3月25日


Q. 街の様子はいかがですか?

実質観光者が入ってこられなくなった事により、街中の人が以前よりも減った印象を受けます。ですが、誰もマスクはしていません。

(人の少ないラグーン(ケアンズの有名な観光名所))

Q. 日々の生活はどのように変化しましたか?

生活物資を手に入れる為に、朝早く起きてスーパーに行かなければいけない日もあります。仕事もしていましたが、コロナの感染拡大によりシフト日数が減り収入も減っています。

Q. 物資不足はおきていますか?なにが足りないですか?

恐らく日本より悪い状況です。米やパスタなどの主食系、トイレットペーパーをはじめティッシュも手に入りづらいです。マスクはどこにも売っていません。お肉もほぼ全て無くなっている日も散見されます。食パンは毎日、売られているので入手は容易です。

(お店の様子)

Q. 物価が変わった物があれば教えてください

バスが無料になりました。バスはこちらでは現金のみなのですが、恐らくお金のやりとりをしたくないからだと思います。アジア人だけではなく現地の方も含めて全ての乗客に対して全てのドライバーが無料で乗せています。

[3月26日新着情報]
ガソリン価格がどんどん下落しています。元々、オーストラリアはガソリン価格が1Lあたり110円近くで推移していましたが、コロナの影響で1Lあたり90円まで下がっていました。自分は車を持っていたので、個人的には助かっていましたが世界経済の落ち込みを肌で感じる出来事でした。

(ガソリンの値段)

Q. 今現在、困っていることを教えてください

学校からマスク装着の指示がありましたが、入手が困難で誰も出来ていません。人の多い所への外出禁止令が学校から出ましたが、週末やれる事が少なく皆ストレスを感じています。ワーキングホリデーの人達は仕事がなくなり、生活すらもままならない状況に置かれています。ファームは影響を受けづらいのか、友人は今も働けていますが感染者が出たら即刻クローズされるとの事で毎日こまめな消毒は義務付けられているそうです。

Q. アジア人への反応に変化はありますか?

自分が街中を歩いていて特に差別などを受けたことはありません。ですが、ここ最近友人からはその類を受けたことを聞きます。車に乗った地元の少年たちがアジア人である友人に向けて、コロナ関連の暴言を吐かれたそうです。また、ブリスベン近郊では友人がバスの乗車拒否を受けたそうです。

Q. コロナウイルスに対して、ルームメイトやシェアメイト、職場の人たちと取り組んでいることがあれば教えてください

自分はシェアハウスに住んでいますが、まずは、手洗い、うがいの徹底と触った箇所の消毒です。玄関前で消毒液に手をつけて、入室したら手を洗い、うがいを毎日しています。それからお互いに距離をとりつつ、なるべく同じ空間に長時間いないように気をつけています。

Q. 感染が疑われた場合の対応について教えてください。また、その対応はどこで説明を受けましたか?

まずは学校に即刻伝え検査を受けて結果が出るまでの間、隔離されるとの事です。

Q. 上記以外に「これは伝えないといけない」と思う内容があれば教えてください

州単位での隔離も始まり、オーストラリア国内の移動すらも簡単にはいかない状況です。クイーンズランド州は徐々に学校閉鎖が始まり、系列の他校ではオンライン授業に移行しています。私の学校近くの大学も既に閉鎖が始まっており、オーストラリア政府の徹底した水際措置が生活に影響を与えています。今、出入国がとても難しくなっています。ですが、その状況でも校内では学生同士で毎日ユニークな先生の元で楽しく授業を受けている日常は流れています。皆、不安はありつつも英語の勉強に毎日励んでいます。

Q. これから渡航を考えている方へエール・メッセージ

過去に類を見ない状況で各国の対応により海外への渡航に不安を抱かれている方は多いと思います。ですが、留学を経験した私から言える事は日本の外に出ると知らない事が沢山あります。

世界は広いです。日本だけに留まるのは分厚い本の数ページしか知らない事と同じかもしれません。その位に外国の方の言動やカルチャー、マインドから学ぶ事はありますし日本や日本人を外から客観視出来ます。

ですが外国人だけではなく、現地に住んでいる日本人もユニークな方が多くその人達から生き方や考え方に影響を受ける事もあります。友人の幅が広がることで、自分の世界も広がります。海外生活の経験があなたの視野を広げてくれるはずです。現地で起きる良い事も悪い事もチャレンジしたからこその産物と思えば、全てに価値も意味もあると私は思っています。

これから渡航される方、検討をされている方が素晴らしい経験を得られることを願っています。

S.Kさん(ブリスベン在住 / 女性 / 31歳)

投稿日:2020年3月25日


Q. 街の様子はいかがですか?

ブリスベンの中心は、まだ洋服屋さんやお土産屋さん、テイクアウトができるお店も営業していて、いつもよりは少し人通りが少ないかなーくらいの賑わいです。お洋服屋さんのラインナップが夏服から冬服に切り替わるタイミングなのか、多くのお店でセールをしています。中心から離れるとぐっと人通りも減り、休業しているお店も増えているので、シティに行くと安心できました。

日本ほどマスクで予防する習慣がないのか、アジア人以外はあまりマスクをしていません。それよりも使い捨てのゴム手袋をしていたり、サニタイザーを持っていたり、そちらで予防をしている印象です。

Q. 日々の生活はどのように変化しましたか?

まず気持ちの面での不安が大きいです。毎日の様に更新される日本領事館からのメールを見ていると、オーストラリアがどんどん鎖国していく気がして、どこまで厳しい状況になるのかわからないのが怖いです。

そして、決まっていたホテルでの仕事がキャンセルになりました。やはり観光業やレストランなどで働き続けるのは難しいどころか不可能に近いです。現地人ですら解雇を余儀なくされて、失業保険の窓口に長蛇の列を作っている今、ある程度生活と観光が復旧しないと職を得られないかと思います。

