2017年が始まり、早くも2カ月がたちました。ほんとに早いです…
ワーキングホリデービザに限った話ではないのですが、ビザを申請するときに必要な書類、ビザ申請の手順、その他要項って、実は毎年変更されていたりすることをご存知でしょうか。
例えばカナダのワーキングホリデービザ。2016年から申請の手順が大きく変わり、「招待状を受け取った人から順番に申請可能になる」という形式になっています。
イギリスのワーキングホリデービザ(YMS)も今年から少し変わっており、今まで年1回だった抽選が、2回に増えています。
今回は、改めて2017年度のワーキングホリデービザ応募要項と発給状態を確認してみましょう!
■ オーストラリア / ニュージーランド / フランス / ドイツ
オーストラリア、ニュージーランド、フランス、ドイツに関しては、申請の方法、準備書類などに大きな変更点がないため、2017年も例年と変わりなくワーキングホリデービザを申請することができます。
オーストラリアに関しては、去年末から「年齢制限が35歳まで引き上げられる」「2017年1月1日からスタート」とアナウンスがあったものの… 具体的な情報はまだ発表されておらず、現状31歳以上の方はワーキングホリデービザを申請することができません。(2017年2月現在)
31歳以上の方でオーストラリアへのワーキングホリデーを検討されている方は、これから発表される情報を随時確認するようにしましょう!
【関連記事】オーストラリア ワーホリビザの年齢引き上げはどうなるの!?
■ カナダ
上記でも紹介した通り、カナダのワーキングホリデービザは2016年から申請方法が大きく変わり、誰でもいつでもワーキングホリデービザを申請できるわけではなくなりました。
簡単に流れを説明すると、下記のような感じになります。
1.「IEC POOL」に個人情報を登録
2.「IEC POOL」登録者に向けて、ランダムで招待状が送られる
3.招待状を受け取った人からビザ申請に進める
このシステムのため、IEC POOLに登録してもなかなか招待状が届かず、ビザが申請できないこともありえます!
また、カナダ ワーキングホリデービザで一番気を付けてほしいのがビザの発給上限です。カナダ ワーキングホリデービザは上限が毎年6500までと設定されており、この枠は早い者勝ちでなくなっていきます。ここ数年は上限に達するまでの期間がどんどん短くなっていて、2016年は秋前に上限に達してしまいました!!
現在の、2017年度カナダ ワーキングホリデービザ 残席は、「3849」です!(2017/02/17)
2月の時点で3分の1以上がすでに埋まっている状態なので、今年はもっと早くビザの発給上限を迎えるかもしれません。2017年にカナダ ワーキングホリデーを考えている人は、早めのビザ申請を心がけましょう!
■ イギリス
イギリス ワーキングホリデービザ(YMS)も、2017年度は例年と違う部分がいくつか見受けられます!
まずひとつ目が、抽選会数です!2016年までは毎年1回、1月にだけ行われていたYMSの抽選が、2017年から年に2回、1月と7月に行われるようになりました。1月の抽選はすでに終了していますが、1月の抽選に落ちた人も7月の抽選に応募できる可能性もあります!7月の抽選に関する情報は夏前ごろに発表されると推測されているので、情報の公開を待ちましょう♪
もうひとつの変更点は、ビザ申請の締め切りと、入国までの猶予期間です。1月のYMS 2017抽選に受かった方は、3月30日までにオンライン申請とビザ申請料金の支払いを完了させなければなりません!!2016年に比べて締め切りがかなりタイトになってしまいました。その代わり、ビザ申請完了から出発までの猶予期間が、3カ月から6カ月に引き伸ばされています!
2017年のYMSに受かっているけどまだビザ申請をされていない方!急いで準備を始めましょうね!
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