ワーキングホリデー(ワーホリ協会) >  ギャップイヤーの効果

ギャップイヤーの効果

日本で懸念されている、空白の4月から9月の間にただのフリーターが増えるだけ。というのは海外のギャップイヤーでは当てはまりません。 1年間という期間を自主的に空けてそれだけ強い意志を持って行動するからです。 日本の高校は卒業が3月1日が多いので9月の入学式までに6ヶ月超の期間がフリーで使えることになります。

 

この期間に今まで受験だけに専念してきた学生が何のために大学で勉強するのかを見つめるいい機会になります。 5月病と呼ばれる入学後直後に大学を辞めてしまう生徒が激減することもギャップイヤーの特徴と言えます。

ギャップイヤーを使って1年間海外を見てきた学生の中退する率はなんと3%と大変低く通常のギャップイヤーを体験しない学生の20%の中退率と比べて大きく差が出ています。 この理由としてギャップイヤーを経験した学生は自分で専攻する分野と世界情勢を踏まえながら、目的が明確になって勉強に励むか効果があります。 その為、優秀な学生ほどギャップイヤーを利用すると言うイメージも有ります。

 

 

 

近年のヨーロッパでは不況と若者の失業率の高さの影響で、大学在学中にギャップイヤーを利用して英語圏へ留学して英語と言うスキルを身につける傾向にあります。 ユーロ圏国籍の学生はイギリスでも働けるのでイギリスへの留学が人気がありましたがイギリスの不況の影響が長引いている影響で、近年では英語の勉強も出来て気候もよく更にはバイトの時給も高いオーストラリアがヨーロッパ系学生からの人気の渡航先になっています。

 

また渡航先で英語のスキルアップを行うために有名なケンブリッジ英語検定試験の受験をするヨーロッパ人は非常に多いです。 ここでは英語でミーティングやプレゼンが出来るスキルだけでなく受検者同士が友達になり将来のビジネスパートナーとしてのコネクションにもなるので注目されています。