それから、友だちと気軽に会えなくなったのが辛いです。全く会ってはいけない訳では無いし、あまり大きな声では言えませんが家に行ったり公園で会ったりも出来はします。ただ、以前よりは気軽には出来なくなりました。シェアメイトがいるお家では話せる相手がいるだけ良いと思います。今後、不要な外出禁止!となってしまったら、みんなLINE通話しまくるんでしょうね。

Q. 物資不足はおきていますか?なにが足りないですか?

やはりマスク、トイレットペーパー、サニタイザーでしょうか。トイレットペーパーはタイミングさえ合えば沢山入っているパックが買えたりします。ですが、マスクやサニタイザーは棚に並んでいるのを暫く見ていません。最悪マスクはバンダナなどで代用したり作ることも可能ですが、サニタイザーはそれができないので切実ですね。

あとは主食になるものや冷凍のフルーツなどでしょうか。パスタや小麦粉、シリアルなどが個数制限で売られていますが、それでも昼過ぎには棚からほとんどなくなっていました。フルーツ自体の値段が上がった事と、保存が利くというところから冷凍フルーツも制限されているんだと思います。

Q. 物価が変わった物があれば教えてください

野菜やフルーツが高くなりました。現地の方からは例年はこの時期に上がることはないそうなので、おそらくコロナの影響です。私が毎日食べていたバナナは1㌔$2切っていたのに、今は$5近くまで上がっています。

Q. 今現在、困っていることを教えてください

これからの生活がどうなるかわからないのが1番困っているのではないでしょうか。語学学校に通っている人たちは、授業が無くなってしまったり、オンライン授業になってしまったり、思う様に勉強できなくて困っているそうです。

Q. アジア人への反応に変化はありますか?

幸い、ブリスベンは現地のアジア人も多いからか特に罵倒されたり、変な目で見られたりしません。先週キャンベラとシドニーへ行き、バックパッカーズホテルも使いましたが、そこでも特別嫌な反応はされませんでした。

Q. コロナウイルスに対して、ルームメイトやシェアメイト、職場の人たちと取り組んでいることがあれば教えてください

まずは近距離で話さないことですね。1.5メートルの距離を保つ事はマストだと思います。

Q. これから渡航を考えている方へエール・メッセージ

私の周りにもワーキングホリデーで渡航したばかりなのに語学学校にも満足に通えず2週間で帰国した人や、大学を休学して来ていたのに半年で帰らざるを得なかった人、ケンブリッジを取りたくなってワーキングホリデーから学生ビザに切り替えたばかりでこの様な状況になって困っている人など、色々な状況の人がいます。もちろん私も学校に4カ月通ったあと、やっと決まった仕事が引っ越し直前にキャンセルになり、路頭に迷ったりしました。

1度渡航している以上、帰国したからといってビザが延びる訳ではなく、このままオーストラリアに戻る事が出来ないままビザの期限が来てしまうかもしれません。

どうせ日本でも仕事できるかわからない生活、オーストラリアでも同じ様な生活なら、飛行機代を滞在費に当てて、こちらで頑張ろうと思い、ここまで滞在していましたが、私のやりたいホテルでのお仕事が出来る可能性が限りなくゼロに近いとわかったので、一時帰国の決断をしました。

皆さんには『自分が1番やりたい事』を踏まえて決断して欲しいです。もちろん入国制限が解除されなければ渡航自体不可能ですが、もし『やりたい事』が他の国でもできるなら、それが他のビザでもできるなら、それが来年でもできるなら、その時にチャンスを逃さないように準備をして欲しいです。

私はオーストラリアで色々な国の人や文化に触れて、漠然としか決めていなかった自分の今後について明確な目標ができました。それくらい海外での経験は貴重です。ぜひ皆さんにも経験して欲しいです。

こんな目にあいながらも、やっぱりオーストラリアが好きで、何らかの形で絶対に戻ってこようと思っています。だからこれは日本に帰るのではなく『一時帰国』です。きっと皆さんが渡航できる様になる時には、学校も雇用も安定しているどころか、より歓迎されるでしょう。それってある意味ラッキーですよ!

渡航までもうしばらく我慢して、その時には思いっきり楽しんできてください!!

H.Mさん(メルボルン在住 / 男性 / 27歳)

投稿日:2020年3月26日


Q. 街の様子はいかがですか?

メルボルンに住んでいますが、基本マスクをしてる人はいませんが、人と人との一定の距離を保つことを電車等でもアナウンスされています。シティでのイートインの抑制や、職の解雇が加速しており、ほとんど人がいないです。

Q. 日々の生活はどのように変化しましたか?

語学学校に通ってますが、オンライン授業に移行しました。自宅待機を促されており、現段階では不用意な外出は控えています。またほとんどの人が帰国を選択しているので、こちらでのシェアハウスは募集がたくさんあります。

Q. 物資不足はおきていますか?なにが足りないですか?

トイレットペーパーはゲリラで売るので、ほぼ手に入らないです。また家の近くのスーパーは肉類が全くない状態です。ですが朝早く行けば手に入る可能性があったりなど、今も買い溜めをする人がいます。

