こんにちは。
日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。
日本はたばこの禁煙・分煙が主流になっていますね。
昔はたばこを吸っている姿がかっこいいと思われていました。また、規制が厳しくなかった事もあり、どんな場所でも気にすることなく喫煙する事が出来ました。電車を待っている間もホームで喫煙している人がいましたね。現在は昔とはイメージが変わり、喫煙は健康を害するものとして捉えられています。指定されている喫煙場所でしかたばこを吸えなくなり、喫煙者の方にとって肩身がせまい環境になりました。唯一の救いとしては、居酒屋など限られたお店の中でたばこを吸えることではないでしょうか。
日本はだんだんと喫煙場所が減少し、たばこの値上がりなど、喫煙者に厳しくなってきていますが、海外は喫煙に対して厳しいのでしょうか。今回は海外の喫煙事情についてご紹介します。
■どこで喫煙する事ができるの?
海外では日本と違い、基本的に建物の中で喫煙することが出来ません。たとえお酒を飲むバーやパブでも喫煙できません。喫煙をする際は、必ずお店からでて下さい。外で喫煙する事が普通ですが、国によっては外に出てから指定されている喫煙区域に向かわなくてはなりません。喫煙禁止区域では絶対にたばこを吸わないようにしてください。
日本は禁止区域での喫煙に対して2000円前後の罰金が科せられますが、海外は2万円前後の罰金が科せられます。必ず、喫煙禁止区域かどうか確認しましょう。ちなみに、イギリスでは車内の喫煙にも注意しなければなりません。18歳未満の方が同乗していた場合、仮にその人が喫煙をしていなかったとしても、同乗者が喫煙すれば罰金を科せられます。喫煙に対して海外は日本よりも厳しいですね。
■そもそも日本とたばこの値段が全然違う?!
日本だけではなく、世界的に禁煙・分煙が主流だからではありませんが、海外のたばこの金額は想像している以上に高いです。日本の平均的な値段は1箱440円なのに対し、海外の平均的な値段はなんと1000円以上!特にワーキングホリデーで人気の渡航国であるオーストラリアに関しては、1箱2000円近くします。たばこを買うのをためらってしまいますね。
日本でいうたばこは海外ではシガレット(cigarette)と呼ばれています。そして、シガレットになっていない中身だけのものをタバコ(tobacco)といいます。海外では、シガレットが高いので、タバコと紙とフィルター、それぞれを購入し、オリジナルのたばこを作る人も少なくありません。日本ではたばこを作っている姿をみると、違法性があるイメージですが、海外では普通なのでそこまで警戒しなくても大丈夫です。
■喫煙にやさしい国は無いの?
実はドイツが喫煙者にとって優しい国です。18歳から喫煙をする事が出来ます。公共の場所や店内での喫煙は禁止されていますが、路上での喫煙について罰金などは科せられません。そしてレストランやバーなどでも屋外テラスがあれば喫煙する事が出来ます。また、路上に設置されているゴミ箱と一緒に灰皿が設置されているので喫煙者にとってはとても良い国ですね!ちなみに、バーによっては現在もお店の中で喫煙する事ができる場所があります。是非探してみて下さい。
■さいごに
いかがだったでしょうか。海外の喫煙事情を知ると日本とは全く違う文化であり、日本はまだまだ喫煙に対して罰金などの規制が緩いのではないかと感じます。もしかしたら、ワーキングホリデーをきっかけに禁煙をするのもいいかもしれませんね。
2020年に東京オリンピックが開催されます。おそらく、今よりも日本に来る海外渡航者が増え、路上喫煙の増加が考えられます。クリーンな東京を維持する為にきちんと路上喫煙禁止を伝えるようにしましょう!
それでは!
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