こんにちは。
日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。
ついに最後の国になりました、最後にご紹介する国はオーストリアです。
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中央ヨーロッパに約650年間ハプスブルグ家の帝国として君臨し、第一次世界大戦までは、イギリス、ドイツ、フランス、ロシアと並ぶ欧州五大国の一角を占めていた国であり、後にナチス・ドイツに併合された国家でしたが、第二次世界大戦後の1955年に永世中立国となった国になります。
音楽を中心とした文化大国としても有名であり、クラシック音楽が有名でしたが、今では即興音楽やテクノ、エレクトロニカなどのジャンルでも有名になりつつあります。ちなみに公用語はドイツ語になります。
個人的にオーストリアといえばで連想できるのはやはり音楽関係です。この頃はあまり聞かなくなりましたが、「ウィーン少年合唱団」などがテレビに出演していたのを覚えています。たしかウィーン少年合唱団は13~14歳になると声変りや学校卒業により退団しなくてはならないという事だけ強烈に記憶に残っていますね。
他には、サッカー関係ではバイエルン・ミュンヘンに所属している左サイドから中盤まで、どのポジションでもプレイする事のできるユーティリティ性溢れる期待の新生、ダヴィド・アラバ選手が有名だと思います。
それでは、おすすめ観光地に戻ろうと思います。
まずはじめにご紹介するのは、ウィーンにあるシェーンブルン宮殿です。
オーストリアの首都、ウィーンにあるハプスブルグ王朝の歴代君主が主に離宮として使われていた場所になり、現在はユネスコ世界文化遺産となっています。
部屋の数はなんと14,00室あり、現在見学できる部屋は40室になります。中には、ウィーン会議で舞踏会との会場として使われた「グローセ・ギャラリー」や6歳のモーツァルトが演奏をした「鏡の間」などを見る事ができます。また、シェーンブルン宮殿には庭園があり、なんと日本庭園も存在しています。庭園内には「ミニ鉄道」も運航しているので、是非散策をする際はご利用ください。
そして、もう一つの見所としては、宮殿内にある「馬車博物館」になります。オーストリア皇帝の絢爛豪華な馬車や、馬具などが60台以上展示されております。自動車が発明されるまでの最も重要な交通手段だった事もあり、宮廷の芸術家が趣向を凝らして作ったものばかりなので、装飾がとても綺麗です。
続いてご紹介するのは、ゼメリング鉄道です。
グロッグニッツ駅からゼメリング峠を通り、ミュルツツーラーク駅まで続いている鉄道になります。ではなぜおすすめするのかと言いますと、実は世界初の山岳鉄道であり、鉄道全体が世界遺産に登録されているからなんです。
走行距離は是長41・825kmあり、高低差は460mもあります。軌道上には14のトンネルと16の高架橋、100を超える石橋に11の鉄鋼があります。自然との調和を一番に考えて作られた事により、鉄道内から見る景色は絶景しかなく、開業から150年以上が経過してもなお、現役で使われています。
そして驚きなのは、イタリアのヴェネチア、スロベニアの首都リュブリャナ、クロアチアの首都ザグレブとも結ばれている事により、他国へも行きやすい所ですね。
電車に揺られて幸せな時間を過ごすのも良いのではないでしょうか。
最後にご紹介するのは、ウィーンにあるウィーン国立歌劇場(Wiener Staatsoper)です。
スカラ座やメトロポリタン劇場と共に世界3大オペラ座の一つであるオペラの殿堂です。年間300日間もオペラやバレエが上演されており、ほぼ毎日異なる演目が入れ替わり上演されています。そして、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の母体となります。オペラのシーズンであれば、観客動員数はなんと約60万人となります。1999年に民営化され、現在は有限会社「GmbH」になります。
演目によっては立ち見席で見る事ができ、3ユーロで見る事ができるので是非見に行ってみてはいかがですか?
いかがだったでしょうか、短い間でしたがワーホリ協定国のおすすめ観光地はとりあえず一区切りつく形になります。少しでもワーホリ協定国に興味を持って頂ければ幸いです。
それではまた。