Q. 物価が変わった物があれば教えてください

コロナの影響で円高が加速してます。特に物の物価が変わったのはないです。

Q. 今現在、困っていることを教えてください

特に現段階では上記の変化に対応することだと思ってます。日々政府からの報道をチェックしています。

Q. アジア人への反応に変化はありますか?

特に感じたことはありません。

Q. コロナウイルスに対して、ルームメイトやシェアメイト、職場の人たちと取り組んでいることがあれば教えてください

手洗いの徹底、不要な外出を控えることでしょうか。今やらなくてはいけない当たり前のことをやるべきということでした。

Q. これから渡航を考えている方へエール・メッセージ

僕の意見ですが、多くの留学希望者は英語を学ぶことを第一にしていると思います。僕もそうです。実際、語学学校に通っていてオンラインになったりと不本意なことがたくさん起きていますが、頑張れる人はどこでも頑張れるし、意思を強く持って留学を決めたのなら、例えコロナにより不本意な状況でも頑張れると思います。環境も大切ですが、芯に持っている気持ちを大切にしてください。今現在の状況をしっかりと自身で把握して対応していくことが大切だと思います。

T.Iさん(ブリスベン在住 / 女性 / 31歳)

投稿日:2020年3月26日


Q. 街の様子はいかがですか?

現在ブリスベンはレストランやフードコート、カフェなどのeat-inの営業停止しており、テイクアウェイのみとなっています。本日から博物館、美術館、遊園地、図書館が閉鎖となりました。

また、グループでの活動は避け,必要物資の購入や在宅勤務が不可能な場合の仕事を除く必要でない外出は避け,個人宅への来客も最小限に抑えるようにとの発表がありました。

更に州境の道路は閉鎖されました。渡航制限や国際線フライトの大幅な減便・運休が出ています。帰国を希望者の早めの出国の勧告が出されています。

お店が締まりだしているので、ブリスベンシティの中心部でもだいぶ人が減ってきたように思います。マスクをしている人も前に比べると増えてきたように感じます。私は特に差別的な事を言われたことはありませんが、韓国人が現地の人よりコロナと言われ殴られたと聞きました。

Q. 物資不足はおきていますか?なにが足りないですか?

トイレットペーパー、ティッシュ、マスク、サニタイザー、米、パスタが不足しています。

Q. 今現在、困っていることを教えてください

帰国したくても便が少なく、また価格も高騰していて安易に航空券が買えない。飲食店関係の仕事をしていた人は仕事を失い、他の仕事を見つけるのも難しいため、帰国しようにもチケットが買えない人もいる。

Q. アジア人への反応に変化はありますか?

特には感じないが、韓国人が現地の人から殴られたと聞いた。

Q. コロナウイルスに対して、ルームメイトやシェアメイト、職場の人たちと取り組んでいることがあれば教えてください

私の住んでいるシェアハウスでは、週に一度消毒がおこなわれている。また、キッチンのテーブルなど共用スペースにはサニタイザーが置かれこまめな掃除が呼びかけられています。手洗いの仕方の紙が、トイレに貼られています。

あと、1.5メートル間隔で開けるように政府から言われています。ファストフード店でも、床に1.5メートル間隔で線が引かれています。

Y.Yさん(シドニー在住 / 男性 / 26歳)

投稿日:2020年3月30日


Q. 街の様子はいかがですか?

シドニーの街は、閑散とまでは行きませんが、明らかに人の数が減りました。元々日本の都市部のようなラッシュはないのですが、それでも減ったと感じるくらいなので、自己隔離の政策は間違いなく効いています。レストラン、パブ、娯楽施設などは閉鎖され、スーパーマーケット、薬局、その他必要な施設のみ動いています。この「必要な」という概念も恐らく、更新されていくので、まだまだ厳しいものになっていくと思われます。ただ全くのゴーストタウンになったというわけではないので、これからどう政策が厳しくなっていくのか状況を精査していくことになりそうです。

オーストラリア人はマスクする人は基本重病という認識があるため、本当に最近まで予防でマスクをしている人を見ることはほぼありませんでした。していても基本アジア系の方のみでした。しかし最近は6割程度の人がマスクをしています。日本と比べると少なく感じるかもしれませんが、こっちでは異常な光景だと思います。

Q. 日々の生活はどのように変化しましたか?

まず学生ビザの私ですが、学校がオンラインへ移行しました。語学学校なのですが、直接面と面で先生と、友だちと学校で会えなくなったことは非常に残念なことだと思います。

バイト先のジャパレスが閉鎖しました。収入が途絶えかなりまずい状況になっています。私自身は、帰国する際NZなどの旅行をする気でいたので、かなり貯めていたこと、ピンチの際は日本の家族からの支援をしてもらうように段取りしたので、生きていくことは可能ですが、それがままならない方は帰国を選択した、またはせざるを得ないと思います。また娯楽施設等も閉鎖、自己への配慮もあり基本的には家にいるか、公園で運動するかくらいしかすることがありません。

生活リズムとしては、午前はオンライン授業、午後から運動、課題などする、くらいしかすることがないのが現状です。

ワーホリや学生の半分くらいは、母国に帰ったような感覚があります。実際はもう少し少ないのかもしれませんが、かなり帰りました。私の住むシェアハウスも人が半分くらい帰りました。基本満杯だったのでとても閑散とした雰囲気になりました。

Q. 物資不足はおきていますか?なにが足りないですか?

トイレットペーパーは相変わらずありません。が、スーパーマーケットで食物、水などもなくなった時期がありましたが、その辺りは落ち着きました。マスクや消毒液、ハンドソープなどは姿を消し未だに見かけることがない状況です。

Q. 物価が変わった物があれば教えてください

元々高いので気にならないですが、少し農産物は高くなりました。また聞いた話ではマスク5枚入りがA$20(約1,300円)程度になったそうです。

Q. 今現在、困っていることを教えてください

やはり収入が途絶えたこと、早めに切り上げての帰国も考えましたが、帰国便のチケットの高騰により諦めたこと、学校に行けなくなり友達との情報交換がしにくくなったこと、毎日情報を入手するように心がけていないと外国という状況のため、一気に置いて行かれてしまうという恐怖感が毎日あること

