こんにちは。
日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。
2017年2月14日に日本とハンガリーのワーキングホリデー協定を結ぶと発表がありました!
ビザ申請について詳しい内容などは、まだ発表されていませんが、これから楽しみですね。新しい情報が入り次第、更新していくのでよろしくお願いします!
他のワーキングホリデー協定国オススメ観光地を、ここからチェックできます!
漢字で書くと洪牙利と書きます。元々は、オーストリアのハプスブルグ家が統治していましたが、第一次大戦後に分断され、今のハンガリーに独立しました。時代が流れ、第二次世界大戦後は社会主義国家でしたが、ヨーロッパ社会への復帰を目指して改革を行い、現在では、欧州連合(EU)に加盟している民主主義国家です。またハンガリーは昔、多民族国家であった事もあり、他の民族とハンガリー人を区別する為、ハンガリー人の事をマジャル人という表現を用いられる事もあります。
周りを山脈にかこまれているハンガリーは、国土の大部分がなだらかな丘陵で、東部・南部は平野部が広がり、広大な農地が広がっています。四季を感じる事が出来、冬は寒いのですが、地中海の関係で、乾燥することなく湿潤な事が特徴です。
またハンガリーには日本と同じように温泉文化があり、首都ブダペストにおいては、2000年近く温泉文化があります。古代ローマ時代に作られた温泉浴場などは今でも見る事が出来ます。ちなみにブダペストは国際治療温泉地としても有名です。
個人的にハンガリーといえば、国際サッカー連盟FIFAが1年間でもっとも美しいゴールをした人に与えるプスカシュ賞の由来になったフェレンツ・プスカシュが思いつきます。1950年代、最強と言われたハンガリー代表「マジック・マジャール」のキャプテンであり、レアル・マドリードで活躍したFWです。現在のハンガリー代表は国際大会などであまり見る機会が多くはないので、今後がんばってもらいたいですね。ちなみに「マジック・マジャール」が打ち立てた国際大会での連勝記録「33」という数字は未だ破られていません。
それでは、おすすめ観光地に戻ろうと思います。
まずはじめにご紹介するのは、首都ブダペストにあるセーチェニ―鎖橋です。
ブダペストを二分するドナウ川に架けられているハンガリーで最初に作られた歩道と車道がある鎖橋です。1849年に作られたセーチェニ―鎖橋は、全長約380mあり、西地区と東地区を結ぶ橋です。橋ができるまでは、川に船を並べ、船の上に道を作って人が行き来していました。また冬の時期は、ドナウ川が凍るので、その上を歩いていたと言われています。
第二次世界大戦中、一度橋は破壊されているのですが、その後復興作業が行われ、開通100周年である1949年に現在のセーチェニ―鎖橋が完成しました。今ではユネスコ世界遺産の一つとして、とても有名です。また、ヨーロッパで全体で見ても特に美しい橋の一つとして知られています。
橋の両側にはライオンの像が建てられており、舌が無いライオンとして有名ですが、よく見るときちんと舌があるので、確認してみるのも良いかもしれませんね。ちなみに6月中旬~8月中旬は歩行者天国となっています。
つづいてご紹介するのは、ハンガリー国立歌劇場です。
ハンガリー首都ブダペストにあるネオルネッサンス建築の歌劇場です。1858年に建てられた歌劇場であり、オペラやバレエを中心とし、ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団の音楽と共に講演を行っています。3階席まであるので、人気の演目などを選ばなければ、格安でオペラやバレエを鑑賞する事ができます。また、オプションで内部見学ツアーもあり、歴史的にも貴重な展示物を見る事ができます。曜日によって日本語の解説付きでツワーを回る事が出来るので、現地で確認しましょう。
ちなみにオーストリア皇帝の妻として有名なエリザベート妃はこの歌劇場によく来ていた事もあり、彼女専用の見物席「シシィ・ロージェ」と呼ばれる場所があるので確認してみましょう。
最後にご紹介するのは、メメント・パークです。
ブダペストにあるハンガリー人民共和国時代の像を讃える屋外の博物館がある公園です。マルクスやフリードリヒ・エンゲルスをはじめとしたハンガリー人共産主義者の像が建立されています。また、公園内にはミニシアターもあり、映画007のようなスパイの生活や歴史について学ぶ事も出来ます。今では、民主主義のハンガリーでしたが、この公園では、共産主義・社会主義時代のハンガリーを歴史と共に知る事ができる公園です。
ちなみに、公園内に、通称「紙の自動車」と言われている変わった車が展示されています。しかも乗る事もできるので、「紙の自動車」の意味を解明してみてはいかがでしょうか。
いかかだったでしょうか。少しでもハンガリーに興味を持って頂ければ幸いです。
それでは!