アメリカ大学留学

世界中から多くの留学生があつまるアメリカ。

目次

入学資格・条件の違い

アメリカの大学には日本的なセンター試験はなく、留学する為にはすべてが書類審査で行われます。必要事項・書類は大学によって違いますので情報を収集し必要書類を作成して下さい。締め切り日も大学によりさまざまですので情報収集を徹底して下さい。 随時願書を受け付けるモントレー国際大学やサザン・ニューハンプシャー大学やテンプル大学など(日本人に有名な留学先)は積極的に留学生を受け入れています。しかし1年も前に〆切る公立校4年制ユニバーシティーなどアメリカ大学留学は準備期間が長く必要と心得ておいて下さい。留学生は学生ビザ(F-1)を申請してから取得するのに最低でも約4週間かかります。アメリカ大学留学願書出願は、授業の開始時期より3~4ヶ月前には修了してビザの手続きに入らないと学生ビザが間に合いません。ビザ発給が1日でも間に合わなければ入国も出来ないので航空券代金が無駄になったり再度購入している人もいます。申込だけでもアメリカ留学には1年~1年半前にしておく必要があることを心得ておいて下さい。また、過去の学校の成績も評価されるのでもしあなたが高校生なら現在の成績を良くする必要があります。

学期制度

アメリカの大学はカナダの大学と同じで9月から翌年の5月までの9カ月間 を1学年(academic year)。6-8月が夏休み。9カ月間を2期に分けるのがセメスター (semester)制、1セメスターは17-18 週間(秋:8 月下旬-12 月中旬、春:1月上・ 中旬-5月上・中旬)。 オーストラリアの大学、イギリスの大学、ニュージーランドの大学は1年生から教養課程がなく専門課程に入るので4年ではなく3年間で卒業が出来る点がアメリカの大学、カナダの大学と大きく違う点です。 1年間(12 カ月間)を4期に分けるのがクオーター(quarter) 制です。1クオーターは11-13週間(秋:9月下旬-12月中旬、冬: 1月上旬-3月中旬、春:3月下旬・4月上旬-6月中旬)

成績は、クレジット制(単位)で、各学期で単位を取得します。ある教科のクレジットが取得できなければ他の教科は次の学年に進んでもその落とした教科だけは再度同じコースを選択し再取得などもあり得ますので勉強に手を抜くことは許されません。新1年生以外は各学期に入学が可能であったり、他大学にクレジットを編入(transfer)することもできます。また、一定期間休学(leave of absenceやGap Year)して残りの単位を復学後に取得することや、途中で他の教科を集中的にクレジットを取得して専攻分野を変更したりも可能です。その為入学後に大学を変更する生徒もいれば途中で世界一周に出てしまう生徒もいます。サマースクールやウィンタースクールを開講している大学ではその間にクレジットを取れば通常よりも早く卒業も可能です。

2年制大学

2年制大学(two-year college)は2年間の学部課程で、修了すれば準学士号(Associate of Arts / Science Degree, A.A / A.S.)が与えられます。日本の短大と考えればよいでしょう。(日本の短大も4年生に進学可能なことから) アメリカには1,690校(2008-09年、この数字には認定を受けていない大学も含まれる)の2年制大学があります。 公立はコミュニティーカレッジ(community college)、また私立の学校はジュニアカレッジ(junior college)と呼ばれています。 公立のコミュニティーカレッジはアメリカ留学している日本人留学生が「コミュカレ」と呼んでいます。

公立2年制大学(Community Colleges)

公立の2年制大学はコミュニティーカレッジ(コミュカレ)は大学に比べ学費が安い点が特徴です。その為現地のアメリカ人学生でも費用削減の為に最初はコミュカレに通ってから4年制大学に編入する生徒もいます。 職業訓練を目的とした職業訓練コースや、公立4年制大学に編入するための一般教養のコースがあり、英語力もアメリカ大学留学に比べるとハードルが低い為、日本人の留学生は最初コミュカレからスタートしてアメリカの大学に編入するアメリカ留学も人気があります。 職業訓練コース(occupational / vocational / technical program)では卒業後すぐに仕事に就くための手に職系が多く主に現地学生の失業率の悪化を防ぐ目的が有ります。これはオーストラリアのTAFE、イギリスやニュージーランドのPolytechnicと同じ目的で政府が設立した学校です。特徴としては日本の専門学校のように18歳で入学する学生もいれば転職したい社会人も通っているため30代40代50代の生徒がいてもおかしくありません。(社会人経験者がいるクラスは授業にも活気がある)

日本人留学生に人気のあるコミュカレの進学コース(transfer/general education program)では2年間で日本の大学で言う一般教養課程を修めると、同じ州内の公立の4年制大学の3年次(junior)へ編入できます。 各コミュカレでそのまま進学できる大学も異なるので大学進学を目的とするなら留学前から調べておきましょう。またコミュカレでのGPA成績がアメリカの大学入学に大きく左右するので安いから、入学しやすいからと遊んでいては大学への編入が出来ませんので一生懸命勉強して下さいね。  