Q. アジア人への反応に変化はありますか?

僕は感じたことがありません。シドニーを歩くとわかりますが、通行人の3,4割くらいアジア系の顔をしています。その方が永住者なのか一時滞在者なのか分かる術などないというのもあると思います。なのでシドニーで、もしそういった差別にあったなら、その人がおかしいだけなので気になりません。

Q. コロナウイルスに対して、ルームメイトやシェアメイト、職場の人たちと取り組んでいることがあれば教えてください

手をよく洗う、うがいをする、近寄りすぎない。元々食事などは別に取っていたのであまり変わっていません。

Q. 感染が疑われた場合の対応について教えてください。また、その対応はどこで説明を受けましたか?

電話にて一般の病院に連絡し、症状を伝えたのち先生が家に来るか、緊急として扱われるか判断されるそうです。説明などは受けてません。自分で調べました。

Q. 治療や検査に国からの補助はでていますか?

スカイプなどでの診察が保険適用になりました。

Q. 上記以外に「これは伝えないといけない」と思う内容があれば教えてください

もし海外で生活している方が周りにいるのであれば、連絡してあげてください。今、海外で過ごしている人のほとんどは帰国するか滞在するか、向こう3ヵ月で一体世界がどうなるのか不安で仕方がない毎日を過ごしていると思います。そしてやはり少し日本での友だちの生活などをSNSで覗いていたりすると、かなり外国との温暖差があります。結局は自己責任なので、遊びたければ遊べばいいし、やりたいことをすればいいと思いますが、これから向こう最低でも1ヶ月は、自分の身を守るように心がけて生活すべきだと思います。

Q. これから渡航を考えている方へエール・メッセージ

延期、渡航の断念、非常に身を切る思いでの判断だったと思います。お金、タイミング、色んなものが重なり今しかなかった、という方もたくさんいると思います。これは災害と同じで100年に1回あるかないかの大変な現象です。はっきりいって残念でしたね、としか言えません。それは滞在中の僕たちも一緒です。100年に1回のタイミングで来てしまったのかと、色々なチャンスを奪われ本当にやるせない気持ちにもなります。

自分1人ではない、そう思い乗り切りましょう。本当に、それしかないのです。

これから渡航を考えている方、タイミングをよく見るようにしましょう。僕は今このタイミングでの経済状況は悪いと言わざるを得ませんが、収束後については全く心配していません。今旅行、食事等、色んなものを制限されている人類は、収束後必ず爆発的な需要を持って好転に持ち込まれると思います。オーストラリアに限って言えば、ファームはかなりの人手をワーホリに頼っているので、収束後はかなりの人不足に悩まされることになると思います。

自分で世界を見て、経済を見て、タイミングを見て、今の意思を絶やしてしまうことなく、渡航することを諦めず準備してください。みんなで頑張りましょう。

M.Hさん(メルボルン在住 / 女性 / 27歳)

投稿日:2020年3月31日


Q. 街の様子はいかがですか?

土日、平日関係なくメルボルン市内のシティは、ほぼ人がいません。3月30日現在では今回のコロナの騒動で1番ピリついている気がします。オーストラリアでは、普段マスクをつけるのは本当に珍しいみたいですが、現在では8割ぐらいの方がマスクを付けています。仕事をなくしている人も多いそうで、みなさん顔が暗いです。。街が廃れていて、活気がなく、とても悲しい雰囲気です。。

Q. 日々の生活はどのように変化しましたか?

普段当たり前に出来ていたこと(学校に行く、仕事にいく、ショッピングにいく、カフェに行く、飲みに行く、ビーチに行く、公園に行く、図書館に行く、美術館・博物館に行く)このようなことができなくなっています。銀行、スーパー、コンビニなど生活必要最低限のものは開いています。

Q. 物資不足はおきていますか?なにが足りないですか?

スーパーでは、シティ内ではトイレットペーパーやティッシュがなかなか手に入りづらいです。シティから少し離れると、入手しやすくなります。車を持っていない学生やワーホリの人はバスや電車を使って、シティから離れたスーパーなどで入手することをお勧めします。

Q. 物価が変わった物があれば教えてください

マスクが1箱(恐らく50枚入り)で15ドルでした。普段は恐らく5ドルから7ドルほどです。

Q. 今現在、困っていることを教えてください

英語の勉強をしに来ましたが、どこへも行けず、現地の人と関わることもできずで、残念です。。せっかくオーストラリアに来てるのにと思っていますが、今できることは無闇に外へ出ないこと、自分自身を自分で守ることだと思っています。

Q. アジア人への反応に変化はありますか?

恐らく、通りすがりのおじいさんに「1.5メートル離れて」と言われました。コロナのことではなく、他のことで友達と笑っていても「no funny」と言っていて、悲しくなりました。

Q. コロナウイルスに対して、ルームメイトやシェアメイト、職場の人たちと取り組んでいることがあれば教えてください

オーストラリアで美容系のお仕事をしている方が、このコロナウイルスが落ち着いたあと、不景気の中でも綺麗になるためにお金を使おうと思ってもらえるのか、どうすれば、美容にもお金を使ってもらえるか、などを考えていました。学校ではzoomというアプリでオンライン授業をして、クラスメイトとコミニュケーションをとっています。

Q. 上記以外に「これは伝えないといけない」と思う内容があれば教えてください

オーストラリアではとても深刻な状況が続いています。恐らく日本よりも温度感が高く、全員が緊張感を持って過ごしています。今回のコロナの件で、文化の違いも感じていますし、アジア人差別なども受けやすい状況です。

ただ、それでも自分を見失わず、こんな状況だからこそ、なぜオーストラリアへ来たのか、コロナが落ち着いたときに自分はこれをしたい、そして帰国したときにはこんな姿になっておきたいなど目標をもっておくことが、とても重要になってくるのではないかと思っています。

Q. これから渡航を考えている方へエール・メッセージ

私は2月末に渡航をして、ギリギリオーストラリアに来ることができました。今回このようなコロナの影響で、普通ではなかなか味わうことのできない経験をしています。逆にいうと、こんな経験はしたくてもできないもので、とても貴重だと思っています。

そして、世界共通だなと思ったことは、何か問題があったときは、その国や人の本心が1番出ると考えていますし、オーストラリアのモリソン首相の考え方や、税金の使い方なども学ぶことができています。

ワーホリや留学で今すぐに来れない人が多くなっていると思いますが、今は来るタイミングではないんだとおもって、なぜ自分はワーホリや留学に行きたいのか、帰ってきたらどんな姿になっておきたいのか、ワーホリや留学でなにを得たいのか、自分が日本へ帰ってきたときに誰にどのような影響を与えたいのか、などといったことを今改めて思い返すことのできるタイミングなのではないかと思っています。

是非この機会に、改めて自分自身とたくさん会話することをお勧めします!私も今オーストラリアで自分自答しています!何事も経験だと思って、取り組んでいただきたいです!

3. カナダからのレポート


M.Tさん(バンクーバー在住 / 女性 / 25歳)

投稿日:2020年3月25日


Q. 街の様子はいかがですか?

どこのお店も休業していてとても静かです。スーパーなどはまだ開いてるので郊外だと車通りはあります。バスは運転手の感染を防ぐため、通常前方から乗車するところを後方からのみとし、それに伴い現金で乗車ができないので今は無料で乗れます。

Q. 日々の生活はどのように変化しましたか?

職場は一旦2週間の休業となっていて、どこもそのような感じなのでずっと家にいます。私はありがたいことに休業中も給料を貰えるのですが、無給の人がほとんどで帰国を余儀なくされた友人が数名います。

Q. 物資不足はおきていますか?なにが足りないですか?

スーパーに行くと生鮮食品などはありますが、長期保存できるパスタ、缶詰などは不足しています。

Q. 物価が変わった物があれば教えてください

特に感じていません。

今現在、困っていることを教えてください

自宅にいるしかないので、運動不足とストレスからか眠れなくなってきています。

Q. アジア人への反応に変化はありますか?

背後から、とある家族に「アジア人とは距離をとれ」と言われました。

Q. コロナウイルスに対して、ルームメイトやシェアメイト、職場の人たちと取り組んでいることがあれば教えてください

今は休業中ですが、以前は職場で頻繁にアルコールスプレーを使用していました。挨拶の握手、ハグも禁止です。接客としてお客様に触れることも禁止されていました。

Q. 感染が疑われた場合の対応について教えてください。また、その対応はどこで説明を受けましたか?

外務省からのメールで、感染が疑われるときは直接病院に行かず、それぞれの市の保健所のようなところへ電話し、対応をするように言われています。

Q. これから渡航を考えている方へエール・メッセージ

ワーホリで来ていても、この状況で仕事が見つからなかったり、いつまで続くかわからない休業で帰国を決めた友人が沢山います。早く渡航したい気持ちやそれぞれの事情もあると思いますが、現地で生活していて今は延期するのが妥当だと思います。今は思い描く海外生活を100%楽しめてないので、みなさんには時期をずらして落ち着いてから海外生活を楽しんでいただきたいです!

Mさん(トロント在住 / 女性 / 29歳)

投稿日:2020年3月25日


Q. 街の様子はいかがですか?

3月14日金曜日より生活が一変しました、アメリカのコロナへの対応ですぐカナダも動きがありました。カナダも14.15日の土日の街は様々なイベントが中止され、月曜日16日には多くのレストラン、公共施設、イベント等がクローズされスーパーでの買占めも始まっています。


(駅のホーム)

Q. 日々の生活はどのように変化しましたか?

学校に通っておりましが、学校が休校になり、今週23日〜オンライン授業がスタートしました。4月6日の月曜日から学校再開予定でしたが、難しそうです。また本日(3月24日)現地時間23時59分よりさらに外出や、お店等のクローズや自宅待機が強化されるようです。政府の発表待ちです。

Q. 物資不足はおきていますか?なにが足りないですか?

おきていますが、今のところ生活に困るほどではありません。サニタイザーはここ1ヶ月でどこにも売っていません。マスクも基本ないです。卵、トイレットペーパーやテッシュは売り切れているスーパー等もありますが、何軒か回れば手に入ります。在庫がある店舗もまだあります。入荷はまだしています。また保存の効く、パスタやトマト缶なども品薄になっていますが、入荷はまだしているようです。


(スーパーの陳列棚の様子)

Q. 物価が変わった物があれば教えてください

テッシュなど一箱89セントや、1ドル以下で買えていたものが、1ドル以上になっていたり、生活必需品は多少値上げしている気がします。

Q. 今現在、困っていることを教えてください

とにかく家に居なくてはいけないのでそれが辛いです。また学校再開の目処が立たないので食料もどの位買い込めが良いのか、政府から規制強化もさらに更新されつつあるのでいつまで続くのかが不安です。

ワーキングホリデーで学校卒業後、バイトを探す予定で現在未収入なので金銭面でもこのまま続くと不安です。友達の話しでは飲食店のバイトは全てシフトがカットらせてます。週5だった子が、週3、週2と毎日の様に状況を見てシフト変更連絡があり、削られています。

コロナの影響で帰国を早めた日本人、外国人も多いです。

Q. アジア人への反応に変化はありますか?

私はまだ受けておりませんが、結構カナダ人も神経質になっているように見えます。基本みんな間隔を開けて行動しています。周りにはカナダのTTCのストリートカーが、日本人(アジア人)なので停留所なのにそのまま止まらず行ってしまったり、アジア人、イタリア人と分かると、コロナ!と言われた方もいるようです。