私立2年制大学(Junior Colleges)

ジュニアカレッジは私立なので公立コミュニティーカレッジより学費は高いですが私立なので大学進学率への高さを売りにしていたりと各ジュニアカレッジに特徴があります。各カレッジでそのまま進学できる大学も異なるので大学進学を目的とする留学生は留学前から必ず調べて下さい。 

4年制大学

4年制大学(four-year college)は修了すると学士号(バチェラーデグリー Bachelor’s Degree, B.A. / B.S.)が取得できます。これは日本と同じ学士号です。 入学時以降に専攻を決めても良いので日本よりも自由度があります。薬学(pharmacy)、工学(engineering)、建築学(architecture)医学、法学等の専門分野では学士課程の修了に4年以上かかったり入学時の英語力が高く求められる学部もあります。 全米には公立、私立合わせて、2,719校(2008-09年、この数字には認定を受けていない大学も含まれる)の4年制大学があります(Digest of Education Statistics 2009, National Center for Education Statistics)。 特徴は寮を持っている大学が多いことです。 アメリカの4年制大学は、ビジネス、音楽・アート・ダンス等の芸術系、建築、工学、看護学 等の専門分野の教育を提供している単科大学と、小規模で大学学部や大学院課程の教育のカレッジ(college)と呼ばれる大学、研究者養成を目的として、博士課程まである大規模なユニバーシティー( university)そして費用は高いですが小規模で学生数平均も 2,000人ほどの私立大学がリベラルアーツカレッジと呼ばれています。スティーブジョブズがスタンフォード大学で行った有名なスピーチでも母校リード大学でジョブズ氏もリベラルアーツを修学したが高かったと言っています。

アメリカ留学、大学留学の特徴としてはアメリカの大学で4年制大学では日本に比べ専攻科目選択の多様性と柔軟性があります。多くのアメリカの大学では2年次後半から3年次前半で専攻を決定します。例えば心理学を専攻としたい人であれば、1,2年制の時に統計や、哲学なども取っておいてその後も専攻に沿った授業を採っていき専攻が決まっていきます。  また、あれもこれも勉強したい人には普通の人よりも多くの授業をこなしてダブルメジャー(double major)で同時に2つの専攻分野を修了することもできます。例えば法学部と経済学部と言うように将来経済界で必要なスキルを同時に取ってしまう事も出来ますが、英語にハンデのある日本人には相当厳しいので覚悟が必要です。 アメリカ留学中に専攻分野を変えることもできますし、専攻を変えた場合は、必要単位取得の為に学生ビザを延長する必要があるかもしれませんので気を付けて下さい。他大学への編入も日本よりも容易にできますが日本人でアメリカ留学中に編入する場合はビザにも気を付けて下さい。

条件付入学(Conditional Admission)

International Student Handbook, College Boardで調べると英語力が足りない場合、条件付きで入学許可を出してくれる大学が載っています。TOEFLの点が足りない場合、英語学校に行くことを義務付けることを条件に入学を許可するところがあります。TOEFLの点や英語学校でEAPコースなどのプログラムのレベルをクリアできれば、正式に大学への入学ができます。

大学留学の種類。

アメリカの大学に留学する方法は幾通りもあります。  1年生(freshman)から入学する方法 (日本で高校卒業資格があれば可能)と、日本の大学から編入(トランスファーtransfer)する方法、そして日本の大学を卒業してから再度アメリカの大学の学部に入学する第2学士号(second bachelor)を取得する方法があります。 また、半年や1年だけアメリカ留学しての大学で勉強する方法も有ります。アメリカ留学中に学位を取得しないノンディグリー(non-degree)留学の方法もあります。 アメリカの大学院は、ご存知のように経営大学院(ビジネススクール)系では職業経験が求められる場合が多く、芸術系だとポートフォリオという自分の作品集が求められます。

アメリカの大学では日本の大学よりも大学から大学への編入学が行えます。 日本の短大や専門学校等から編入学することも可能ですが編入先の大学の授業内容に沿ったものをどれだけ終わっていたかによって移行できる単位の数が異なってきます。そしてその時の成績も影響を及ぼしますので日本の授業もテストも頑張って下さい。日本で2年終わったので3年次に編入させて下さいと言うのはあまり通じません。「日本で2年間のうちに ○○と○○の科目の授業はこの成績で終わっているので単位を移行できた。そうしたら編入後の残り単位を終わらせるには2年と10単位必要。」と言うような結果になります。そうすると大学留学に行くにも入学日の9月ではなく半年早く留学して10単位を取ることもできますし、サマースクールで10単位を取得することもできるかもしれません。(サマースクールは運営されない場合もある) 大学によっては面接や編入後の成績も考慮して単位の移行を多くしてくれるところも有ります(そうすると卒業が早くなり学費も節約できる。)移行できる単位数の上限や最低在学期間にも注意して調べて下さい。