Q. コロナウイルスに対して、ルームメイトやシェアメイト、職場の人たちと取り組んでいることがあれば教えてください

うがい、手洗い、消毒の徹底と、必要以上の外出はしていません。

Q. 上記以外に「これは伝えないといけない」と思う内容があれば教えてください

SNSでは多くの情報が飛び交っています。一つの情報だけを信じるのはとても危険です。必ず政府の公式サイトや信憑性の高い情報源の情報を参考にすることを強くお勧めします。また日々カナダでも情報が更新されています。私の伝えた情報、状況もまた変化するかもしれません。

Q. これから渡航を考えている方へエール・メッセージ

今世界中がコロナで神経質になっています。アジア人差別等も聞きますが、人を思いやる気持ちを忘れないことが1番ですし、現地の方の優しさに触れることも多くあります。

これから海外行きを考えている人は安全第一ですが、これをきっかけに海外行きを諦めないで欲しいです。今は難しい時期ですが、時期を改めて落ち着いた時に挑戦しようとしていた事には必ず挑戦すべきだと思います!私も帰国せず現地で頑張っていきます!

E.Mさん(バンクーバー在住 / 女性 / 24歳)

投稿日:2020年3月26日


Q. 街の様子はいかがですか?

人はほぼいません、公園に気分転換にウオーキングをしている人はいますが皆ソーシャルディスタンスを守っています。

Q. 日々の生活はどのように変化しましたか?

学校はオンライン授業になり、ずっと家の中にある状態です。

Q. 物資不足はおきていますか?なにが足りないですか?

一時はトイレットペーパーが購入困難になりましたが今は落ち着いています。ハンドサニタイザーやマスクはまだ購入するのが難しいです。

Q. 物価が変わった物があれば教えてください

トイレットペーパーの値段が1.5倍ほど値上がりしています。

Q. 今現在、困っていることを教えてください

語学学校がオンラインに変わったことです。オンライン授業だと時間も限られてしまいます。

Q. アジア人への反応に変化はありますか?

特にありません。

Q. コロナウイルスに対して、ルームメイトやシェアメイト、職場の人たちと取り組んでいることがあれば教えてください

帰宅した際、手を洗うのはもちろんのことアルコール除菌はこまめに手につけています。

Q. 感染が疑われた場合の対応について教えてください。また、その対応はどこで説明を受けましたか?

まずは決められた番号に電話をかけると学校で教わりました。そこで説明が行われるらしいです。

Q. 上記以外に「これは伝えないといけない」と思う内容があれば教えてください

自分は若いから、身体が強いからと外に出るのではなく高齢者を守るため、感染を広げないために一人一人が意識を持って行動して欲しいです。

Q. これから渡航を考えている方へエール・メッセージ

世界中のみんなにとって初めてのことです。自分の事ばかり考えるのではなく周りのことを考えて感染予防をして欲しいです。留学に時間が限られてる人もいるかもしれません。ですが今は命の方が大事です。コロナが終わってから皆さんが留学できることを願っています。その際に充実した生活が送れるよう、留学した際の目標や行きたい所をリストしてみると気分も晴れるかもしれません!みんなで乗り越えましょう!

4. ニュージーランドからのレポート


A.Tさん(オークランド在住 / 女性 / 30歳)

投稿日:2020年3月25日


Q. 現在の様子を教えてください

3月14日(土)に到着しました。政府の発表では15日にニュージーランドに到着した者は、14日間の自己隔離が必要とありましたが、NZ保健省の発表をみると他国からNZに到着した者は、到着から14日間自己隔離の対象となっているそうで(保健省のHPを見る限り、そのように私のホームステイ先ファミリーは理解しているようです) 3月28日まで私は自己隔離を続けています。

現に、NZのほとんど全ての銀行が到着から14日間は口座開設できないと私に説明をしてくれました。またホームステイ先のホストマザーやパートナーも3月9日に海外旅行から帰って来たため会社を休まされたり、自己隔離を保健省の発表以降行ったりしていました。


(銀行に設置されていた案内)

Q. 学校の様子を教えてください

学校に関しては、ある生徒のホストファイリーがコロナに感染し、生徒の感染も疑われるという事態が3月19日に発生しました。生徒は陰性でコロナには感染していませんでしたが政府のルールに従って14日間の自己隔離を続けているようです。

また、3月23日からOnline授業に変更になっています。Online 授業はやはり対面よりコミュニケーション面が難しかったり、デバイスを2つ以上持っていないと参加しづらい授業内容があるので質はおちます。慣れるしかないかないという感じです。

Q. お住まいの様子について教えてください

暮らしに関しては次のシェアハウスを探すことができず困っています。現在ホームステイですが、もしホームステイを延長する場合は1週間に310ドル必要と学校から言われています。本日(3月25日)の23:59(NZ時間)に警戒レベルが最高レベルの4に引き上げられ、少なくともそれが4週間続くので、現在のホームステイを延長せざるおえない状況です。

食べ物は今週まで平日お昼はホストマザーがパンなど軽食を準備してくれますが、来週から自分でスーパーで調達する必要があります。これは学校にいる時と同じように自分でお昼を買って食べる必要があるからです。

Q. 日本への帰国は検討されていますか?

日本では帰国した人の感染確認が相次いでいると聞いたため、ここで無理に帰ろうとすると逆にリスクになると考え、まだ帰国は考えていません。お金よりも今は健康第一で自己隔離を選択しました。

5. イギリスからのレポート

I.Hさん(マンチェスター在住 / 男性 / 21歳)

投稿日:2020年4月1日


Q. 街の様子はいかがですか?

外出禁止令が出ており、スーパーや薬局以外は閉店しています。街に人は少ないですが、散歩やジョギングをしている人がいるので誰も人がいないという状況ではないです。スーパーは半分くらいの店舗が入場制限をかけており、入るまでは2メートルほど間隔を開けて並んでいます。

Q. 日々の生活はどのように変化しましたか?

僕が到着した日に学校の休校が決まり、友達もほとんどできずなので、元々買い物と散歩やジョギングしかしていなかったので特に変化していないです。

Q. 物資不足はおきていますか?なにが足りないですか?

2〜3日前まではトイレットペーパー類が手に入らない状態でしたが、店頭にも並ぶようになりました。食品ではパスタのような保存のきくものは常に売り切れています。マスクは売ってないです。

Q. 今現在、困っていることを教えてください

オンラインの授業になり毎日4時間以上イヤホンしながら画面を見続けるので疲れます。通信状態があまり良くない先生もいるので、聞き取りづらいことも多いです。

Q. アジア人への反応に変化はありますか?

特にないと思います。現地の人もアジア人がしているようなマスクをつけている人が増えてきました。

Q. 感染が疑われた場合の対応について教えてください。また、その対応はどこで説明を受けましたか?

熱が出たら1週間〜2週間は自主隔離するように寮から言われています。

Q. これから渡航を考えている方へエール・メッセージ

正直言ってオンライン授業になってしまうと、日本にいながらでもできることなのではないかと思ってしまいます。僕自身来たタイミングが悪かったなと思いましたが、この状況だからこそ、その国の考え方や文化を知る良い機会になっているのかもしれません。海外にいると日本のことも客観視できるようになると思うので、是非トライしてみてください!

6. アイルランドからのレポート


K.Tさん(ダブリン在住 / 女性 / 24歳)


Q. 街の様子はいかがですか?

語学学校等、国内の学校が閉鎖になってから2週間近くになりますが、日々外出する人は少なくなっているように感じます。カフェ、雑貨屋、アパレル、ほとんどのお店も閉まり、観光客もほとんど見受けられません。マクドナルドは2日前までは開いていましたが、テイクアウェイのみとなっています。スーパーマーケット、他営業しているお店に行くと入場制限をかけていたり、前の人との間隔を開けて並んだり、会計時にもスタッフとの距離が約2m以内にならないようになっていました。しかし公園ではピクニックをしたり体を動かしたりする人も見受けられました。


(公園の様子)
人々の様子としては、マスクをしないと言われている欧州人がマスクをしているところをよく見かけるようになり、またビニール手袋をして外出している人が多いように感じます。歩道ですれ違う際にも意識的にお互いが端と端に寄って距離を空けるようにしている人が多くいます。


(街の様子)
しかしシェアハウスで生活していて感じましたが、他の国の人々はほとんど手洗いうがいをしていないと思います。日本人はこの状況でなくても普段からその習慣がありますが、外出から帰宅した際も手洗いうがいをせずに食事をとっている人が多いと感じます。街中でも少し暑い日には、手も拭かずに道端に座ってアイスを食べている人が多く、日本人とは衛生面での意識が全く違うということを認識しました。

Q. 日々の生活はどのように変化しましたか?

私は半年間の渡航で、その間全て語学学校に通うつもりで来ているのですが、学校がない状況が当初の予定と違いすぎてまだどう過ごしたらいいのか整理しきれていません。

必要時以外、家から出ない生活が続いています。まだ国として外出禁止措置はとられていませんが、他人との共同生活のため人にうつすリスクもあり外出は控えるようにしています。時々スーパーマーケットへ食料を買いに行く程度です。家の中ではハウスメイトと会話をしたり勉強したり、動画配信サイトで映画を観たり、勉強と娯楽を取り入れながら過ごしています。


(街の様子)

Q. 物資不足はおきていますか?なにが足りないですか?

私自身は不足しているというふうにはまだ感じませんが、ハンドソープ、食器用洗剤はどこのスーパーマーケットでもほとんど品切れとなっていると思います。休校措置の取られた翌日朝には、ハンドソープの棚が空っぽでした。

日本ではトイレットペーパーやティッシュが不足していると聞きましたが、こちらでは上記のものが買えないという人はまだ耳にしていません。ただしマスクは元々取り扱いがないのか売り切れなのかわかりませんが、薬局で購入できないことが多いです。日本から30枚ほどは持参しておりますが、念のためと思い販売している薬局に1週間ほど前に行ったところ、3枚6€で販売しておりました。しかし同じ薬局にその2日前に行った際には5枚で2.5€でしたので、この状況でマスクの値段は間違いなく高騰しているため、その意味では購入が難しくなっていく可能性もあるかと思います。

食品類は毎日補充されており、昼過ぎにスーパーマーケットへ行ってもパンや野菜、肉類やシリアル等も毎回無事に購入することができています。

(ショッピングモールの様子)

Q. 物価が変わった物があれば教えてください

上記マスクのお話になりますが、いくつかの薬局を回った時に、薬局によって値段は異なっていたため、一概に高くなっているとは言い切れません。その他物価が変わっているものは、私の見ている中では今のところは特にないかと思います。

Q. 今現在、困っていることを教えてください

やはりあまり外出できないことが一番かなと思います。全く外出できないわけではありませんが、自分だけでなく他の人にも危害を加えかねないため控えています。

本当はトレーナーやデニムも着て外に出たら洗って次に着たいのですが、洗濯が週に1回ということと、アパレルのお店も営業しておらず買い足せないため、一度着た服を何度かまた着ないといけないというのが、この状況では気が引けます。

また、語学学校の再開の目処も全くわからないため、この状況がいつまで続くのかというのと経済面でも不安があります。仕事もできないため収入はなく、渡航も延びると思うので、経済面と帰国後のことが読めず個人的に日々悩んでいます。