コミュニティーカレッジからアメリカの大学への編入

アメリカの2年制大学コミュニティーカレッジの進学コースから、協定(articulation agreement)を結んでいる4年制大学への編入は簡単です。もともとその為の授業内容で構成されているので受け入れ体制も出来ています。コミュカレの授業をある一定成績で卒業すれば3年次に編入と決まっているからです。しかし提携を結んでいない4年制大学へ編入する場合は、希望する大学のサイトで編入学の条件を確認してください。成績や出席率、エッセイや紹介者等必要になります。

アメリカ大学留学の編入に必要なもの

編入先の大学の編入学基準と単位移行基準を良く理解して下さい。各留学先大学で変わってきます。 留学希望学部の各科目の詳しいコース内容(course description)や教科、学期ごとの授業内容シラバス(syllabus)等を探して理解しておいてください。 今まで勉強してきた学科ごとの記述(course description)や教科、学期ごとの授業内容シラバス(syllabus)等を訳して提出します。過去の成績証明書も英訳して提出します。そして重要なカバーレターを作成しどの教科の単位移行を認めてもらいたいかという陳情書を作成します。 大学院での編入は難しいでしょう。なぜならアメリカ大学院は、独自のプログラムを設けておりアメリカの大学院同士でもあまり単位の互換性が認められません。日本での大学院の先生に紹介してもらい研究内容などが一致すると言う稀な場合には可能かもしれません。

必要英語レベル

日本人が特に気になる入学する為の英語レベルですが大学に入学するよりも大学院のほうが英語力を求められます。大学院ではTOEFLやIELTSといったテスト英語結果だけでなくエッセイ力やスピーチ力も必要になります。面接を設けているところも多いのでその際に英語力を測られています

英語力証明として有名なのはTOEFL(Test of English as a Foreign Language)とIELTSアイエルツです。 TOEFLの結果は各大学が要求する基準点以上を取得して下さい。トータルスコアは0~120。合格基準は大学によって異なります Listening、Reading、Writing、Speakingの4セクションで英語力が測られスコアは、各セクション30満点。大学によっては合計点だけでなく各セクションの最低点を設けている大学も有ります。 現実的な入学基準店を見てみましょう。2年制大学ですとTOFLE iBT(インターネットベーステスト)で45~61ですが4年制大学になるとTOEFL iBT61~80と高くなります。ちなみにトップスクールアメリカ留学で有名なコロンビア大学、スタンフォード大学、ハーバード大学などのアイビーリーグではTOEFL iBT 80~100と高いだけでなくGPA 3.5(日本の成績で平均4.5)以上(学校でトップ5~10%の成績が必要)であり、SAT(Reasoning Test/Subject Test)での成績の他にクラブ活動や課外活動でのリーダーシップ経験も必要とされています。 州立大学での有名校ですとTOEFL iBT 80~くらいと言われています。有名州立大学:カリフォルニア州立大学やニューヨーク州立大学など GPAとは、成績証明書の学業成績を平均点で換算したもので、 GPA(Grade Point Average)といいます。大学留学では平均点がC以上のGPA 2.0以上、そして大学院留学では B以上のGPA 3.0以上であることが要求されています。

学位を取得しないノンディグリーNon-degree留学とは

卒業を目的とせず体験してみたい、もしくは自分の興味ある勉強だけをするという留学であればまず受け入れ可能なアメリカの大学を探さなければいけません。しかし出願手続きは学位を取る大学留学と変わらないところが多いようです。日本の大学によっては日本の大学休学中にこのようなノンディグリー留学を単位として認めてくれる大学も有ります。オーストラリアなどでは半年英語学校、半年ノンディグリーを大学でと言う休学留学も増えています。

学位ではありませんがサティフィケート(certificate)と呼ばれる修了証の取得を目的とした留学もあります。Certificateサティフィケイト、とは、修学期間とレベルによってCertificateⅡ、CertificateⅢ、CertificateⅣ(サティフィケートフォー)とレベルが上がっていきます。 アメリカ大学留学一番で大事なのは希望のアメリカ大学の公式サイトで入学手続きやカリキュラムを十分に調べて下さい。入学手続きの方法も良く変わりますので、古い留学本等の情報は既に変わっていると考えておきましょう。カリキュラムも時勢によって良く変わりますので調べる事がとても大事です。カリキュラムの詳細など分からない事は積極的に大学に直接問い合わせてください。しかし大学ともなると返信が1ヵ月来ないなんて事も珍しくないので、その後追いかけ電話をしたりして情報収集しましょう。

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