一時帰国も検討しましたが、またいつこちらに帰ってこれるようになるのかもわからないのと、こちらにいれば変化していく状況に対応しやすいと思いとどまる決断をしましたが、帰国していく日本人も多いため、自分にとってこの判断がどうなのかということも毎日考えながら過ごしています。

Q. アジア人への反応に変化はありますか?

私は特に感じておりませんが、大使館から滞在中の日本人が卵を投げつけられたり暴行にあったという連絡はありました。

ただ、私は数日前に引越しをしたのですが、その際荷物が多くて重くて、重労働な引越しだったのですが、すれ違う人、通り過ぎていく人は、私がアジア人でも笑顔で優しく避けてくれたり私が通るのを待ってくれる人がとても多くいました。それはこの状況になる前と変わりませんし、街中でもスーパーマーケットでも、嫌な顔をされたりさけられたりといったことはこちらに来てから今でも一度も経験していません。

Q. コロナウイルスに対して、ルームメイトやシェアメイト、職場の人たちと取り組んでいることがあれば教えてください

特に対策や感染防止に関してみんなで取り組んでいることはありません。ただ私のハウスメイトは外出を控えている人が多く毎日ほとんど全員が家の中で過ごしています。換気もしながら少しでも全員が快適に家の中で過ごせるようにはなっているかと思います。

Q. 感染が疑われた場合の対応について教えてください。また、その対応はどこで説明を受けましたか?

まずは家から出ず、救急かかかりつけ医に連絡することになっています。病院などには行ってはいけないことになっており、基本的には自宅診療となります。

語学学校からメールで配信されたのと、保健省のホームページに案内の記載がありました。直接、特定の人(自分含む)に向けて案内があったわけではありません。

Q. 上記以外に「これは伝えないといけない」と思う内容があれば教えてください

アイルランド学生ビザの場合、渡航後のビザの申請となりますが、現在INISが閉まっており申請することができません。私の場合4月末で現在有効な資格(観光ビザ)が失効するのですが、3月20日から5月20日の間に失効する人は、その資格での滞在許可が2ヶ月延長されることになりました。また局が再開次第、ビザの取得をするという流れになります。

Q. これから渡航を考えている方へエール・メッセージ

私自身、帰国するか留まるか非常に悩み、何日も両親に相談したり同じ語学学校の日本人や学校スタッフと話しました。現に私の通う語学学校の日本人学生はほとんど帰国したと聞きました。

正直日本人も多くなく、まだまともに会話もできないレベルで、かつ医療制度も日本ほど発展していない土地で生活するのは不安もありますが、この状況を乗り越えられたら、とても大きく貴重な経験になると思っています。

私の場合は退職して来ているということもあり、帰国しても何もできないということ、いつまたこちらに戻ってこられるかわからないということも判断基準の一つにありましたが、こちらに留まることでハウスメイトと話したり、英語のニュースを読まなければいけない状況にいるため、学校に通えなくても英語に囲まれた環境にはいることができます。また様々な国の人が様々な情報を持っている中で、自分で判断しなければならない状況にもおかれるため自己成長にも繋がると私は思っています。

自分の健康や命に関わることなので、アドバイスはできませんが、今じゃないな、このタイミングでの渡航なら自分の目的や目標のために現地で生活できそうだな、という時に渡航できたらいいのではないかと思います。

ただ、渡航を断念してしまうのは個人的にはとっても残念なことだと思っています。渡航できる時間とお金を確保し、留学したいという気持ちがあるのであればタイミングをずらしてもいいのではないでしょうか。

次いつ行ける時が来るかわかりません。時間にしてもお金にしても、これから不足して、行きたかったのに行けなかったということにもなり得ます。自分の判断が自分にとって良い判断なのかはどんな選択をしてもわかりませんし、人によって出す答えは様々ですが、個人的には、行ったけど行かなくてもよかったかなという後悔より、行きたかったのに行けなかったという後悔の方が大きくなると思っています。

私もそんな後悔をした人生の先輩方からたくさん背中を押してもらって留学を決断しましたし、まだ渡航して2ヶ月弱、学校閉鎖になってから2週間ではありますが、私はこのタイミングで渡航したことは今は後悔していません。自分に必要な時間なんだと思ってこの経験を大切にしようと思っています。

これから渡航される方、現地の正しい情報を可能な限り収集し、なるべく不安材料を少しでも減らした状態で、空回りしないくらいの気持ちを持って臨んでいただけたらと思います。これから渡航される方は、きっと本当に留学をしたい方なんだと思います。その経験が自分にとって何にも代えられない一生の思い出と経験になるように、楽しみも忘れずに過ごしていただけると充実した時間になると思います。

渡航を断念するか悩んでいる方、自分のやりたいことを諦めなくてはならない選択の方が多くなっていくと思います。もし渡航できる時間、お金、気持ちがあるのであれば、ぜひトライしてみていただきたいです。この状況なのであまり強くは言えませんが、留学は行きたいとは思ってるけど実際には行動を起こさない人が非常に多いと感じます。その中でセミナーに参加したり計画を立てたりしている方は、今でなくても、短期でも、渡航してみる価値はあると思います。

今はタイミング的に判断も難しいと思いますが、ご自身の素直な気持ちに従ってよく考えた上で決断していただけたらと思います。

7. 新型コロナウイルスの最新情報はこちらへ


日本ワーキング・ホリデー協会では、ワーホリ・留学に関係する、コロナウイルスの情報を下記ページにて紹介しております。ページは随時更新しておりますので、お問合せ前にページの確認をお願いいたします!

また、各ページは外務省や大使館が発表している情報をもとに作成しておりますが、新型コロナウイルスをめぐる各国の対応策は極めて流動的ですので、これから渡航をされる方は必ず外務省・大使館のホームページを確認し、最新の情報を十分に確認してください。

【新型コロナウイルス感染症の関連情報まとめ】